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【東西現場記者走る】タッチングスピーチの差し


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【東西現場記者走る】タッチングスピーチの差し

 今週から7週連続で開催されるGIの第1弾は、最強牝馬を決めるエリザベス女王杯。1週間の密着取材で勝ち馬を探り出すGI企画は、東京サンスポの柴田章利記者(43)が担当する。まず全休日の栗東トレセンで直撃したのは、ローズSで驚異の末脚を披露したタッチングスピーチ秋華賞では6着に敗れたが、直線の長い外回りコースで巻き返しはあるのか。

 全休日は普段、取材しても記事を書く機会が少ない担当者にスポットを当てるチャンス。だからこそタッチングスピーチの桑村助手を直撃した。

 今年4月の忘れな草賞8着後に休養し、復帰した8月の札幌500万下を快勝。ローズSでは後方一気でオークスミッキークイーンを破った。夏の休養を境に急成長したといわれる。だが、桑村助手から意外な反応が返ってきた。

 「一歩一歩、良くなってきただけ。あえて急激に変わったというなら、(昨年12月の)未勝利戦を勝った後に放牧して、(今年3月の)チューリップ賞(9着)の前に戻ってきたとき、良くなったなとは思いました。春の時点から手応えは感じていたんです」

 では夏以降に好結果を生んだ要因は!? 「春との違いは中身の成長。安定してカイバを食べてくれるようになって丈夫になった。少しずつ大人の女になってきたね。それが成績とかみ合うようになってきたのかな」。

 京都の内回り2000メートルが舞台だった秋華賞は後方から伸びてきたものの6着。脚質を考えれば、同じ京都でも外回り2200メートルで変わる可能性は高い。桑村助手は「コースや距離は意識したことがありません」と言うが、「タッチは普段からノンビリしておとなしい子」とも語る。

 確かに全休日の馬房でも静かで、甘えたしぐさを見せる。こんな“のんびり屋”だからこそ、じっくり追走して最後に爆発的な脚を使えるのだろう。そういう意味では外回りコースがプラスなのは間違いない。ミッキークイーンをも相手にしなかった末脚にほれ、秋華賞で◎を打った。あの切れ味をまだ見限れない。 (柴田章利)

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