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【日本ダービー】必殺仕分け人(3)調教
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2日目まで生き残っていたダノンバラードが回避。繰り上がり出走のロッカヴェラーノは初日の『戦績&ステップ』をクリアできておらず、生き残り馬は10頭で3日目のテーマである調教を迎えた。全18頭の最終追い切りだけでなく、中間の調整過程や好走パターンも検証した結果、あの良血馬を含む2頭が仕分けされてしまった。
〔1〕中間の調整
(最終追い切りを除く中間の調教を検証=最大5点減点)
《中4週》皐月賞組が該当。皐月賞が例年より1週繰り下がったため間隔は詰まるが、質、量ともに中身の濃い調教過程が求められる。
皐月賞馬オルフェーヴルは8日から坂路で週2本ペース。計5本の時計を出している。ジョッキー騎乗の1週前の時計も優秀で、減点なし。
2着サダムパテックは坂路で2本。2週続けてジョッキーが跨ってはいるが、坂路のみの馬としては、明らかに本数が足りない。4点減点。
5着ナカヤマナイトはWコースで日曜に上がりを伸ばし、水曜に追い切るパターンで入念。1週前も長めから時計を出すなど、十分に負荷をかけている。減点なし。
7着トーセンラーはCWと坂路を併用。しっかり追われた1週前も好内容で減点なし。11着ベルシャザールは坂路で4本と本数に不足はないが、4ハロン55秒を切る追い切りは1本だけ。2点減点。
15着ノーザンリバーは坂路、ポリトラックで水準以上の時計が3本。減点なし。16着オールアズワンも攻めを強化しており減点なし。
《中3週》青葉賞組が該当。負荷がかかる追い切りを2本消化したかどうかが目安だ。
ウインバリアシオンは1週前にジョッキーが騎乗したが、内容は上がりだけと不満。3点減点。
《中2週》NHKマイルC、プリンシパルS、京都新聞杯組。1週前にしっかり追っている馬が好走している。
クレスコグランドは22日にCWで初時計。5ハロン73秒3では物足りない。4点減点。
連闘後のトーセンレーヴは22日に坂路で15-15を消化したのみ。調整程度の中身では強調できない。大きく5点減点。
〔2〕最終追い切り
(本紙記者の調教採点が基準。S=減点なし、A=1~2点減点、B=3~4点減点。C=5点以上減点)
《減点なし》オルフェーヴルは古馬オープン馬を突き放す極上の内容。時計も満点。ナカヤマナイトは迫力十分。大一番に向けての意気込みが伝わる内容だった。サダムパテックは重い馬場で抜群の動き。調教駆けする馬とはいえ、最高潮のデキ。
《1点減点》ベルシャザールはジョッキー騎乗で併走馬を突き放した。時計以上の迫力。
《2点減点》トーセンラーは上々の反応。直線で手前を替えなかったぶんの減点。クレスコグランドは時計こそ平凡だが、ビシビシやれたことは好感。トーセンレーヴは連闘後でも直前はしっかりやれた。ウインバリアシオンは先行先着で動きとしては水準。
《3点減点》オールアズワンは元気はあるが、他馬と比較すると物足りない印象。
《4点減点》ノーザンリバーは馬なりで軽め。大一番に臨む前の調教としては不服。
〔3〕好走時との比較
(最大5点減点)
《減点なし》オルフェーヴルはここ2走と時計的にも遜色なし。好走パターンを踏襲しており満点評価。トーセンラーはいつも通りCWコース。きさらぎ賞時は馬なりだったが、負荷を強める分には減点の対象にはならない。ノーザンリバーはアーリントンC優勝時と同じく馬なりでラスト1ハロン12秒5を切っている。オールアズワンは大敗した皐月賞時の坂路追いから2歳時同様のコース追いに戻し、しっかり負荷をかけた。
《1点減点》ナカヤマナイトは共同通信杯時も皐月賞時も直前はしっかり追われていた。今回は軽く仕掛けた程度なのが気になるが、時計が優秀なため1点のみの減点。ベルシャザールはラスト1ハロン13秒台だが、ホープフルS優勝時が13秒0、スプリングS2着時も12秒8と大きな不安はない。
《2点減点》サダムパテックはここ2走、馬場が悪くてもラスト1ハロン12秒台。4ハロン51秒台は初だが、13秒台も初めてだけに…。トーセンレーヴは4ハロン52秒台でもラスト1ハロン12秒台を出してきた。馬場を考慮しても13秒台は不満。
《3点減点》ウインバリアシオンは青葉賞優勝時と比較して全体の時計が遅すぎる。
《4点減点》クレスコグランドはここ2走ラスト1ハロンを12秒台でまとめている。未勝利時代は13秒台もあるが、13秒7はかかりすぎ。
繰り上がり出走となったロッカヴェラーノを初日の『実績&ステップ』で検証すると、〔1〕重賞連対なし=減点8〔2〕重賞勝ちのない2勝馬=減点3〔5〕年明け以降にGI以外で6着以下=減点4〔6〕皐月賞で4着以下または6番人気以下=減点4の4項目で計19点の減点がある。これは18頭中最大の減点であり、脱落馬扱いとする。
★3日目の結論
この日は皐月賞馬オルフェーヴルのみが減点なし。96点でトップをキープした。トーセンラー、ナカヤマナイトの2頭が92点で並び、逆転を狙える位置につけている。
ここで脱落したのは、持ち点が80点を下回ったトーセンレーヴとウインバリアシオンの2頭。トーセンレーヴは連闘のダメージが気がかり。ウインバリアシオンも青葉賞後の上積みが感じられない点がネックだ。注目の超良血馬も、唯一の東京2400メートル勝ち馬も、仕分け人の厳しいジャッジはかいくぐれなかった。
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