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アイビスサマーＤの関連ニュース
【古馬次走報】ベルカント、北九州記念へ
©サンケイスポーツ
8月5日(水) 05:00
★アイビスＳＤ勝ちベルカント（栗・角田、牝４）は、武豊騎手とコンビを組み、北九州記念（８月２３日、小倉、ＧＩＩＩ、芝１２００メートル）で重賞連勝に挑む。佐世保Ｓを勝ったミッキーラブソング（栗・橋口弘、牡４）も参戦。
★中京記念を勝ったスマートオリオン（美・鹿戸雄、牡５）は、新たに戸崎騎手とのコンビで関屋記念（１６日、新潟、ＧＩＩＩ、芝１６００メートル）に臨む。
★アイビスＳＤ２着のシンボリディスコ（美・高橋祥、牡５）は、朱鷺Ｓ（３０日、新潟、ＯＰ、芝１４００メートル）へ。４着セイコーライコウ（美・竹内、牡８）は６日、福島にある天工トレセンに移動。短期放牧を挟んでスプリンターズＳ（１０月４日、中山、ＧＩ、芝１２００メートル）へ。９着フレイムヘイロー（美・蛯名、せん７）は放牧。
★ＴＶｈ賞を押し切ってオープン入りしたケイティープライド（栗・角田、牡５）は、短期放牧後の様子次第で京成杯ＡＨ（９月１３日、中山、ＧＩＩＩ、芝１６００メートル）に出走する。
★クイーンＳ４着ノットフォーマル（美・中野、牝３）は５日に北海道新ひだか町の千代田牧場へ放牧に出る。秋の最大目標は秋華賞（１０月１８日、京都、ＧＩ、芝２０００メートル）が有力。５着フレイムコード（栗・谷、牝６）は、僚馬で昨年の菊花賞馬トーホウジャッカル（牡４）とともに札幌記念（２３日、札幌、ＧＩＩ、芝２０００メートル）に登録する見込み。
★クイーンＳのレース中に鼻出血を発症して８着に終わったフーラブライド（栗・木原、牝６）は、リフレッシュ放牧を挟んでエリザベス女王杯（１１月１５日、京都、ＧＩ、芝２２００メートル）を視野に調整される。
★小倉サマージャンプを制したアップトゥデイト（栗・佐々木、牡５）は、鳥取県の大山ヒルズへ放牧。秋は東京ハイジャンプ（１０月１８日、東京、Ｊ・ＧＩＩ、芝３１１０メートル）から始動し、中山大障害（１２月２６日、中山、Ｊ・ＧＩ、芝４１００メートル）を目指す。
★パラダイスＳ９着のサクラアドニス（栗・村山、牡７）はキーンランドＣ（３０日、札幌、ＧＩＩＩ、芝１２００メートル）に向かう。ここには函館スプリントＳ１３着のタガノアザガル（栗・千田、牡３）も出走予定。
【アイビスＳＤ】千直で復活！ベルカント２馬身差完勝
©サンケイスポーツ
8月3日(月) 05:08
第１５回アイビスサマーダッシュ（２日、新潟１１Ｒ、ＧＩＩＩ、３歳上オープン国際（特指）、別定、芝・直１０００メートル、１着本賞金３８００万円 ＝出走１４頭）ＪＲＡ唯一の直線芝１０００メートル（千直）の名物重賞は、１番人気のベルカントが好スタートから残り約２００メートルで先頭に立ち、後続を一気に振り切った。重賞３勝目。鞍上のミルコ・デムーロ騎手はサマージョッキーズシリーズで１０ポイントを上乗せし、３位から首位（２５ポイント）に立った。タイム５４秒１（良）。２馬身差の２着は９番人気シンボリディスコ。
ベルカントが、新潟初参戦でＪＲＡの“千直”競馬初騎乗のミルコ・デムーロ騎手に導かれて、１番人気に応えた。
「ボクはストレートコースが大好きです。日本にはストレートがなんで少ないんだろうと思っていたから、楽しみにしていました」
直線競馬は日本では新潟だけだが、欧州ではよくあるだけに、ミルコには手慣れたものだった。
有利とされる外枠（〔８〕枠（１３）番）から好スタートを切って３番手。いつでも抜け出せるように脚をためると、残り２００メートルあたりで先頭に立ち、２馬身突き放す完勝だった。「（角田）先生からも（武）ユタカさんからも、スタートのいい馬と聞いていました。いいポジションで競馬ができたし、最後もよく伸びてくれました」と満面の笑みで汗をぬぐった。
