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何を置いても主役はブエナビスタ。松田博厩舎は阪神JFをレーヴディソールで制して、ジャパンC降着の不運もアッサリと吹き飛ばした。GIの翌朝には、恒例の“一夜明け”取材。しかし、大阪サンスポの宇恵英志記者が松田博厩舎に向かうと、思わぬ肩すかしを食らった。「昨夜は忘年会だったんですよ」と語る当番(全休日のカイバを全馬に与え、異状がないかチェックする係)の大當調教助手も、心なしか眠そうだ。忘年会がGIの祝勝会を兼ねたとなれば、盛り上がりは容易に想像できる。ブエナ担当の山口厩務員も、早朝は不在。翌日の心配もなく宴を楽しんだスタッフは、グランプリに向けて充電完了というところだろう。震える寒さと小雨の中、宇恵は不機嫌な様子で報告を済ませた。
◇
その頃、東京サンスポ編集部では、有馬記念に向けた紙面構成会議が開催されていた。整理部・豊田裕基デスクの号令のもと、部長の加藤博司とデスクの下村静史が参加して、10数人が密室で何やらコソコソと…。この会議の結果によっては、ムチャな指示が出る可能性も十分ある。内勤を終えて美浦に向かう片岡良典は、気が気ではないまま出発した。会議を終えた下村も防寒対策を整えて栗東へ。サンスポの競馬班は、グンとテンションが上がってきた。
◇
“万助”こと水戸正晴は、JRA六本木事務所で職員に今年のグランプリに寄せる期待を取材していた。職員によると「当日はオグリキャップメモリアルのイベントもふんだんに行います。ジャパンCの上位馬や、勢いのある3歳馬が出てくるので、有馬記念はJRA賞の各部門を占う意味でも白熱したレースを期待しています」とのこと。売り上げ目標は昨年の約404億円を上回り、一昨年の約428億円を目指すそうだ。総力を挙げてグランプリに向けて努力するJRA職員の声を聞きながら、万助は「オグリキャップメモリアルか。先週の阪神JFも芦毛がワンツースリーだったし、これは何かのヒントかも…」と内心で妙なソロバンを弾いていた。そして、いつものように酒とツマミを手に美浦へと向かう。決戦まであと12日-。
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