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【天皇賞・秋】アーネストリー「95%超え」


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【天皇賞・秋】アーネストリー「95%超え」

 札幌記念の勝ち馬アーネストリーは栗東の坂路で抜群の動きを披露。デビュー以来、最高の仕上がりで決戦の舞台に向かう。枠順は28日午後に確定。東日本地区ではウインズ新橋、後楽園で29日午後2~7時まで金曜発売される。

出走予定馬へ

 札幌記念の完勝は盾獲りへの序章に過ぎない。中距離王者を目指すアーネストリーが、坂路で最高のパフォーマンスを見せた。

 主戦の佐藤哲騎手を背に坂路へ。適度な気合乗りを見せながら、道中の折り合いはバッチリ。ラチ沿いを弾むようなステップで真一文字に突き進む。残り2ハロンから鞍上がGOサインを出すと、チップを高々と蹴り上げる。右ムチが一発入ると最後の力を振り絞って、もうひと伸びを見せて、4ハロン51秒9、ラスト1ハロン12秒7をマーク。約2カ月ぶりの実戦となるが、太め感はなく、きっちりと仕上がった。

 「時計は関係なく、ここまでいい調整ができたのは良かった」と追い切り終了後の佐々木晶調教師は満足そうな表情を見せた。

 前走後は函館に5日ほど滞在してから栗東へ帰厩。最初はプール主体で調整を進めていたが、コースで15-15を乗り始めてから、全体的な柔らかみが戻り体も締まってきた。「札幌記念はGIIで宝塚記念よりもメンバーが弱かったので自信を持って行けた。宝塚が75%で前走が80~85%。きょうの動きを見てると状態は95%を超えたかな。だいぶボクのイメージに近づきつつあるし、GI(制覇)も見えてきた」と愛馬の充実ぶりにトレーナーは目を細める。

 さらに「GIを勝たないと海外(遠征)とかは言えないしね。枠とか運にも左右されるけど、2000メートルはぴったり。ブエナとか強い馬も多いけど、ここは目標にしてきたレースなので、跳ね返されないように頑張りたい」と意欲満々だ。

 札幌記念からの直行は筋書き通りで、この後のJCは今のところ視野に入れていない。生涯最高の状態に仕上がったアーネストリーが、GI獲りに全力を注ぐ。(片岡良典)

 

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