これで夏競馬は福島、函館に次いで新潟でもＶ。まだ勝っていない競馬場は札幌だけになったが、それも時間の問題だ。サマージョッキーズシリーズも２５ポイントでトップに立ち、絶好調だ。
角田調教師は「（サマースプリントシリーズ第２戦の）ＣＢＣ賞を（挫創で）取り消して、関係者に迷惑をかけていたからホッとしました」と、昨年のフィリーズレビュー以来の重賞Ｖに胸をなで下ろした。
「これだけ差をつけて勝てるとは思わなかったし、重賞で活躍していた頃に戻ってきたかな」
現役屈指のスピード馬の復活気配を感じ取ったトレーナー。次走はシリーズ第４戦の北九州記念（２３日、小倉、ＧＩＩＩ、芝１２００メートル）。チャンピオンの座を揺るぎないものにする構えだ。 （柴田章利）
★２日新潟１１Ｒ「アイビスサマーダッシュ」の着順＆払戻金はこちら
ベルカント 父サクラバクシンオー、母セレブラール、母の父ボストンハーバー。栗毛の牝４歳。栗東・角田晃一厩舎所属。北海道新ひだか町・土居忠吉氏の生産馬。馬主は前田幸治氏。戦績１３戦４勝。獲得賞金１億５０８７万４０００円。重賞は２０１３年ＧＩＩＩファンタジーＳ、１４年ＧＩＩフィリーズレビューに次いで３勝目。アイビスＳＤは角田晃一調教師、ミルコ・デムーロ騎手ともに初勝利。馬名の意味は「美しい歌（音楽用語）」。
ベルカントが、新潟初参戦でＪＲＡの“千直”競馬初騎乗のミルコ・デムーロ騎手に導かれて、１番人気に応えた。
「ボクはストレートコースが大好きです。日本にはストレートがなんで少ないんだろうと思っていたから、楽しみにしていました」
直線競馬は日本では新潟だけだが、欧州ではよくあるだけに、ミルコには手慣れたものだった。
有利とされる外枠（〔８〕枠（１３）番）から好スタートを切って３番手。いつでも抜け出せるように脚をためると、残り２００メートルあたりで先頭に立ち、２馬身突き放す完勝だった。「（角田）先生からも（武）ユタカさんからも、スタートのいい馬と聞いていました。いいポジションで競馬ができたし、最後もよく伸びてくれました」と満面の笑みで汗をぬぐった。
これで夏競馬は福島、函館に次いで新潟でもＶ。まだ勝っていない競馬場は札幌だけになったが、それも時間の問題だ。サマージョッキーズシリーズも２５ポイントでトップに立ち、絶好調だ。
角田調教師は「（サマースプリントシリーズ第２戦の）ＣＢＣ賞を（挫創で）取り消して、関係者に迷惑をかけていたからホッとしました」と、昨年のフィリーズレビュー以来の重賞Ｖに胸をなで下ろした。
「これだけ差をつけて勝てるとは思わなかったし、重賞で活躍していた頃に戻ってきたかな」
現役屈指のスピード馬の復活気配を感じ取ったトレーナー。次走はシリーズ第４戦の北九州記念（２３日、小倉、ＧＩＩＩ、芝１２００メートル）。チャンピオンの座を揺るぎないものにする構えだ。 （柴田章利）
★２日新潟１１Ｒ「アイビスサマーダッシュ」の着順＆払戻金はこちら
ベルカント 父サクラバクシンオー、母セレブラール、母の父ボストンハーバー。栗毛の牝４歳。栗東・角田晃一厩舎所属。北海道新ひだか町・土居忠吉氏の生産馬。馬主は前田幸治氏。戦績１３戦４勝。獲得賞金１億５０８７万４０００円。重賞は２０１３年ＧＩＩＩファンタジーＳ、１４年ＧＩＩフィリーズレビューに次いで３勝目。アイビスＳＤは角田晃一調教師、ミルコ・デムーロ騎手ともに初勝利。馬名の意味は「美しい歌（音楽用語）」。
【アイビスＳＤ】レースを終えて…関係者談話
©サンケイスポーツ
8月3日(月) 05:05
◆丸田騎手（アースソニック３着） 「一度もブレーキをかけることなく、スムーズな競馬ができた。馬は一生懸命に走ってくれている」
