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栗東トレセンに潜入3日目、東京サンスポの板津雄志記者(36)はデイリー杯2歳Sで2着だったシュウジに注目した。坂路での最終追い切りで圧巻のラスト1ハロン11秒7をマークし、サンケイスポーツ調教評価で文句なしのS評価を獲得。前走からの逆転劇があるのか、陣営を直撃した。
度肝を抜かれた。岩田騎手の追い出しに、シュウジがブレのない力強いフットワークで応える。残り300メートルから年長馬のピークトラム(1600万下)を瞬時に突き放して5馬身の先着。この日最速となるラスト1ハロン11秒7(4ハロン52秒2)が計時されると、周囲から驚きの声が上がった。
早速、厩舎にお邪魔すると橋口慎調教師が迎えてくれた。橋口弘調教師の息子で、柔らかい表情が似ている。
「すごかった。バケモンですね。重い馬場だったし、馬場が荒れた時間帯にもかかわらず、これだけ動けるなんてね」
やはりこの動きを見せられて驚かない人はいない。「きょうは坂路だったが、中間は毎日、コース(CW)で乗ってきたぶん、伸びのあるフォームになってきた。10キロ増だった前走より、体も締まって、前走時とは動きのキレが明らかに違う」と続けた。
前走のデイリー杯2歳Sはエアスピネルに3馬身半差の完敗で初黒星を喫したが、「スタート後に外へ大きく膨れるロスがあって、立て直したときにハミが掛かってしまった。チグハグなレースだったのに2着によく粘ったと思う」と橋口慎師。陣営は力負けと思っておらず、リベンジへ燃えている。
中間は岩田騎手が時間が許す限り調教をつけている。「橋口(弘)先生が小倉2歳Sから僕を指名してくれたことに恩を感じている。その気持ちに応えたい。やってきたことに対して、馬も裏切らない」。調教開始の1時間半前から厩舎に行き、手入れから装鞍、調教前の準備運動まで。競馬の日も関西で騎乗するときは、午前2時半前に厩舎へ顔を出す。岩田騎手の付きっきりの調教で思い出されるのが、2012年のダービー。ディープブリランテを見事世代の頂点へ導いた。
人馬一体を目指すために全力を尽くす鞍上は「動きはすごかった。乗っていて気持ち良かった」と満足げな表情を浮かべた。
まだ勝負付けは済んでいない。前走からガラリ一変の気配なら、逆転戴冠も十分にある。 (板津雄志)
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