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古馬撃破に挑む3歳2頭が美浦トレセンで追い切られた。青葉賞の勝ち馬ペルーサは、芝コースで素軽い動きを披露。ダービー6着以来も仕上がりは上々で、天皇賞・秋(10月31日、東京、GI、芝2000メートル)制覇へ向けて、好スタートの手応えをつかんだ。また、ダービー13着以来のアリゼオも、南Wコースで貫禄の走りを見せた。
逞しくなった体つきが示すように、ひと夏を越しての成長度には目を見張るものがある。ペルーサが厩舎の先輩バブルガムフェロー、シンボリクリスエスに続く3歳での天皇賞・秋制覇へ向け、ここで存在感を示す。
芝コースでベビーネイル(牡3、1000万下)を2馬身ほど追走。500キロを超える雄大な馬体の持ち主だが、フットワークは軽快そのものだ。直線ではスピード感にあふれる動きを見せ、併入でフィニッシュ。5ハロン64秒7、3ハロン37秒4-11秒8を馬なりでマークし、ゴール通過後も3ハロンほどは馬体を併せたまま。緩めることなく負荷をかけられており、4カ月ぶりの実戦へ抜かりのない調整が施された。
藤沢和調教師は終始、にこやかな表情で「そんなに時計は速くなかったが、気合が乗っていい感じだったよ」と好仕上がりを伝える。1週前の時点で体重は508キロ。ダービー6着時から8キロしか増えていないが「いい馬になっただろ。体重は変わらないが、尻の周りに幅が出てきた。顔つきや体つきが、自分で思っていたより良くなっている」と自身の想像を上回る成長をアピールする。
ダービーではゲートの中でうるさい面を見せ、痛恨の出遅れを喫してしまったが、最後はよく差を詰めた。「ダービーは残念だった。帰厩してからはゲート練習もしているし、今回は大丈夫だろう。秋は期待に応えられるよう頑張りたい」と師は巻き返しを約束する。
秋の目標は菊花賞ではなく、天皇賞・秋に定めた。84年に芝2000メートルとなって以降、96年バブルガムフェロー、02年シンボリクリスエスしか達成していない3歳での盾制覇を目指す。「今の時点で、バブルやクリスエスと体つきなどはそん色ない。古馬と競馬をしていって、頼もしくなっていけばいい」と、毎日王冠での古馬との厳しい戦いを経験して、大一番へ向かう構えだ。
横山典騎手の落馬負傷で、今回は安藤勝騎手とのコンビが復活。「彼には(若葉S1着で)乗ってもらっているし、経験豊かな乗り役だから心配していない」と藤沢和師は全幅の信頼を寄せる。ペルーサがさらなる飛躍を遂げるためにも、毎日王冠は古馬相手でも結果を出したい一戦となる。(高尾幸司)
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