9月2日の札幌11Rで行われた第52回
札幌2歳ステークス(2歳オープン、GIII、芝1800メートル、馬齢、14頭立て、1着賞金=3100万円)は、クリストフ・ルメール騎手騎乗の1番人気
ロックディスタウン(牝、美浦・
二ノ宮敬宇厩舎)が8月の新潟の新馬勝ち(芝1800メートル)からの連勝で重賞Vを決めた。タイムは1分51秒4(良)。
ロックディスタウンは中団追走から4コーナーで外めに出し、直線はパワーを要する洋芝を苦にすることもなく、力強く伸びて後続を振り切った。
父
オルフェーヴルは今年の新種牡馬で、産駒による重賞勝ちはこれが初めて。クリストフ・ルメール騎手はこの勝利が区切りのJRA重賞50勝目となった。
クビ差の2着には好位から伸びた
ファストアプローチ(4番人気)、さらにアタマ差遅れた3着に最後方追走から大外を追い込んできた
ダブルシャープ(7番人気)。
ロックディスタウンは、父
オルフェーヴル、母ストレイキャット、母の父ストームキャットという血統。北海道白老町・社台コーポレーション白老ファームの生産馬で、馬主はサンデーレーシング。通算成績は2戦2勝。重賞初制覇。
札幌2歳ステークスは、
二ノ宮敬宇調教師、クリストフ・ルメール騎手ともに初優勝。
◆クリストフ・ルメール騎手(1着
ロックディスタウン)「ちょうどいいポジションだった。直線は反応が鈍かったので、早くゴールしたかった。よく伸びた。走りますね」
★2日札幌11R「
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