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13日の中京5R2歳新馬(芝2000メートル)は、鮫島克駿騎手騎乗の3番人気ウルトラバロック(牡、栗東・松田国英厩舎)が逃げて直線も馬場の真ん中を通って押し切り、初戦勝ちを飾った。タイムは2分7秒3(稍重)。
外からウルトラバロックが先手を取り、スマートリディアが2番手でマーク。その後ろにショウナンアストル、さらに人気のトーホウリーガルと続く。スローペースで流れ、ウルトラバロックは直線に向くと馬場の真ん中に進路を取り、内ラチ沿いを回る馬や外に持ち出す馬など、ほとんど横一線という状態での追い比べとなった。最後は内ラチ沿いのテイエムナナヒカリとウルトラバロックの争いに中からショウナンアストルも加わったが、ウルトラバロックがしのぎ切ってV。うれしい新馬勝ちを決めた。1/2馬身差の2着は5番人気のテイエムナナヒカリ。さらにクビ差の3着には7番人気ショウナンアストルが入っている。
ウルトラバロックは、父ヴィクトワールピサ、母レンII、母の父Bob Backという血統。母はイタリアGIIIドルメロ賞の勝ち馬。姉レインダンスはGI秋華賞の2着馬。姉レンドフェリーチェはオープン特別の紫苑S勝ち馬。
鮫島駿騎手は「3~4コーナーは馬場のいいところを走らせました。スローペースで直線だけの競馬でもしっかり反応してくれましたね」と味のある内容の新馬勝ちを振り返っていた。
★13日中京5R「2歳新馬」の着順&払戻金はこちら
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