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【有馬記念】レース展望
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いよいよ今年の中央競馬もフィナーレを迎え、暮れの風物詩であるグランプリ有馬記念(中山、GI、芝2500メートル)が行われる。世代交代という毎年のテーマに加え、年度代表馬の行方にもかかわる大一番であり、目が離せない。
節目となる60回目の今年、最も注目されるのは、2年連続ファン投票1位でここが引退レースとなるゴールドシップ(栗東・須貝尚介厩舎、牡6歳)だ。これまでにGI・6勝をマーク。有馬記念は3歳時に優勝し、昨年と一昨年も3着に好走している。相性がいい条件なのは間違いない。
休み明けだった前走のジャパンCは10着に敗れたが、勝ったショウナンパンドラとの差は約2馬身半とわずかなもの。叩かれての上積みは十分に見込め、得意の中山ならチャンスは大いにある。コンビ再結成となる内田博幸騎手はこの馬のGI6勝中4勝をマークしているように、ベストパートナーと言っていい。1969、70年スピードシンボリ、84、85年シンボリルドルフ、88、90年オグリキャップ、98、99年グラスワンダー、2002、03年シンボリクリスエス、11、13年オルフェーヴルに次ぐ7頭目の有馬2勝がかかる一戦。昨年のジェンティルドンナに続いて引退の花道を飾るシーンが期待される。レース後には引退式も行われる予定だ。
今年、宝塚記念、天皇賞・秋とGIを2勝しているラブリーデイ(栗東・池江泰寿厩舎、牡5歳)にとっては、勝てば年度代表馬の可能性も出てくるだけに重要な一番になる。年度代表馬争いは、安田記念、マイルチャンピオンシップ、香港マイルとGIを3勝するなど今年6戦無敗のモーリス(美浦・堀宣行厩舎、牡4歳)が一歩抜け出しているムードだが、ラブリーデイがここを勝てば、行方は分からない。
1番人気に支持された前走のジャパンCは3着に敗れたが、本質的には2000メートルあたりがベストのタイプ。今回は前走からさらに100メートル延びるが、舞台は小回りの中山に替わる。レースが上手な馬だけに、陣営も「むしろ今回の方が舞台は合う」と巻き返しに意欲的だ。当初から秋4戦を意識した仕上げで臨んでおり、中間の調整にも疲労の色は感じられない。年明けの中山金杯で重賞初制覇を果たしてから、大きく飛躍した一年。最初を勝ち、最後も締めくくって、年度代表馬争いに大きくアピールしたいところだ。
ジャパンCを制したショウナンパンドラ(栗東・高野友和厩舎、牝4歳)も、もちろん争覇圏内だ。気楽にレースができた前走と違い、今回は注目度が高くなっている。歴代単独トップの有馬記念4勝目がかかる池添謙一騎手がどうレースを進めるかが焦点だろう。産経賞オールカマーでは強い内容でヌーヴォレコルト以下に快勝しており、コースに不安はない。
ジャパンCでクビ差の2着に好走したラストインパクト(栗東・松田博資厩舎、牡5歳)は、騎乗予定だったライアン・ムーア騎手が香港で騎乗停止処分を受けたため、菱田裕二騎手とのコンビに戻る。昨年(7着)は脚を余し、天皇賞・秋(12着)では2コーナーで内ラチに接触するアクシデントがあっただけに、鞍上も期するところがあるはず。スムーズなレースができればGIでも通用することは前走で証明しており、手綱さばきが興味深い。
ジャパンC5着サウンズオブアース(栗東・藤岡健一厩舎、牡4歳)は、ゴチャついた1コーナー手前で不利があった。引き続きコンビを組むミルコ・デムーロ騎手は、6日のチャンピオンズC(サンビスタ)、12日のチャレンジC(フルーキー)、20日の朝日杯フューチュリティS(リオンディーズ)と3週連続重賞制覇と波に乗っているだけに、巻き返しても不思議はない。
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