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東海ＴＶプロキオンＳの関連ニュース
【プロキオンＳ】キャンディまんまと逃走Ｖ
©サンケイスポーツ
7月9日(月) 05:04
第１７回プロキオンＳ（８日、中京１１Ｒ、ＧＩＩＩ、３歳上オープン、ダ１４００メートル、１着賞金３５００万円＝出走１６頭）酒井学騎乗、１２番人気のトシキャンディが鮮やかに逃げ切って重賞初挑戦で初制覇。１分２２秒６のコースレコードをマークした。２着にはアドマイヤロイヤルが入り、１番人気のファリダットは追い込み届かず３着だった。
尾張の青空にどよめきが広がる中、満面の笑みを浮かべた。トシキャンディを重賞初制覇に導いた酒井学騎手は、胸を張って快逃劇を振り返った。
「スムーズに前に行ってくれた。直線でターフビジョンを見たら思ったよりも後ろの馬が来てなかった。よくしのいでくれました」
同型のテイクアベットとのスタートダッシュ勝負を制し、ハナを切った。気分よく運んで、残り４００メートルから左ムチを入れてスパート。後続の猛追を振り切った。波乱決着の１分２２秒６は、コースレコードだ。
人一倍、この夏にかける鞍上の好プレーが光った。２月１１日に落馬し、左肩甲骨骨折と左肩鎖関節脱臼。全治３カ月の重傷だった。「開き直るしかなかった」。はやる気持ちを抑え、リハビリ期間を有効に使った。競馬中継で全レースをチェック。新装中京ダート戦の前残り傾向は分析済みだった。５月２６日に復帰する直前の２週間、初動負荷理論で知られる鳥取市内のトレーニング施設「ワールドウイング」で最後の追い込み。「新たな考え方を知って、下半身が疲れなくなった」と、短期間でも得たモノは大きかった。
２０１０年関屋記念（レッツゴーキリシマ）以来となる重賞２勝目を挙げた天間昭一調教師は「学がうまく乗ってくれたね」とたたえた。今後はサマーチャンピオン（８月１５日、佐賀、交流ＧＩＩＩ、ダ１４００メートル）を視野に入れている。
酒井は２年ぶりの重賞勝利で、サマージョッキーズシリーズの３位タイに浮上。１０年小倉記念（ニホンピロレガーロ）など、重賞４勝中３勝を７、８月に挙げる“夏男”ぶりは健在だ。
「中京記念のアスカトップレディはチャンスがあるし、北九州記念のサンダルフォンも楽しみ。もっと一瞬の判断を研ぎ澄ませていきたい」
休養期間の挽回に燃える酒井騎手は、熱い夏を予告した。苦難のときを経てパワーアップした男から目が離せない。 （川端亮平）
【プロキオンＳ】ファリダット豪快末脚も３着
©サンケイスポーツ
7月9日(月) 05:03
【プロキオンＳ】トシキャンディ大金星！
©サンケイスポーツ
7月8日(日) 15:47
第１７回プロキオンＳ（８日、中京１１Ｒ、ＧＩＩＩ、３歳上オープン、ダ１４００メートル、１着賞金３５００万円＝出走１６頭）は酒井学騎手騎乗の１２番人気トシキャンディ（牝６歳、美浦・天間昭一厩舎）がスタートから先手を取ってそのまま逃げ切り勝ちした。勝ちタイム１分２２秒６（良）はレコード。
３／４差の２着に４番人気アドマイヤロイヤル、さらに１／２差の３着には１番人気ファリダットが入った。
レースはトシキャンディが押して先手を奪い、シルクフォーチュンがやや出遅れて最後方から。その前でファリダットが脚をためるという展開。
直線入り口に入ると、テイクアベットが先頭に立つかの勢いで逃げ馬に迫ったが、トシキャンディはここからがしぶとかった。直線で必死に追い上げる先行馬たちを突き放すと、あと怖いのは後方からの追い込み馬たちだけ。ファリダット、アドマイヤロイヤル、シルクフォーチュンがゴール直前で強力な末脚を発揮するもトシキャンディの脚色は衰えないまま。人気馬たちを抑え見事重賞初勝利をレコードで飾った。
トシキャンディは父バブルガムフェロー、母コルチカ、母の父Ｍａｃｈｉａｖｅｌｌｉａｎという血統。この勝利で通算成績は２９戦１２勝（うち地方９戦７勝）となった。重賞は初勝利。酒井学騎手、天間昭一調教師はともに同レース初制覇。
３／４差の２着に４番人気アドマイヤロイヤル、さらに１／２差の３着には１番人気ファリダットが入った。
レースはトシキャンディが押して先手を奪い、シルクフォーチュンがやや出遅れて最後方から。その前でファリダットが脚をためるという展開。
直線入り口に入ると、テイクアベットが先頭に立つかの勢いで逃げ馬に迫ったが、トシキャンディはここからがしぶとかった。直線で必死に追い上げる先行馬たちを突き放すと、あと怖いのは後方からの追い込み馬たちだけ。ファリダット、アドマイヤロイヤル、シルクフォーチュンがゴール直前で強力な末脚を発揮するもトシキャンディの脚色は衰えないまま。人気馬たちを抑え見事重賞初勝利をレコードで飾った。
トシキャンディは父バブルガムフェロー、母コルチカ、母の父Ｍａｃｈｉａｖｅｌｌｉａｎという血統。この勝利で通算成績は２９戦１２勝（うち地方９戦７勝）となった。重賞は初勝利。酒井学騎手、天間昭一調教師はともに同レース初制覇。
【プロキオンＳ】フォーチュン連覇頂き
©サンケイスポーツ
7月8日(日) 12:01
【プロキオンＳ】ファリダット２・２倍
©サンケイスポーツ
7月7日(土) 18:34
第１７回プロキオンステークス（８日・中京１１Ｒ１４００メートルダート１６頭、ＧＩＩＩ）前日発売の最終オッズ（午後５時３０分現在）が７日発表され、単勝はダート２連勝中のファリダットが２・２倍で１番人気となった。シルクフォーチュンが４・３倍、テイクアベットが５・９倍で続いている。
馬連は（７）－（９）が５・０倍、馬単は（９）－（７）が８・１倍、３連単は（９）－（７）－（１４）が２７・３倍で人気を集めている。（共同）
馬連は（７）－（９）が５・０倍、馬単は（９）－（７）が８・１倍、３連単は（９）－（７）－（１４）が２７・３倍で人気を集めている。（共同）
レース結果・払戻金・オッズなどのデータは、必ず主催者（JRA）発行のものと照合してください。
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