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プロキオンステークスの関連ニュース
【プロキオンＳ】ＧＩ馬の貫禄！ウォーリア連覇
©サンケイスポーツ
7月13日(月) 05:03
第２０回プロキオンステークス（１２日、中京１１Ｒ、ＧＩＩＩ、３歳上オープン国際（指）、別定、ダ１４００メートル、１着本賞金３５００万円＝出走１６頭）福永祐一騎乗で４番人気のベストウォーリアが、好位から力強く抜け出して連覇を達成。斤量５９キロを克服し、ＧＩ馬の貫禄を見せつけた。今秋は南部杯（１０月１２日、盛岡、交流ＧＩ、ダ１６００メートル）の連覇を狙う。タイム１分２２秒５（良）。２着はコーリンベリー、３着はキョウワダッフィーが入った。１番人気のレッドアルヴィスは６着に敗れた。
ＧＩ馬のすごみを見せつけた。ベストウォーリアが、横綱相撲で連覇を達成。手綱を取った福永騎手は、したたる汗をぬぐって相棒をねぎらった。
「スタートがよくて、楽にいいポジションを取れた。イメージ通りのレースができた。５９キロを背負ってあまり後ろからだと馬に負担がかかるからね。こんな暑くて、馬にとっては大変な斤量なのに力強く伸びた。本当にたいした馬だね」
文句なしの快勝だ。よどみない流れで引っ張るコーリンベリーを射程圏に入れながら、道中は４番手のインでぴたりと折り合う。直線に向いてスパートすると、目の前にＶロードが開けた。スムーズに加速して残り１００メートルで抜け出し、後続に２馬身差をつけてゴール。決勝線手前で鞍上はムチを落したが、まったく問題なかった。
昨年の勝ち馬ながら、自身初の斤量５９キロが懸念されて単勝４番人気にとどまった。それでも、あっさり酷量をはねのけ、２００３年にユーイチ騎乗で同じ５９キロを背負って勝ったスターリングローズ以来、史上２頭目の連覇を達成。また、５９キロでのＪＲＡ平地重賞勝利は、１３年平安Ｓのニホンピロアワーズ以来２年ぶりだ。
ＧＩ馬の貫禄勝ちに石坂調教師は「５９キロはしんどいかなと思ったけど、それ以上に馬が強かった。お見事！！」と頬を緩めた。今後は昨年同様、夏休みを挟み、連覇がかかる南部杯に照準を定める予定。
「１年経って本当に馬が強くなっている」
石坂調教師は、充実期に入った５歳馬の頼もしさに目を細めた。ベストウォーリアの進撃はまだまだ続くに違いない。 （川端亮平）
★１２日中京１１Ｒ「プロキオンステークス」の着順＆払戻金はこちら
ベストウォーリア 父マジェスティックウォリアー、母フラーテイシャスミス、母の父ミスターグリーリー。栗毛の牡５歳。栗東・石坂正厩舎所属。米国・バックポンドファームの生産馬。馬主は馬場幸夫氏。戦績１９戦８勝（うち地方５戦１勝）。獲得賞金２億８４９９万円（うち地方７９２５万円）。重賞は２０１３年ＧＩＩＩユニコーンＳ、１４年ＧＩＩＩプロキオンＳ、交流ＧＩマイルチャンピオンシップ南部杯に次いで４勝目。プロキオンＳは、石坂正調教師が１４年ベストウォーリアに次いで２勝目、福永祐一騎手は０２＆０３年スターリングローズに次いで３勝目。馬名の意味は「最高の戦士」。
【プロキオンＳ】ベリー、勝ち馬に脱帽も粘り２着
©サンケイスポーツ
7月13日(月) 05:02
第２０回プロキオンステークス（１２日、中京１１Ｒ、ＧＩＩＩ、３歳上オープン国際（指）、別定、ダ１４００メートル、１着本賞金３５００万円＝出走１６頭）２番人気に推されたコーリンベリーは、好スタートからハナを主張して自分の競馬に徹した。勝ち馬の強さにはねじ伏せられたが、それでも２着の座は死守した。
「スタートがよく、スッとマイペースでハナに立てました。自分の競馬はできたんですが、勝ち馬が強すぎました」と松山騎手はサバサバした表情。柴田見調教師も「勝ち馬は５９キロを背負っていたのに強かった。ウチの馬は気にかけていたスタートもうまく出て、よく頑張っているが…」と、勝ち馬の強さに脱帽していた。
★１２日中京１１Ｒ「プロキオンステークス」の着順＆払戻金はこちら
「スタートがよく、スッとマイペースでハナに立てました。自分の競馬はできたんですが、勝ち馬が強すぎました」と松山騎手はサバサバした表情。柴田見調教師も「勝ち馬は５９キロを背負っていたのに強かった。ウチの馬は気にかけていたスタートもうまく出て、よく頑張っているが…」と、勝ち馬の強さに脱帽していた。
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【プロキオンＳ】アルヴィス、芝部分でもたつき６着
