中央競馬ニュース

【菊花賞】上積み十分!キタサンブラックV祭りだ

 0   0   1,253
シェアする  x facebook LINEで送る

 春に続いてトライアルを完勝したにもかかわらず、キタサンブラックの評価が一向に上がってこない。買い気を殺ぐ最大の理由は、血統表にハッキリと記されている“母父サクラバクシンオー”に違いない。

 しかし、最終追い切りでも騎乗した調教パートナーの黒岩騎手は、この意見を真っ向から否定する。

 「みんな血統だけを見て割引しているようですけど、それを知らずに乗ったら、誰もそうは思わないはずです。とにかくゆったりとした大きな走り。普通に戦えますよ」

 確かに、誰もが褒める大跳びできれいなフォームに、快速で鳴らしたスプリント王の影は一切合切ちらついてこない。そう、ブラックは一般的な母父バクシンオーとは違う。“異分子”と断言してもいいだろう。

 スタミナ面の問題さえ解消されれば、実は買い材料のオンパレードだ。まず、セントライト記念は実質2本追いでプラス12キロと明らかな重め残りで、同騎手に言わせれば「中間はボケーッとしていてハミも取らなかった。牛かな、と思ったくらい」という。

 さらに、実はキタサンはメンバー中唯一の15年(1月)デビュー組。今回の追い切り本数は4本に倍増し、なおかつそれに伸びしろまで加わるとなれば、普段の世話役が興奮気味になるのも無理はない。

 「1回使ってガラッと変わりました。ハミの取り方そのものが違うし、抑え切れないくらいの行きっぷり。上積みは間違いなくあります」

 新馬戦を除く5戦がいわゆる番手。そういう意味ではどの馬が行くにせよ、数多い逃げ馬の存在は実にありがたい。まして、スローペースが濃厚な淀の3000メートルなら、雄大なフォームが崩されることもあるまい。

 最後にオカルトもひとつ。サブちゃんこと北島三郎オーナーが紅白で「まつり」を熱唱したのは計6回。奇遇にもキタサンは今回が7戦目…。“7回目のまつり”はキタサンの激走なのかもしれない。

 “究極の3連単”はキタサン1着、2・3着にリアルスティールを固定した計12点が本線。(夕刊フジ

菊花賞の枠順はこちら

この記事はいかがでしたか?
ナイス (0)
 ナイス!(0

このニュースへのコメント

コメントはありません。

関連競馬ニュース

新着競馬ニュース

人気競馬ニュース

会員登録(無料)でできること

レース情報

今週の注目レース

4月28日()
天皇賞(春) G1
4月27日()
青葉賞 G2
ユニコーンS G3

⇒今週の番組表へ

先週のレース結果

4月21日()
マイラーズC G2
フローラS G2
4月20日()
福島牝馬S G3

⇒先週の番組表へ

総賞金ランキング
JRA競走馬総賞金ランキング
4歳以上
1 ドウデュース 牡5
102,726万円
2 スターズオンアース 牝5
84,098万円
3 リバティアイランド 牝4
74,444万円
4 ディープボンド 牡7
67,569万円
5 ジャスティンパレス 牡5
65,388万円
6 シャフリヤール 牡6
59,685万円
7 タスティエーラ 牡4
57,005万円
8 セリフォス 牡5
49,313万円
9 ジャックドール 牡6
49,004万円
10 ソールオリエンス 牡4
48,668万円
» もっと見る

3歳
1 ジャスティンミラノ 牡3
27,482万円
2 ステレンボッシュ 牝3
21,547万円
3 ジャンタルマンタル 牡3
18,666万円
4 アスコリピチェーノ 牝3
16,854万円
5 コスモキュランダ 牡3
15,392万円
6 シンエンペラー 牡3
11,128万円
7 コラソンビート 牝3
9,942万円
8 エトヴプレ 牝3
9,644万円
9 スウィープフィート 牝3
9,386万円
10 レガレイラ 牝3
8,278万円
» もっと見る