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アーリントンカップの関連ニュース
【アーリントンＣ】ジャスタ、ごぼう抜きＶ
©サンケイスポーツ
2月26日(日) 05:04
第２１回アーリントンＣ（２５日、阪神１１Ｒ、ＧＩＩＩ、３歳オープン（特指）、別定、芝１６００メートル、１着本賞金３７００万円＝出走１３頭）直線だけで、前の馬を全て抜き去った。４コーナーで最後方だった福永祐一騎乗の２番人気のジャスタウェイが、大外から力強く伸びて１２頭全てを捕らえて、待望の重賞初制覇を成し遂げた。タイム１分３６秒３（良）。２着に３番人気のオリービンが入り、１番人気のダローネガは見せ場なく９着に敗れた。
雨上がりの仁川で極上の切れ味を発揮した。最後方待機のジャスタウェイが、力強い末脚を繰り出し、鮮やかな追い込みＶ。圧巻のパフォーマンスに福永祐一騎手の笑顔がほころんだ。
「４コーナーで後ろ過ぎて届くかな、と思いながら追っていたけど、素晴らしい脚を使ってくれました」
直線で大外に持ち出されると、一気に弾けた。良馬場発表でも雨で力を要する重い馬場だったが、メンバー最速の上がり３ハロン３４秒２で１２頭全てをごぼう抜きだ。
重賞では（２）（４）（４）着とあと一歩で勝利を逃していただけに、須貝尚調教師は「ジョッキーが持ち味を出し切ってくれた。悔しい競馬が続いていたからよかった」と満面の笑み。今後の路線については、テレビアニメ「銀魂」の構成を手掛ける大和屋暁オーナーと話し合ってから決定する模様だ。
「この決め手を磨いていけば、大きな舞台でもチャンスがある」と希望を抱くユーイチ。勲章を得たジャスタウェイが胸を張って、春のＧＩシーズンに向かう。 （川端亮平）
【アーリントンＣ】ジャスタウェイ重賞初Ｖ
©サンケイスポーツ
2月25日(土) 15:51
第２１回アーリントンＣ（２５日、阪神１１Ｒ、ＧＩＩＩ、３歳オープン、別定、芝１６００メートル、１着本賞金３７００万円＝出走１３頭）福永祐一騎手騎乗の２番人気ジャスタウェイ（牡３歳、栗東・須貝尚介厩舎）が大外一気の末脚で快勝。勝ちタイム１分３６秒３（良）。
２着には内から抜け出した３番人気オリービン、３着には中団追走から馬群の真ん中を割って伸びた６番人気アルキメデスが入った。１番人気ダローネガは後方を進んだが直線伸びずに９着に敗れた。
昨年の夏、新潟２歳Ｓでモンストールに重賞制覇を阻まれて以来、惜敗続きのジャスタウェイ。今回は福永騎手と３戦ぶりの再コンビで重賞４度目の挑戦に臨んだ。
最後方を進んだジャスタウェイは折り合いに専念した。
たっぷりと末脚を温存して迎えた直線。溜めに溜めた末脚が爆発。内から先に抜け出したオリービンをメンバー最速の上がり３ハロン３４秒２、断トツの末脚で大外から一気にかわしてフィニッシュ。持ち前の瞬発力を発揮したジャスタウェイが今までの鬱憤を晴らした。
この勝利で須貝厩舎は共同通信杯（ＧＩＩＩ）ゴールドシップに続いて３歳重賞２連勝となった。
ジャスタウェイは父ハーツクライ、母シビル、母の父Ｗｉｌｄ Ａｇａｉｎという血統。通算成績５戦２勝。重賞は初制覇。須貝尚介調教師はアーリントンＣ初制覇。鞍上の福永祐一騎手は００年エイシンプレストン以来、同レース２度目の制覇となった。
２着には内から抜け出した３番人気オリービン、３着には中団追走から馬群の真ん中を割って伸びた６番人気アルキメデスが入った。１番人気ダローネガは後方を進んだが直線伸びずに９着に敗れた。
昨年の夏、新潟２歳Ｓでモンストールに重賞制覇を阻まれて以来、惜敗続きのジャスタウェイ。今回は福永騎手と３戦ぶりの再コンビで重賞４度目の挑戦に臨んだ。
最後方を進んだジャスタウェイは折り合いに専念した。
たっぷりと末脚を温存して迎えた直線。溜めに溜めた末脚が爆発。内から先に抜け出したオリービンをメンバー最速の上がり３ハロン３４秒２、断トツの末脚で大外から一気にかわしてフィニッシュ。持ち前の瞬発力を発揮したジャスタウェイが今までの鬱憤を晴らした。
この勝利で須貝厩舎は共同通信杯（ＧＩＩＩ）ゴールドシップに続いて３歳重賞２連勝となった。