©サンケイスポーツ
7月13日(月) 05:02
第２０回プロキオンステークス（１２日、中京１１Ｒ、ＧＩＩＩ、３歳上オープン国際（指）、別定、ダ１４００メートル、１着本賞金３５００万円＝出走１６頭）１番人気のレッドアルヴィスは、５、６番手からレースを運んだものの、直線は伸びずバテずで６着に敗れた。「スタートはうまく出たが、芝の部分でモタモタしたのが誤算だった。その後は勢いもついたんですが…」。戸崎騎手は芝スタートで勢いに乗れなかったことを敗因に挙げた。
★１２日中京１１Ｒ「プロキオンステークス」の着順＆払戻金はこちら
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【プロキオンＳ】８番人気ダッフィー、鋭く伸びて３着
©サンケイスポーツ
7月13日(月) 05:02
第２０回プロキオンステークス（１２日、中京１１Ｒ、ＧＩＩＩ、３歳上オープン国際（指）、別定、ダ１４００メートル、１着本賞金３５００万円＝出走１６頭）昨年の２着馬キョウワダッフィーは８番人気の低評価だったが、中団から鋭い末脚を発揮して、２着馬にクビ差まで迫る３着。小牧騎手は初騎乗だったが、（１）番ゲートから器用に立ち回った。「本当は（２）番ゲートの勝ち馬より、前にいないといけなかったのに、先に行かれてしまった。ただ直線でも、じわじわと伸びていたし、乗りやすい馬でしたよ」とジョッキー。
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【プロキオンＳ】レースを終えて…関係者談話
©サンケイスポーツ
7月13日(月) 05:02
◆秋山騎手（タガノトネール４着） 「いい感じでしたが、最後の最後で馬が疲れた。でも、よく頑張ってくれたし、重賞でもやれます」
◆ルメール騎手（グレープブランデー５着） 「１４００メートルは少し短かった。それに上位は内枠の馬。内枠だったらもっと上位にこれていた」
◆武豊騎手（ワイドバッハ７着） 「去年（７着）と同じような競馬で、いやいや走っている感じ。気性的にムラがあるのかな」
◆国分優騎手（ドリームバレンチノ８着） 「１４００メートルはぎりぎりもつと聞いてました。５９キロでもよく頑張っていました」
◆藤岡佑騎手（キョウエイアシュラ９着） 「少し流れが忙しかったかも」
◆浜中騎手（キクノストーム１０着） 「このメンバーですからね。さすがに厳しかった」
◆東川騎手（ジョーメテオ１１着） 「最後は、この馬なりに伸びていました」
◆松若騎手（アドマイヤサガス１２着） 「しまいはいい脚を使ってますが…」
◆和田騎手（アドマイヤロイヤル１３着） 「外めをスムーズな競馬がいいのかも」
◆三浦騎手（エアハリファ１４着） 「休み明け（５カ月半ぶり）の分でしょうね。中京の１４００メートルも忙しかったのかもしれません」
◆酒井騎手（サマリーズ１６着） 「２番手でも形は理想的でした。ただ両サイドから来られて馬が萎縮した」
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◆ルメール騎手（グレープブランデー５着） 「１４００メートルは少し短かった。それに上位は内枠の馬。内枠だったらもっと上位にこれていた」
◆武豊騎手（ワイドバッハ７着） 「去年（７着）と同じような競馬で、いやいや走っている感じ。気性的にムラがあるのかな」
◆国分優騎手（ドリームバレンチノ８着） 「１４００メートルはぎりぎりもつと聞いてました。５９キロでもよく頑張っていました」
◆藤岡佑騎手（キョウエイアシュラ９着） 「少し流れが忙しかったかも」
◆浜中騎手（キクノストーム１０着） 「このメンバーですからね。さすがに厳しかった」
◆東川騎手（ジョーメテオ１１着） 「最後は、この馬なりに伸びていました」
◆松若騎手（アドマイヤサガス１２着） 「しまいはいい脚を使ってますが…」
◆和田騎手（アドマイヤロイヤル１３着） 「外めをスムーズな競馬がいいのかも」
◆三浦騎手（エアハリファ１４着） 「休み明け（５カ月半ぶり）の分でしょうね。中京の１４００メートルも忙しかったのかもしれません」
◆酒井騎手（サマリーズ１６着） 「２番手でも形は理想的でした。ただ両サイドから来られて馬が萎縮した」
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