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年末のグランプリ(GP)として定着した有馬記念は、外国人騎手が馬券に絡むレースでも知られる。サウンズオブアースに騎乗するミルコ・デムーロ騎手(36)は、3月にJRA騎手としてデビューしてから大活躍中。わずか9カ月余りで重賞10勝(そのうちGI4勝)と、ターフを席けんしている。2010年ヴィクトワールピサに次ぐグランプリ制覇を狙って、自信の出陣だ。
近年は有馬記念といえば、外国人騎手の活躍が目立つレース。5年連続で馬券に絡んでおり、外国人抜きで暮れのグランプリは語れない。
今年の注目はミルコ・デムーロ騎手。ジャパンC5着のサウンズオブアースとのコンビで強敵に挑む。
「競馬が上手。好きなタイプの馬で、ポテンシャルは高いよ」
前走は1コーナーで他馬に接触するなどの不利を受けたことで、最後のひと伸びを欠いた。「スムーズなレースができなかったからね。仕方がない。でも、最後まで頑張っていたから」と敗因が明確なだけに、前向きな気持ちで挑める。
デムーロ騎手の魅力は大レースに強い点だが、GI14勝中7勝が中山競馬場。皐月賞を4勝し、有馬記念は2010年にヴィクトワールピサで制している。コース特性を熟知している“中山マイスター”だ。
「直線が短くて、コースも狭い。馬群が密集しやすいから、コース取りが大事。(最後の)4コーナーで、いいポジションを確保しておきたいコースだね」と攻略ポイントを語る。
サウンズオブアースは、3月の日経賞(4着)で有馬記念と同じ中山の芝2500メートルを経験済み。「あのときは最後にいい脚を使っていた。折り合いは大丈夫な馬だし、コースは問題ない」ときっぱり言い切る。重賞は未勝利だが、日本レコードで決着した昨年の菊花賞で2着に入るなど、能力はGI級。「他にも強い馬はいるけど、ボクの馬にもチャンスがある。いいレースができれば」と力を込めた。
今年3月にはルメール騎手とともに、外国人初のJRA所属騎手となった。ここまで114勝をあげ、ドゥラメンテで皐月賞とダービー、サンビスタでチャンピオンズC、リオンディーズで前週の朝日杯FSを制してGIは4勝。12月に2勝しているように絶好調で波にも乗っている。
「素晴らしい1年。大きいレースを含め、いろいろなコースでたくさん勝てた」。忘れられないメモリアルイヤーを大好きな中山の有馬Vで締めくくる。ミルコの豪腕が、サウンズオブアースをグランプリホースへ導く。 (宇恵英志)
★22日のサウンズオブアース
坂路を軽く登坂し、23日の追い切りに備えた。藤岡調教師は「有馬記念が一番いい状態になるローテを組んできたし、中山も距離も大丈夫」と初のGI制覇に闘志を燃やしている。
ミルコ・デムーロ(Mirco Demuro) 1979年1月11日生まれの36歳。イタリア出身。94年に見習い騎手免許を取得し、97年から4年連続でイタリアのリーディングジョッキーに輝く。JRAには短期騎手免許で99年から毎年来日。13年に日本での通年騎乗を目指して、JRAの騎手免許試験を受験したが不合格。2度目の受験で合格し、15年3月からJRA所属の外国人ジョッキーとしてデビューした。10年有馬記念(ヴィクトワールピサ)など、22日現在でGI14勝を含む重賞41勝。
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