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16日の京都4R3歳新馬(ダート1200メートル)は、ミルコ・デムーロ騎手騎乗の1番人気チャーム(牝、栗東・藤岡健一厩舎)が先行策から抜け出して、直線の競り合いでもしぶとさを発揮してV。タイムは1分14秒2(良)。
アイノシルシが抜群のスタートを決めたが、無理に先行することはなく、内からタガノシェーヴルが先手を奪う。断然人気のチャームもこれを追って2番手。さらにメイショウバーズ、サフランハートなどが続き、アイノシルシもこの集団に控えた。直線に入ると2番手から抜け出したチャームがリードを広げるが、馬群から伸びてきたサフランハートがこれに迫る。2頭の叩き合いが長く続いたものの、最後まで抜かせなかったチャームが先着。人気に応えてデビュー戦を飾った。クビ差2着が7番人気のサフランハート。さらに1馬身3/4差の3着には5番人気メイショウバーズが入っている。
チャームは、父パイロ、母ミスアドーラブル、母の父Mr.Prospectorという血統。姉サマリーズは交流GI全日本2歳優駿の勝ち馬。3代母AdoredはデラウェアHなど米GI・2勝。
M.デムーロ騎手は「いいスタートが切れましたし、スピードも十分ですね。直線で先頭に立って、遊んでフワッとするところがありましたが、ラストで他馬がきたらまた伸びてくれました。着差以上に楽でした」と見た目には辛勝だったが、手応えを十分に感じている口ぶりだった。
★16日京都4R「3歳新馬」の着順&払戻金はこちら
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