◆柴田善騎手（セイコーライコウ４着） 「行きっぷりが今イチで、取りつけなかった。追走がキツかったよ」
◆柴田大騎手（リトルゲルダ５着） 「他馬がゲートに突進したことに反応して出負け。直後に両サイドから挟まれた」
◆三浦騎手（サフィロス６着） 「初の１０００メートルでも追走できましたし、間に突っ込む形で伸びてくれました」
◆戸崎騎手（ヘニーハウンド７着） 「楽について行くことができましたが、しまいは伸びきれませんでしたね」
◆北村宏騎手（レンイングランド８着） 「スタートは出てくれたし、勝ち馬を見る形で前半は悪くなかったけど、後半の走りは体が伸びてしまう感じになった」
◆西田騎手（フレイムヘイロー９着） 「脚がたまりませんでしたが、時計的には走っていますし、頑張っています」
◆秋山騎手（オースミイージー１１着） 「周囲の馬が速いぶん、追走に苦労しましたね。もう少し距離があった方がいいようです」
◆国分優騎手（サカジロロイヤル１２着） 「具合は前走よりよかったと思いますが、手応えがありませんでした」
◆田辺騎手（マコトナワラタナ１３着） 「初めての千直で相手もそろっていましたし、ついて行けませんでした」
◆川須騎手（エーシントップ１４着） 「行ける脚はありますが、脚がたまる場面がありませんでした」
★２日新潟１１Ｒ「アイビスサマーダッシュ」の着順＆払戻金はこちら
◆柴田善騎手（セイコーライコウ４着） 「行きっぷりが今イチで、取りつけなかった。追走がキツかったよ」
◆柴田大騎手（リトルゲルダ５着） 「他馬がゲートに突進したことに反応して出負け。直後に両サイドから挟まれた」
◆三浦騎手（サフィロス６着） 「初の１０００メートルでも追走できましたし、間に突っ込む形で伸びてくれました」
◆戸崎騎手（ヘニーハウンド７着） 「楽について行くことができましたが、しまいは伸びきれませんでしたね」
◆北村宏騎手（レンイングランド８着） 「スタートは出てくれたし、勝ち馬を見る形で前半は悪くなかったけど、後半の走りは体が伸びてしまう感じになった」
◆西田騎手（フレイムヘイロー９着） 「脚がたまりませんでしたが、時計的には走っていますし、頑張っています」
◆秋山騎手（オースミイージー１１着） 「周囲の馬が速いぶん、追走に苦労しましたね。もう少し距離があった方がいいようです」
◆国分優騎手（サカジロロイヤル１２着） 「具合は前走よりよかったと思いますが、手応えがありませんでした」
◆田辺騎手（マコトナワラタナ１３着） 「初めての千直で相手もそろっていましたし、ついて行けませんでした」
◆川須騎手（エーシントップ１４着） 「行ける脚はありますが、脚がたまる場面がありませんでした」
★２日新潟１１Ｒ「アイビスサマーダッシュ」の着順＆払戻金はこちら
【アイビスＳＤ】伏兵ディスコしぶとさ発揮し２着
©サンケイスポーツ
8月3日(月) 05:05
第１５回アイビスサマーダッシュ（２日、新潟１１Ｒ、ＧＩＩＩ、３歳上オープン国際（特指）、別定、芝・直１０００メートル、１着本賞金３８００万円 ＝出走１４頭）１６００万下の身で重賞初挑戦だった９番人気のシンボリディスコが２着に食い込んだ。スタートは伸び上がり気味で今ひとつだったが、行き脚がつき、すんなりと先行集団の後ろへ。末脚もしぶとさ満点だった。「楽について行けたし、いま本当に力を付けている。暑い時期もいいんだね」と田中勝騎手。タイトルこそ獲得できなかったが、相手なりに走れる強みを発揮した。
★２日新潟１１Ｒ「アイビスサマーダッシュ」の着順＆払戻金はこちら
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【アイビスＳＤ】快速ベルカントが重賞３勝目！
