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【朝日杯FS】パテック、文句なしの配合


©サンケイスポーツ


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 サダムパテックの父フジキセキは94年の覇者。産駒はスプリンターやダート向きが多いが、今年のNHKマイルCをダノンシャンティが勝っているように、配合次第で距離はこなせる。母の父は凱旋門賞馬エリシオで、スピードとスタミナを補強。切れ味、パワーともに優れており、二千前後までこなせそうだ。仕上がりも早く、2歳王者に輝く可能性は高い。

 アドマイヤサガスも母の父ゴーンウエストが粘り強さを伝えているので、マイルは持つ。ただし、母系が米国のファミリーで単調さがあり、切れ味に欠ける。早めに抜け出す形が理想だ。

 初年度産駒が好調のハーツクライだが、自身は3歳になってからデビュー。産駒が本当に良くなるのはこれからだろう。リフトザウイングスの母系は、二千前後で粘り強い走りを見せるのが特徴。現時点での完成度では見劣り、距離も短い。

 ディープインパクト産駒も、本格化するのはこれからだろう。ただし、リアルインパクトは半兄にアイルラヴァゲインオーシャンS)がいるように母系は完成が早く、短距離向き。現時点でも通用する可能性がある。リベルタスは母が仏オークスなどの勝ち馬で、半兄にローエングリンなど。将来性は非常に高いが、2歳のGIでは分が悪い。

 ロビンフットの父ゼンノエルシドは、01年マイルCS勝ち馬。母の父がサンデーサイレンスで、07年GIII富士Sを勝ったマイネルシーガルと同じ配合となっている。同馬は朝日杯FSでは6着だった。母系はシンボリの良質なファミリー。切れ味に欠けるので勝つまではどうかも、上位を争う可能性は十分だ。

 マイネルラクリマの父チーフベアハートの産駒は、マイネルレコルトが04年にV。母系は古いが名門系で、スピードがあって粘り強くマイルはベストだ。配合されている種牡馬の質も上級。チャンスは十分にある。

 京王杯2歳Sを制したグランプリボスの母系は、種牡馬の特徴を強く出す傾向がある。能力は高いが、父がサクラバクシンオーではマイルへの距離延長は不安だ。

 マジカルポケットは、母系にスプリンター色が濃く感じられる。父がジャングルポケットなので、マイルに対応できても不思議ではないが、間隔が開いての2ハロン延長は厳しい。(血統取材班)

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