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【東京大賞典】バーディ黄金時代のダート王


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【東京大賞典】バーディ黄金時代のダート王

 有馬記念ヴィクトワールピサを筆頭にジャパンC勝ちのローズキングダムなど、今年の3歳世代は近年、稀にみるほど強力だ。東京大賞典でもJRAの3歳馬バーディバーディは侮れない存在。上り調子でダートの年度総決算レースに挑む。

 ジャパンCで繰り上がりながらローズキングダムが3歳馬として9年ぶりに優勝、有馬記念でもヴィクトワールピサが8年ぶりに3歳制覇を果たした。今年の3歳世代は間違いなくハイレベルだ。

 東京大賞典でも3歳のバーディバーディは十分注目に値する存在。春に交流GII兵庫CS、GIIIユニコーンSと重賞を連勝しながら、その後は案外な成績が続いているが、前走のジャパンCダート4着は高く評価できる内容だった。逃げ切ったトランセンドは一枚も二枚も上だったが、全体としては差し・追い込み馬に有利な流れ。その状況下でトランセンドに食らいついて行って、大崩れしなかったのだから、力をつけているのは明らか。当時、初めてコンビを組んだ池添騎手が「直線で勝ち馬(トランセンド)に並びかけた時には勝ったと思ったぐらい」とVを意識したほどだった。

 25日の最終追い切りは栗東ポリトラックで6ハロン77秒8、ラスト1ハロン11秒2(強め)を抜群の動きでマークした。元々使いつつ調子を上げてくるタイプだけに、叩き4戦目の今回はまさに一番の走り頃といえる。

 「大井の2000メートルはJDD(6着)でも走っているが、あの時は夏の暑さが結果的に影響していたように思う。(今秋3走は)古馬に混じって歯がゆいレースが続いているけど、状態に関しては使いつつさらに上向いているので期待したいね」というのは来年2月一杯で定年を迎える池江郎調教師。独特のスパルタ仕上げで、今年最後のGI獲りに意欲を見せる。

 枠順も〔6〕枠(10)番なら問題なし。スマートファルコンがハイペースの逃げに持ち込む構えを見せているが、脚質に自在性があるバーディは好位差しにもシフトできる。2010年最後の大一番。バーディバーディがダート界でも3歳馬の強さを証明する。(片岡良典)

 

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