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有馬記念は小回りで直線も短い中山の芝2500メートルを舞台に行われるため、ジョッキーのレースの進め方が非常に重要になる。歴史的名手で有馬記念でも史上最多タイの3勝をマークした岡部幸雄氏(67)は、今年はある程度前のインにつけるのが理想と指摘。注目ジョッキーにサウンズオブアースのミルコ・デムーロ、ルージュバックの戸崎圭太の2人を挙げた。
今年の有馬記念は大混戦だけに、ジョッキーにかかる比重が大きくなる。その点で注目したいのがサウンズオブアース。前走のジャパンカップでは1コーナーで他馬と接触して折り合いを欠きながらも、5着と力を示した。
コンビを組むのは今春、欧州からJRAに移籍したミルコ・デムーロ騎手で、6日から26日までGI2レースを含み、4週連続重賞制覇と、今、乗りに乗っている。いいときというのはコース取り、ペース判断など、すべてがうまくいくものだ。
スローペースが予想される今回は、馬場状態の良さも加味して考えれば、ある程度前のインというポジションが理想。サウンズオブアースは前に行ける脚を備え、欧州のジョッキーは少々馬場が悪くても距離ロスのないインにこだわる傾向があるので、デムーロ騎手もそんな位置取りをするのではないだろうか。
昨年、ジェンティルドンナを勝利に導いた戸崎圭太騎手がコンビを組むルージュバックのレース運びも興味深い。前走のエリザベス女王杯は休み明けのうえ、スタート直後につまずいて最後方からの競馬を強いられながらも4着と、改めて能力の高さをアピールした。
乗った者にしか分からないことがあるのを承知でいうと、ルージュバックは牡馬を相手に3番手から抜け出して圧勝した4戦前のきさらぎ賞のようなレースがベストだと思う。枠は外寄りの(13)番だが、少々脚を使ってもいいから、最初の4コーナーまでに前の位置を取りにいった方がいいだろう。
上位人気が予想されるラブリーデイは本質的にはもう少し短い距離がいいタイプ。レースが上手なので、絶好の(4)番枠を生かしてどこまでロスなく立ち回れるかがポイントになる。
2012年の覇者でラストランになるゴールドシップは、スタートが遅いので(15)番枠は包まれないぶん、内枠よりはいい。ただ、スローペースだと2周目の3~4コーナーは各馬が団子状態になることが予想され、ゴールドシップのような外からまくっていくタイプには距離ロスが大きくなるリスクがある。器用ではなく馬群に入れにくい面もあり、約2年ぶりにコンビを組む内田博幸騎手のコース取りも見どころといえる。
シーズン末期の有馬記念は、GIでハードな戦いを続けてきた馬には調整の難しさがつきまとうレース。それを考えれば、本格化したばかりのゴールドアクター、アルバートの勢いはアドバンテージになるだろう。 (JRA元騎手)
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