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第64回セントライト記念(19日、中山11R、GII、3歳オープン、馬齢、芝・外2200メートル、1着本賞金5400万円、3着までに菊花賞の優先出走権=出走17頭)3歳GIのトライアル競走が19日、行われた。中山のセントライト記念は、藤岡佑介騎乗の4番人気クォークスターが直線で豪快に伸び、逃げたヤマニンエルブをクビ差捕らえて重賞初V。2分10秒9(良)。3着アロマカフェまで菊花賞の優先出走権を獲得した。阪神のローズSは、後藤浩輝騎乗の4番人気アニメイトバイオが、ワイルドラズベリーの急襲をアタマ差しのいで重賞初制覇。美浦の牧光二調教師は開業3年目で初タイトル。1分45秒8(良)。3着エーシンリターンズまで秋華賞の優先出走権を得た。2冠牝馬で1番人気のアパパネは4着。
残り600メートルで3秒差あったリードがみるみる縮まっていく。逃げ馬に迫る追い込み馬がハナ面を並べたゴールは、映画のワンシーンのようだ。4番人気クォークスターが、後方一気の追い込みで重賞初V。菊花賞への切符を奪い取った。
「しっかりと伸びていたし、前は止まっていたので届いたと思いました」
クビ差のきわどいゴールも、藤岡佑介騎手は確信を持ってガッツポーズ。サマージョッキーズシリーズを制した男の騎乗は冴え渡っていた。大逃げを打つヤマニンエルブがセーフティーリードを保って直線に向くと、最後方からクォークが使った上がり3ハロンの末脚は34秒0。37秒0で逃げ切りを狙うヤマニンをギリギリで捕らえた。
「スローになると思ったし、馬場もいいので4、5番手のつもりだったんですが、仕掛けても(馬が)行く気になってくれなくて…。正反対の競馬になってしまいましたね」
前走のラジオNIKKEI賞は向こう正面で不利を受けたが、メンバー最速の上がり(3ハロン34秒5)で直線だけで2着に追い上げた切れ味の持ち主。それは承知していたが、デビュー戦から3走前まで手綱を取っていた柴田善臣騎手から「スッと反応しないから、少し早めに仕掛けた方がいい」と助言を受けたことが、最後の攻防に生きた。
「もう少し前で競馬ができるとレースに幅が出ると思います。かなり切れるので(菊花賞の)3000メートルは未知ですが、折り合いがつくので、この馬としては距離は心配ないと思う」
3冠最終戦の菊花賞(10月24日、京都、GI、芝・外3000メートル)で、ものを言うのは折り合い。切れ味は中距離向きだが、無駄に体力を使わない利口さが武器になるとジョッキーは太鼓判を押した。
実際に菊花賞に進むかは今後、関係者で協議される。もちろん、関東から登場した切れ者が出れば、注目度は抜群だ。関東の新星クォークスターが、京都の下り坂から一気にゴールまで駆け抜ける。その姿を関東のファンは待望している。(柴田章利)
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