©サンケイスポーツ
8月2日(日) 15:55
２日の新潟１１Ｒで行われた第１５回アイビスサマーダッシュ（３歳上オープン、ＧＩＩＩ、芝・直線１０００メートル、１４頭立て、１着賞金＝３８００万円、サマースプリントシリーズ第３戦）は、ミルコ・デムーロ騎手騎乗の１番人気ベルカント（牝４歳、栗東・角田晃一厩舎）が先行策から押し切って完勝。３度目の重賞勝ちを果たした。タイムは５４秒１（良）。
快速牝馬のスピードが、直線でフルに発揮された。１年４カ月ぶりの重賞Ｖを決めたのは１番人気のベルカント。４歳牝馬がミルコ・デムーロ騎手との新コンビで鮮やかに復活した。
レースは外のベルカント、中のエーシントップがダッシュ良く前につけ、さらにヘニーハウンド、サカジロロイヤル、レンイングランドなども前々の位置を追走。レース中盤に入ってもベルカントは手応え十分で、追い出すと後続との差を広げる。馬群の中からシンボリディスコ、さらにアースソニックもゴール前で猛追するが、ベルカントは１０００メートル戦としては完勝といえる２馬身差でＶ。重賞３勝目を飾った。２着は９番人気のシンボリディスコ。さらにハナ差の３着には４番人気アースソニックが入っている。
ベルカントは、父サクラバクシンオー、母セレブラール、母の父ボストンハーバーという血統。北海道新ひだか町・土居忠吉氏の生産馬で、前田幸治氏の所有馬。通算成績は１３戦４勝。重賞はＧＩＩＩファンタジーＳ（２０１３年）、ＧＩＩフィリーズレビュー（１４年）に次いで３勝目。角田晃一調教師、ミルコ・デムーロ騎手ともにアイビスサマーダッシュ初勝利。
Ｍ．デムーロ騎手は「ストレート（直線コース）は大好き。でも日本では少ない。だから新潟は楽しみにしていたし、すごいよかった。（角田）先生も、（騎乗経験のある）ユタカも、ずっと言っていた。“いつもいいスピードがある”と。いいポジションで、最後も伸びたね」と日本唯一の直線芝コースで重賞Ｖを果たし、満面の笑みを浮かべていた。
★２日新潟１１Ｒ「アイビスサマーダッシュ」の着順＆払戻金はこちら
快速牝馬のスピードが、直線でフルに発揮された。１年４カ月ぶりの重賞Ｖを決めたのは１番人気のベルカント。４歳牝馬がミルコ・デムーロ騎手との新コンビで鮮やかに復活した。
レースは外のベルカント、中のエーシントップがダッシュ良く前につけ、さらにヘニーハウンド、サカジロロイヤル、レンイングランドなども前々の位置を追走。レース中盤に入ってもベルカントは手応え十分で、追い出すと後続との差を広げる。馬群の中からシンボリディスコ、さらにアースソニックもゴール前で猛追するが、ベルカントは１０００メートル戦としては完勝といえる２馬身差でＶ。重賞３勝目を飾った。２着は９番人気のシンボリディスコ。さらにハナ差の３着には４番人気アースソニックが入っている。
ベルカントは、父サクラバクシンオー、母セレブラール、母の父ボストンハーバーという血統。北海道新ひだか町・土居忠吉氏の生産馬で、前田幸治氏の所有馬。通算成績は１３戦４勝。重賞はＧＩＩＩファンタジーＳ（２０１３年）、ＧＩＩフィリーズレビュー（１４年）に次いで３勝目。角田晃一調教師、ミルコ・デムーロ騎手ともにアイビスサマーダッシュ初勝利。
Ｍ．デムーロ騎手は「ストレート（直線コース）は大好き。でも日本では少ない。だから新潟は楽しみにしていたし、すごいよかった。（角田）先生も、（騎乗経験のある）ユタカも、ずっと言っていた。“いつもいいスピードがある”と。いいポジションで、最後も伸びたね」と日本唯一の直線芝コースで重賞Ｖを果たし、満面の笑みを浮かべていた。
★２日新潟１１Ｒ「アイビスサマーダッシュ」の着順＆払戻金はこちら
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