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第15回小倉サマージャンプ(27日、小倉8R、J・GIII、障害3歳上オープン混、別定、3390メートル=直線芝、1着本賞金2800万円=出走11頭)1番人気オースミムーンが2番手から2周目の3コーナー過ぎで先頭に立って押し切り、重賞初制覇を遂げた。タイム3分45秒4(良)。高田潤騎手(32)=栗・フリー=は、2011年ドングラシアス、12年エムエスワールドで同レースを制しており、1999年の障害戦グレード制導入後、史上初の異なる馬での同一障害重賞3連覇を達成した。同じ馬での同一障害重賞3連覇はスコット騎手(05~07年、豪州のカラジでの中山グランドJ)、小坂騎手(06~08年、コウエイトライでの阪神JS)がいる。◆高田潤騎手(オースミムーン1着)「スタートでつまずいて、2番手からのレースになりましたが、その後はスムーズなレースができました。もっと強くなると思います」■オースミムーン父アドマイヤムーン、母レディクライマー、母の父リアルシャダイ。鹿毛の牡4歳。栗東・小野幸治厩舎所属。北海道日高町・山際辰夫氏の生産馬で、馬主は(株)オースミ。戦績16戦2勝(うち障害5戦2勝)。獲得賞金は4778万5000円(すべて障害)。重賞初勝利。小倉サマージャンプは小野幸治調教師は初勝利。高田潤騎手は2001年ヒサコーボンバー、02年ギフテッドクラウン、11年ドングラシアス、12年エムエスワールドに次いで5勝目。