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1週間の密着取材で勝ち馬を探り出すGI企画『東西現場記者走る』。天皇賞・秋(11月1日、東京、芝2000メートル)を担当する大阪サンスポの川端亮平記者(32)は2日目、昨年の日本ダービー馬ワンアンドオンリー陣営を直撃した。4歳秋に成長を遂げるハーツクライ産駒。6着だった京都大賞典で得た収穫や持ち味のしぶとさを生かす作戦を聞き出した。
前夜に過去の天皇賞・秋を振り返る番組に見入って、つい夜更かしをしてしまった。最も印象に残ったのは、一昨年に4馬身差で快勝したジャスタウェイ。4歳秋の覚醒は強烈だった。ふと今年の登録馬を見渡すと、気になる馬がいた。ならば直撃するまで。2日目のターゲットは、同じ4歳でハーツクライ産駒のワンアンドオンリーだ。
ご存じ、昨年のダービー馬。今春のドバイシーマクラシックで3着に入ったが、昨年の菊花賞以降は勝ち星から遠ざかっている。秋初戦の京都大賞典も見せ場なく6着。前哨戦の毎日王冠で2着だったジャスタウェイとは勢いが違う。それでも、担当の甲斐助手は手応えを得ていた。
「夏の放牧帰りから落ち着きがあって、調教でもリラックス。前走はイレ込むことがある装鞍所から、気持ち悪いくらいおとなしかった。精神面の成長が大きい。京都向きではないのでレースは負けたけど、収穫は多かったですよ」
4歳の夏前から調教の動きが変わったジャスタウェイのように分かりやすい変化はないが、どっしり感は出てきた。緩やかながら馬体も成長。同助手は「全体的に筋肉がついて丸みが出た。理想に近づいている」とうなずく。覚醒への下地はできているようだ。
未勝利の淀からダービーを制した府中への舞台替わりも見直せる材料になる。ハーツクライ産駒の重賞成績を見ても、京都【2・6・8・46】に対して東京【10・11・1・48】。コース相性の良さは明らかだ。さらに、橋口慎技術調教師は苦手な瞬発力勝負を避けて、持久力を最大限に生かすための作戦を練っている。
「トップスピードに乗れば、それを長く持続できるのがこの馬のよさ。ドバイやダービーは、好位につけた道中で引っ掛かり気味でもしぶとかった。道中は番手でもいい。内田騎手には(スタートを)出していってもらうつもり。競馬の形としては鞍上と合うと思う」
内田騎手との新タッグは、覚醒への起爆剤になるかもしれない。かみ合わないレースが続いているワンアンドオンリーだが、4歳秋のハーツクライ産駒は侮れない。 (川端亮平)
★父ハーツクライは古馬になって大成
ハーツクライはダービーで2着に入るなど、3歳時から素質の一端は見せていたが、本格化したのは4歳秋。日本レコード決着となったジャパンCでアルカセットのハナ差2着となり、続く有馬記念では無敗の3冠馬ディープインパクトに初黒星をつけた。
翌5歳にはドバイシーマクラシックを制し、名馬の仲間入りをした。産駒のジャスタウェイも4歳秋の天皇賞でGI初制覇を決めると、ドバイデューティフリーVなど、父と同じく晩成の血を開花させた。
★天皇賞・秋の特別登録馬(想定騎手入り)はこちら
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