まだウマニティ会員ではない方へ
会員登録(無料)するだけで、予想的中に役立つさまざまなサービスを無料で利用できます。
収支100万円超えの猛者がズラリ
全国トップ予想家たちの予想閲覧
予想に必携の高精度スピード指数
「U指数」を重賞で全頭公開
勝率40%超えを誇る堅軸候補
「凄馬」をメールでお知らせ
TVでも紹介!設定は10万通り以上
あなただけの予想ロボが作れる
この他にも20以上のサービスを無料で提供!
【有馬記念】吉田隼だ!アクターだ!4連勝で初GI
1,987
1
0
第60回有馬記念(27日、中山10R、GI、3歳上オープン国際(指)、定量、芝・内2500メートル、1着本賞金2億5000万円=出走16頭)吉田隼人騎乗の8番人気、ゴールドアクターが好位から直線で抜け出してGI初制覇。タイム2分33秒0(良)。4連勝での戴冠となった。今後は天皇賞・春(5月1日、京都、GI、芝3200メートル)を目標にする。クビ差の2着はサウンズオブアース。1番人気でラストランのゴールドシップは見せ場を作ったが8着に敗れた。
12万7000人の熱い視線が注がれるゴール前で、ジョッキーは大歓声に負けぬ大声で愛馬を励ました。外から追いすがるライバルをクビ差で抑えたのは苦労人ジョッキーの執念か。第60回のメモリアル有馬記念というひのき舞台は、ゴールドアクターと吉田隼騎手のコンビ愛にあふれていた。
「歓声は聞こえていましたが、僕もガムシャラに大声を出して追いました。ゴールした瞬間は気持ちよかった。勝ったんだなって」
8歳違いの兄・豊の後を追って騎手になって12年目。初めてつかんだGIのタイトルにジョッキーは左手を突き上げて観衆に応えた。「GIジョッキーになりたくてこの業界に入った。くじけずにやってきてよかった」と、夢にまで見たGI勝利をかみしめるように喜んだ。
好スタートを決めるとダッシュを効かせて先行態勢。最初のコーナーで外からキタサンブラックがくると、今度は逆に抑えて前に壁を作った。
「自分だからこそスタートして出して行けた。他の騎手だったら、あの馬のテンションを考えて控えたかも。でも僕は抑える自信がありました」
昨夏の500万下からずっとコンビを組み、アクターを知り尽くしているからこその騎乗ぶり。道中は好位の3番手からゴールドシップが外から仕掛けても焦らず。直線で満を持して追い出すと、アクターもジョッキーの気持ちにこたえて最後の競り合いを制した。
11月29日の東京競馬で他馬に蹴られて右膝蓋骨を骨折。痛み止めをしてでも今回の騎乗にこだわった。「乗り替わる可能性もあったけど、この馬に一番うまく乗れるのは僕だから『有馬記念までに体を動かせるようになります』とお願いしました。この馬に乗って足が曲がらなくなってもいいと思った」と、まさに執念の騎乗で結果を出してみせた。
「ゴール前では、久々に声が出ました。本当にうれしかった。馬に感謝です。3歳の頃はまだ弱いところがあったけど、4歳になって力をつけて、良くなっているとは思っていたけど、ここまでとは」
こちらもGI初勝利。中川調教師もはにかんだような笑みを見せた。今後は天皇賞・春を目標にしていく予定だ。
人気面では脇役の存在から頂点を極めたゴールドアクターと吉田隼騎手。このコンビが来年の競馬界の主役を務めていく。 (柴田章利)
★27日中山10R「有馬記念」の着順&払戻金はこちら
コメント投稿
コメントの投稿は会員登録(無料)が必要です。レース情報
最新注目競走馬
総賞金ランキング |
|