最新競馬ニュース

【フェブラリーS】池江郎師バーディ締め


©サンケイスポーツ


 1,355  0  0

【フェブラリーS】池江郎師バーディ締め

 バーディバーディを管理する池江泰郎調教師(69)は今月で定年引退するため、フェブラリーSが最後のGI挑戦。数多くのビッグタイトルを獲得してきた名トレーナーは、伸び盛りの4歳馬を自信を持って送り出す。GIで“有終の美”を飾ることができるか。

 先週の京都記念トゥザグローリーで制し、区切りの重賞70勝目を飾った名伯楽にとって、いよいよ最後のGIが近づいてきた。2月で定年を迎える池江郎調教師は、GI18勝目を刻むべく渾身の仕上げを施してきたバーディバーディにすべてを託す。

 「最後のGI? 最後という感じはしないけど、悔いのないように、しっかり仕上げて挑みたい。先週にでもレースに使えたくらいだし、馬はいい感じだよ」

 メジロマックイーンディープインパクトら歴史に名を残す名馬たちを管理し、GIに欠かせない顔だった。フェブラリーSも03年にゴールドアリュールで制覇。今回送り込むバーディバーディもダート界の王者にするために、鍛えに鍛えてきた秘蔵っ子だ。

 「この中間は不足のない相手(トゥザグローリー)と調教を積んできた。あす(16日)の最終調教もビシッとやる。加減はしない。それがウチのやり方だから」と指揮官。2、9日と“池江郎流”らしく、2週に渡ってハードな併走追いを消化。文句なしの態勢が敷かれている。

 前走の交流GI東京大賞典は自ら動く早めの競馬で3着。若干、長いと思われる2000メートルを考えれば上々の内容だった。トレーナーも「勝ちに行っての結果。内容は良かった。次につながる競馬ができたと思う」と高い評価を与える。それに比べれば、3戦2勝と実績を残す東京ダート1600メートルに舞台を移すのは、心強い限りだ。

 00年のフェブラリーSでは、工藤嘉見調教師がウイングアローで有終の美を飾ったが、池江郎調教師もGIラストステージの劇的Vへムードは盛り上がっている。

 「左回りの方がいいし、実績のあるコース。相手は強いけど、距離もいいと思うからね」と池江郎調教師。感動のシーンが用意されていると信じたい。 (宇恵英志)

サンスポコムFacebookへ

 ナイス!(0

このニュースへのコメント

コメントはありません。

関連競馬ニュース

新着競馬ニュース

人気競馬ニュース

会員登録(無料)でできること

レース情報

今週の注目レース

3月31日()
大阪杯 G1
3月30日()
ダービーCT G3

⇒今週の番組表へ

先週のレース結果

3月24日()
高松宮記念 G1
マーチS G3
3月23日()
日経賞 G2
毎日杯 G3

⇒先週の番組表へ

総賞金ランキング
JRA競走馬総賞金ランキング
4歳以上
1 ドウデュース 牡5
102,726万円
2 スターズオンアース 牝5
84,098万円
3 リバティアイランド 牝4
74,444万円
4 ディープボンド 牡7
67,569万円
5 ジャスティンパレス 牡5
65,388万円
6 シャフリヤール 牡6
59,685万円
7 タスティエーラ 牡4
57,005万円
8 ジャックドール 牡6
49,004万円
9 ソールオリエンス 牡4
48,668万円
10 ナムラクレア 牝5
47,685万円
» もっと見る

3歳
1 ジャンタルマンタル 牡3
13,291万円
2 アスコリピチェーノ 牝3
10,494万円
3 コラソンビート 牝3
9,942万円
4 シンエンペラー 牡3
9,128万円
5 レガレイラ 牝3
8,278万円
6 エトヴプレ 牝3
8,244万円
7 シックスペンス 牡3
7,287万円
8 スウィープフィート 牝3
7,286万円
9 コスモキュランダ 牡3
6,641万円
10 ノーブルロジャー 牡3
6,495万円
» もっと見る