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マイルCS(11月21日、京都、GI、芝1600メートル)の追い切りが17日、茨城県・美浦トレーニングセンターで行われ、今年のGI高松宮記念の覇者キンシャサノキセキ(美・堀、牡7)がライアン・ムーア騎手(27)=英国=を背に、ポリトラックコースで抜群の伸びを披露。先週のエリザベス女王杯をスノーフェアリーで圧勝した名手を迎えて、GI2勝目に突き進む。なお、ムーア騎手はエリザベス女王杯のレース後の検量について疑惑が持ち上がったが、陣営の不注意によるものとJRAは判断。今週末の騎乗は問題ない。
7歳という年齢を感じさせない動き。むしろ今がピークではないかと思わせるほどの力強さ。高松宮記念を制して春の短距離王に輝いたキンシャサノキセキが、2つめのGI奪取に向かって、美浦のポリトラックコースを豪快に駆け抜けた。
「息づかいも良かったし、もう仕上がっているね。とてもいい追い切りだったし、日曜が楽しみになったよ」
14日のエリザベス女王杯をスノーフェアリーで制した英国の名手、ライアン・ムーア騎手がそう絶賛するほど、素晴らしいデモンストレーションだった。
小雨のそぼ降る天候でも、馬場状態に影響を受けにくいポリトラックをゆったりとスタート。直線でアルジェンテウス(牡3、500万下)の内に入れると、ムーアのゴーサインを受けて、沈み込むように加速する。ムチを入れて抵抗を試みるパートナーを、瞬時に3馬身も突き離した。5ハロン(1000メートル)64秒9、3ハロン(600メートル)36秒5、ラスト1ハロン(200メートル)は11秒9と抜群の伸び。馬体も、動きも万全の状態に仕上がった。
「追い切りとしてはもう少し、相手に食らいついて欲しかったかな、とは思いますが、体調そのものは、本当に絶好調じゃないですかね。年齢はまるで感じさせません。普通の若馬よりも若いぐらい」
堀宣行厩舎の橋本篤典調教助手が状態に自信を見せる。高松宮記念V以来、約5カ月ぶりに出走を予定していたセントウルSを疝痛(腹痛)のため出走を取り消し、結果的に半年ぶりでGIスプリンターズSに挑み2着(3位入線後、繰り上がり)。連勝は4でストップしたが、地力の高さは存分にアピールした。
今回は08年GIII京都金杯(10着)以来の芝1600メートル戦が最大のポイントとなる。それでも「追い切りは併せ馬でやりましたが、以前と違ってひどい引っ掛かり方はしないですからね。馬の後で脚をためられれば」。パートナーがいてもムキになることがなくなり、大人になったキンシャサを橋本助手は信頼する。
勝てば年間短距離GI2勝で、JRA賞・最優秀短距離馬に選出される可能性は高い。キンシャサノキセキが、2週連続GI制覇に意欲を見せるムーアという心強いパートナーを得て、2つめのビッグタイトル制覇へ突き進む。(柴田章利)
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