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【有馬記念】ブエナやっぱり最高11秒6
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雪辱、そして年度代表馬へ-。女傑ブエナビスタが22日、滋賀県の栗東トレーニングセンターのCWコースで最終追い切りを行った。単走で6ハロン86秒5、ラスト1ハロン11秒6。末脚を伸ばす予定通りの調教を消化した。2着降着となったジャパンCのダメージは皆無。グランプリで改めて国内最強を証明する。
今年最後の大一番を迎えても、気負いはまったく見られなかった。ジャパンC1位入線→2着降着から、復権を誓って臨むグランプリ。ファンの夢を叶えるため、そして改めて現役最強馬を証明するため、ブエナビスタはあくまでも自らのスタイルを貫き、普段通りのラスト重点の追い切りで決戦への態勢を整えた。
「有馬記念だからといって特別なことはしないし、追い切りの指示はいつも通り。秋3戦目だが馬体が減ることもなく、うまく調整ができた。いつも通り最高ですよ」
追い切りを見届けた松田博調教師の笑顔が、順調な仕上がりを物語る。
午前7時の開門から間もないCWコースに、トレードマークの黄色いメンコを着けた女傑が登場。前半は外ラチ沿いをゆっくりと進み、少しずつ加速していく。戦闘モードに切り替わったのは直線半ば。鞍上がステッキを抜いたが、叩く必要はなかった。雨で重くなった馬場も苦にすることなく、集中力に満ちた走りでグイグイと伸び、フィニッシュを決めた。
6ハロンは86秒5と遅かったが、ラスト1ハロンは11秒6とすばらしい切れ味を見せつけた。さらに、以前は1頭だと気を抜く面があったが、この日はまったくの単走。“目標”がなくても、気を抜かずに走れるようになったことが進化した証明だ。
「1年経ってトモ(後脚)の筋肉がつくべきところについてきた。今年の中では、いちばんいい状態でいけると思うよ」
松田博師の目にも確かな成長が映し出されていた。ジャパンCが過去最高体重の462キロだったように、馬体面でも女王は確実にパワーアップ。今では心身ともに、隙はまったくない。
「前回は前回のこと。今回はスッキリ勝ってくれればいいけどな。ファン投票で1位に選ばれたわけだし、それに応えたいと思っているよ」
ジャパンCの苦い結果を封じ込めて、松田博師は有馬記念に全力投球。ブエナはトレーナーの期待に応えて、文句のない状態に仕上がった。昨年、ドリームジャーニーの2着に敗れたグランプリで雪辱を果たしたとき、“ブエナ最強伝説”が再び幕を開ける。(瀬戸聡)
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