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今週末はGI馬が始動。中央競馬の秋が、いよいよ熱を帯びてきた。ローズS(18日、阪神、GII、芝1800メートル)の追い切りが14日、滋賀県の栗東トレーニングセンターで行われ、ディープインパクト産駒の桜花賞馬マルセリーナ(栗東・松田博資厩舎、牝3歳)は、CWコースでラスト1ハロン11秒5の鋭い伸びを披露。初コンビの福永祐一騎手(34)=栗東・フリー=は「活気がある」と好感触を伝えた。秋華賞(10月16日、京都、GI、芝2000メートル)での2冠達成へ向けて、視界は良好だ。ローズSの枠順は16日午前に確定。17日に前日発売が実施される。
全国リーディング首位の福永祐一騎手を鞍上に迎えたマルセリーナが、栗東CWコースを力強く駆け抜けて堂々の先着。秋の始動戦に向けて、桜花賞馬の態勢は万全だ。
「最後の1ハロンだけ伸ばした(強く追った)けれど、モタモタした感じはなかった。活気があるし、息遣いもよかった」
今回が初コンビとなるユーイチは、自ら志願して追い切りに騎乗。確かな動きに笑みを見せた。
僚馬ユニバーサルバンク(牡3歳オープン)を目標にゆったり進み、向こう正面で内から馬体を併せ、2頭が並んだまま直線へ。ラスト1ハロンで鞍上のゴーサインが出るとグイッと伸びて、GII京都新聞杯2着の実績を持つ相手を1馬身、突き放した。松田博資調教師(65)=栗東=も「いい動きだったな。ひと夏を越して、馬体もよくなった」と納得の表情だ。
全体の6ハロン86秒4は遅いが、前半ゆっくりで、直線で重点に追うのが松田博資厩舎のパターン。ラスト1ハロン11秒5の鋭い伸びなら文句なしだ。午前5時過ぎの暗闇の中でも容易に分かるほど、その走りは弾んでいた。
オークス4着後は北海道・千歳の社台ファームに放牧。夏の間にはオークス(452キロ)を大きく上回る490キロ近くにまで馬体が増えた。「体に伸びが出て、バランスがよくなったな。春はゴロンとした体つきだったから」。松田博師は、秋を迎えての確かな成長を心強く感じている。
桜花賞は父ディープインパクト譲りの強烈な末脚を繰り出して、直線で馬群を縫って差し切り勝ち。今年の3歳世代が初年度産駒の父に、GI初勝利をプレゼントした。オークスは良馬場発表でも、直前の大雨で馬場が湿ったことで、自慢の末脚を発揮できず。4コーナーで大外を回ったこともあり、松田博師は「納得はしていない」と復権に向けて意欲を燃やす。
重責を担ったユーイチは「GIを勝っているんだし、当然、走る馬。結果も内容も求められると思う」とトライアルから気合十分。GI2勝目を狙う秋華賞に向けて、今回は圧倒的な強さを見せつけたい。(宇恵英志)
★絶好調!福永騎手
福永祐一騎手はJRA89勝(14日時点)。83勝で2位の岩田康誠騎手(37)=栗東・フリー=に6勝差でトップに立っており、初の全国リーディング奪取に意欲満々だ。10日にはサマージョッキーズシリーズのチャンピオンも決め、勢いに乗っている。マルセリーナにはローズSと秋華賞での騎乗は決まっているが、同じ松田博厩舎所属で、コンビを組んでいる昨年のJRA最優秀2歳牝馬レーヴディソール(牝3歳)が今秋、骨折休養から復帰予定(レースは未定)で、その後は流動的。それだけに手綱を託されたローズS、秋華賞は負けられない戦いだ。なお、福永はローズSに14回騎乗して1勝2着5回3着4回。3着以内率は.714のハイアベレージと、相性がいい。
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