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仕上がりは文句なしだ。3歳牝馬による最終GI決戦の秋華賞で、史上3頭目の3冠がかかるアパパネは13日、滋賀県の栗東トレーニングセンターで追い切りを行い、馬なりでラスト1ハロンを12秒2でフィニッシュ。終始スムーズで、数字以上にスピード感のある動きで態勢を整えた。休み明けのローズS(4着)を使われた上積みは大きく、陣営は偉業達成へ自信を深めている。
出走予定馬へ
すべてが予定通り。アパパネが蛯名正義騎手を背に躍動感あふれる動きを披露した。
CWコースに姿を現すと、牝馬らしからぬ迫力のある馬体で周囲を圧倒。鞍上が感触を確かめるようにゆっくりスタートし、徐々にピッチを上げていく。折り合いはピタリとつき、人馬一体となって直線に向かう。残り1ハロンだけ蛯名が気合を入れると、ダイナミックなフォームでゴールを駆け抜けた。6ハロン86秒4、3ハロン40秒8-12秒2を馬なりで計時。最後の伸び脚は素晴らしく、GI3勝馬の存在感を示した。
「先週にしっかりやっている(CWで5ハロン65秒1)ので、今週は上がり重点。順調にきているね」と蛯名は好感触を伝える。国枝栄調教師も「スムーズな動きだったし、反応もよかった。これで十分。すごくいい雰囲気だね」と笑顔を見せた。
秋初戦となった前走のローズSは余裕残しの仕上げ(24キロ増の494キロで出走)が影響して4着に敗れた。この中間はオークス制覇時と同じように坂路からコース中心の調教にチェンジした。「今回は2000メートルだからね。距離を意識してコースで長めからゆっくりと乗っています。そうすれば、体も絞れるしね」とトレーナー。前哨戦の敗戦は想定の範囲内で、本番に向けて中身の濃い調教を課してきた。今回は480キロ台での出走になる見込みで、仕上がりは万全だ。
86年メジロラモーヌ、03年スティルインラブに続く、牝馬3冠を達成すれば、阪神JFを加えた2、3歳の牝馬GIの完全制覇。これはブエナビスタ(09年秋華賞は2位入線から3着降着)でさえ、成し得なかった史上初の快挙となる。「なかなかこういった馬に巡り会うことはできない。無事に(3冠)最後まできたし、勝たせてあげたい」と国枝師が言えば、蛯名も「この馬を信じて乗るだけ」とチーム一丸となってアパパネを後押しする。GI4勝以上の牝馬は7勝のウオッカをはじめ、過去4頭だけ。秋華賞を制したあとには、ワンランク上のステージも待っている。
準備は万端。アパパネが歴史にその名を刻む走りを見せつける。(高尾幸司)
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