第49回
札幌記念(18日、函館11R、GII、3歳上オープン国際(特指)、定量、芝2000メートル、1着本賞金6500万円=出走16頭)古馬を抑えて1番人気に支持された
皐月賞馬
ロゴタイプは、初めて経験した重馬場に泣いた。4番手を進んで3コーナーから上がっていったが、いつものような俊敏さはない。直線も伸び切れず5着に敗れた。
「キツイ馬場。スピードタイプですからね。頑張ってはいますが、ここまで悪くなると適性が出ます」と
村田一誠騎手は天を仰ぐ。「3コーナー過ぎでついていくのが…。(条件の)厳しい中で久々ですからね。良馬場でやりたかったんですが…」と
田中剛調教師も道悪を敗因にあげた。
勝利を挙げられなかったが、ダービー5着以来の始動戦を
クリア。「これからよくなると思います。21日に山元トレセンへ放牧に出て、秋は
毎日王冠(10月6日、東京、GII、芝1800メートル)から天皇賞へ」とトレーナーは秋のローテーションを明かした。
菊花賞で2冠を狙わず、距離適性から中距離路線へ。今回の敗戦を糧に、秋は古馬を撃破したいところだ。
★18日函館11R「
札幌記念」の結果はこちら