第25回函館スプリントステークス(17日、函館11R、GIII、3歳上オープン国際(特指)、別定、芝1200メートル、1着本賞金3900万円 =出走16頭)サマースプリントシリーズの初戦は唯一のGI馬が気を吐いた。池添謙一騎乗で3番人気のセイウンコウセイが積極的にハナを切って逃げ切りV。昨年の高松宮記念以来、1年2カ月ぶりの勝利を飾った。タイム1分7秒6(良)。夏場は休養し、秋はスプリンターズS(9月30日、中山、GI、芝1200メートル)を目標に調整される。
ひんやりとした潮風に乗り、GIホースが高らかに復活を告げた。セイウンコウセイが1番人気で4着に終わった昨年のリベンジを果たし、2017年高松宮記念以来の勝利を飾った。
「しっかりスタートを切って自分のレースをしようと思っていた。際どかったが、最後はよくしのいでくれた。復活のお手伝いができてうれしいです」
レース史上最多の4勝目を飾った池添騎手は、初コンビでの逃走劇に会心の笑みを見せた。スタートはそれほど速くなかったが、最内枠からハナを主張。猛追してきたヒルノデイバローをハナ差振り切り、重賞2勝目のゴールへ飛び込んだ。
GI制覇後、7連敗中だっただけに、上原調教師はひと安心といった表情。「枠順がよかったし、(今回から着けた)チークピーシズも効いていた。ジョッキーもうまく乗ってくれた。GI馬ですし、ホッとしています」。昨年より遅い1分7秒台の決着も、本領発揮をアシストした。
夏場は北海道日高町の西山牧場で休養。秋はスプリンターズSを最大目標に調整される。輝きを取り戻したコウセイが、再びスプリント界の一等星を目指す。(漆山貴禎)
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セイウンコウセイ 父アドマイヤムーン、母オブザーヴァント、母の父カポウティ。栗毛の牡5歳。美浦・上原博之厩舎所属。北海道新ひだか町・桜井牧場の生産馬。馬主は西山茂行氏。戦績23戦7勝。獲得賞金2億5784万6000円。重賞は2017年GI高松宮記念に次いで2勝目。函館スプリントSは上原博之調教師が1995年&96年ノーブルグラスに次いで3勝目、池添謙一騎手は2004年&05年シーイズトウショウ、11年カレンチャンに次いで4勝目。馬名は「冠名+恒星」。
【函館SS】レースを終えて…関係者談話
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6月18日(月) 05:02
◆四位騎手(ヒルノデイバロー2着) 「デキがよかったし、あそこまでいったら勝ちたかった」
◆三浦騎手(ナックビーナス3着) 「3番手でスムーズに運べて頑張っているのですが…」
◆岩田騎手(アドマイヤゴッド4着) 「展開がはまれば、突き抜ける脚は持っていますよ」
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【函館SS】ヒルノデイバロー、ハナ差届かず2着…四位「あそこまでいったら勝ちたかった」
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6月17日(日) 19:52
6月17日の函館11Rで行われたサマースプリントシリーズ(全6戦)の第1戦、第25回
函館スプリントステークス(3歳以上オープン、GIII、芝1200メートル、別定、16頭立て、1着賞金=3900万円)は、
池添謙一騎手騎乗の3番人気
セイウンコウセイ(牡5歳、美浦・
上原博之厩舎)が逃げ切り勝ち。昨年の
高松宮記念以来の重賞2勝目となった。
ハナ差の2着には3番手集団追走から直線外から伸びた10番人気
ヒルノデイバローが入った。
四位洋文騎手「デキが良かったし、あそこまでいったら勝ちたかった。悔しいね」
★【
函館スプリントS】払い戻し確定!! 全着順も掲載
【函館SS】1番人気ナックビーナスは3着 三浦騎手「前が止まらない馬場で…」
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6月17日(日) 19:49
6月17日の函館11Rで行われたサマースプリントシリーズ(全6戦)の第1戦、第25回
函館スプリントステークス(3歳以上オープン、GIII、芝1200メートル、別定、16頭立て、1着賞金=3900万円)は、
池添謙一騎手騎乗の3番人気
セイウンコウセイ(牡5歳、美浦・
上原博之厩舎)が逃げ切り勝ち。昨年の
高松宮記念以来の重賞2勝目となった。
1番人気に支持された
ナックビーナスは先行集団から抜け出しを図るも3着に終わった。
三浦皇成騎手「ゲートは出たけど、前が止まらない馬場でしたからね。それでもスッと3番手につけて、最後までよく頑張っていますよ」
★【
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【函館SS】13番人気アドマイヤゴッドが4着 岩田「はまれば突き抜ける脚持ってる」
©サンケイスポーツ
6月17日(日) 19:48
6月17日の函館11Rで行われたサマースプリントシリーズ(全6戦)の第1戦、第25回
函館スプリントステークス(3歳以上オープン、GIII、芝1200メートル、別定、16頭立て、1着賞金=3900万円)は、
池添謙一騎手騎乗の3番人気
セイウンコウセイ(牡5歳、美浦・
上原博之厩舎)が逃げ切り勝ち。昨年の
高松宮記念以来の重賞2勝目となった。
13番人気
アドマイヤゴッドが上がり最速タイで追い込んで4着に健闘した。
岩田康誠騎手「中間はゴトゴトするところがありましたけど、レースに行けば大丈夫でした。展開がはまれば突き抜ける脚は持っています」
★【
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