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【東西現場記者走る】ブラン変身!中竹師「明らかに成長」
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阪神ジュベナイルフィリーズを担当する東京サンスポの藤沢三毅記者(29)は連載3日目、7月の函館2歳Sを圧勝したブランボヌールに注目。栗東坂路でシャープな動きを披露し、サンケイスポーツ調教評価も『S』をゲット。3カ月半ぶりだったファンタジーS3着から上積みは確実。巻き返しを図る陣営の勝算に迫った。
午前7時で栗東トレセンにある温度計の表示は0度。冷たく澄み切った空気を切り裂き、ブランボヌールは単走で軽快に坂路を駆け上がった。
「いい動きでしたね。満足満足。バネの利いた走りをしていました」。中竹調教師は納得の仕上がりに何度もうなずいた。
4ハロン54秒2と特筆するタイムではなかったものの、しまい重点で抜群の反応を見せ、ラスト1ハロン12秒3。全身を使った柔らかみのあるフォームで、まばゆい朝日に照らされた芦毛の馬体はひときわ輝いてみえた。
「雰囲気的には仕上がっています。しっかりと負荷をかけられたし、落ち着きもあります」。2週連続で追い切りにまたがった岩田騎手は状態の良さに胸を張る。
函館2歳Sを制し、世代で最初の重賞ウイナーとなった。2着につけた3馬身半差は、函館競馬場の馬場が改修された1994年以降に良馬場で行われた同レースでの最大着差。短い直線で大外から差して突き放したのだから価値がある。
それだけのパフォーマンスを見せながら、中竹師は「あの頃はまだ子供でした」と振り返る。3カ月半ぶりで「阪神JFを意識した仕上げ」だったファンタジーSでも、直線でインの狭いところから伸びてタイム差なしの3着と力を示した。
トレーナーは「前走を使った上積みはあります」と変わり身を強調し、「函館のときと比べて明らかに成長していますよ。子供から少女に変わりました」と独特の言い回しで進化を伝えた。
サクラバクシンオー産駒の母ルシュクルは中竹厩舎所属で、阪神JF11着。距離克服が鍵になるが、「母とは体のつくりも走り方も違います。同じなのは色(芦毛)だけ。素直で折り合いがつくので距離は心配していません」と不安はない。
ジョッキーも「スピードと瞬発力に、自在性があります。阪神外回りは3コーナーまでの距離が長く、この馬の持ち味が生きるコース。1ハロン延びても関係ない」を自信をのぞかせた。
夏の函館にきらめいた一番星は、5カ月の時を経て世代のアルファ星として輝くかもしれない。 (藤沢三毅)
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