佐藤洋一郎
とぅっけ
第16回東京ハイジャンプ(13日、東京8R、J・GII、障害3歳上オープン(混)、別定、3110メートル=直線芝、1着本賞金4000万円=出走14頭)中団を進んだ13番人気サンレイデュークが最終障害飛越後、脚を伸ばし、先に抜け出した1番人気エーシンホワイティをゴール寸前にかわしてクビ差で重賞初制覇を飾った。タイム3分27秒1(良)。難波剛健(よしやす)騎手(31)は=栗・フリー=は、デビュー14年目で重賞初制覇。次の大目標は中山大障害(12月20日、中山、J・GI、芝4100メートル)。 ◆難波騎手(サンレイデューク1着) 「スタートダッシュはつかなかったが、徐々にポジションを上げていった。最後まで頑張ってくれた」 ◆北沢騎手(エーシンホワイティ2着) 「最終障害を跳んでからも手応えは楽で、アポロマーベリックをかわして勝ったと思ったが、内から(サンレイに)来られるとは…。悔しい」 ◆中村騎手(オースミムーン3着) 「道中はいい感じで進めた。(2周目の)3コーナーから早めに脚を使ったぶんの差かな」 ◆石神騎手(エイブルブラッド4着) 「理想的なレース運びはできたし、最後は3着と思ったが…。大きいところを狙える馬です」 ◆五十嵐騎手(アポロマーベリック6着) 「内容的には悪くないが、道中の手応えなどは休み明けという感じだった」サンレイデューク 父デュランダル、母サンレイククイン、母の父コジーン。鹿毛の牡6歳。栗東・高橋義忠厩舎所属。北海道新ひだか町・岡野牧場の生産馬。馬主は永井啓弐氏。戦績26戦4勝(うち障害17戦4勝)。獲得賞金9301万9000円(うち障害9113万9000円)。重賞初勝利。高橋義忠調教師、難波剛健騎手ともに東京ハイジャンプ初勝利。馬名の意味は、冠名+公爵。★13日東京8R「東京ハイジャンプ」の着順&払戻金はこちら