ジャスタウェイは父ハーツクライ、母シビル、母の父Ｗｉｌｄ Ａｇａｉｎという血統。通算成績５戦２勝。重賞は初制覇。須貝尚介調教師はアーリントンＣ初制覇。鞍上の福永祐一騎手は００年エイシンプレストン以来、同レース２度目の制覇となった。
【アーリントンＣ】ダローネガ、重賞頂き
©サンケイスポーツ
2月25日(土) 12:01
名伯楽・鶴留師、重賞Ｖで花道飾る！
©サンケイスポーツ
2月24日(金) 05:04
２月いっぱいで、定年を迎える４人の調教師、引退する４人の騎手にとって今週末は最後の競馬。ＧＩ７勝など輝かしい実績を残した鶴留明雄調教師（７０）＝栗東＝は、ラストウイークに１４頭をそろえた。重賞にはアーリントンＣにローレルブレット、阪急杯にキョウワマグナムがスタンバイ。名トレーナーが、こん身の仕上げで最後の戦いに臨む。
数多くの活躍馬を手がけた鶴留明雄調教師が今週末を最後に、約５４年に及ぶ競馬人生に幕を下ろす。
「定年まで、スタッフともども元気に仕事ができたことは幸せでした。オーナーやさまざまな関係者の方々のおかげです」
感謝の言葉を口にする鶴留師は、鹿児島県出身の九州男児。たくましさを漂わせる一方で、頑固なイメージもあった。弟子の池添謙一騎手も「今でも先生と話すときは背筋が伸びる」と言う。
馬を育てる手腕は卓越していた。１９９５年のダービー馬タヤスツヨシは、その前々走の若葉Ｓでラチにぶつけられる大きな不利を受けて５着に敗退。肉体、精神面のダメージが心配されたが、慎重に調整を重ねて、皐月賞２着から栄冠を射止めた。また、スイープトウショウは馬場入りを嫌がる繊細な性格だったが、調教コースや時間帯を変更するなどの工夫で、最終的にはＧＩ３勝の名牝へと導いた。
その名伯楽が、最終週に１４頭の攻勢をかける。アーリントンＣのローレルブレットは「朝日杯ＦＳ（９着）は包まれたので、きさらぎ賞はスムーズな競馬を優先させて前に行った。先行しても５着にがんばったからね」。今度は２勝している芝１６００メートルで、池添騎手も「得意の距離だし力も通用すると思う」と気合が入っている。
阪急杯のキョウワマグナムは２３日、栗東坂路で４ハロン５５秒４、ラスト１ハロン１２秒７。「動きはよかった。距離は少し長いが、展開が向けば」。そして、阪神日曜１２Ｒ（ダート１４００メートル）のモエレジュンキンがラストラン。「いつもそこそこは来る（前走３着）し、持ち時計もあるから」と鶴留師。「最後なので、勝って少しでも恩返しできれば」と池添騎手も熱い思いを抱く。
「勝ったときより、負けたときのほうが印象に残っている」と悔しさをバネに勝負師としての磨きをかけてきた鶴留師。その集大成であるラストウイークで、有終の美を飾ってくれることだろう。 （下村静史）
数多くの活躍馬を手がけた鶴留明雄調教師が今週末を最後に、約５４年に及ぶ競馬人生に幕を下ろす。
「定年まで、スタッフともども元気に仕事ができたことは幸せでした。オーナーやさまざまな関係者の方々のおかげです」
感謝の言葉を口にする鶴留師は、鹿児島県出身の九州男児。たくましさを漂わせる一方で、頑固なイメージもあった。弟子の池添謙一騎手も「今でも先生と話すときは背筋が伸びる」と言う。
馬を育てる手腕は卓越していた。１９９５年のダービー馬タヤスツヨシは、その前々走の若葉Ｓでラチにぶつけられる大きな不利を受けて５着に敗退。肉体、精神面のダメージが心配されたが、慎重に調整を重ねて、皐月賞２着から栄冠を射止めた。また、スイープトウショウは馬場入りを嫌がる繊細な性格だったが、調教コースや時間帯を変更するなどの工夫で、最終的にはＧＩ３勝の名牝へと導いた。
その名伯楽が、最終週に１４頭の攻勢をかける。アーリントンＣのローレルブレットは「朝日杯ＦＳ（９着）は包まれたので、きさらぎ賞はスムーズな競馬を優先させて前に行った。先行しても５着にがんばったからね」。今度は２勝している芝１６００メートルで、池添騎手も「得意の距離だし力も通用すると思う」と気合が入っている。
阪急杯のキョウワマグナムは２３日、栗東坂路で４ハロン５５秒４、ラスト１ハロン１２秒７。「動きはよかった。距離は少し長いが、展開が向けば」。そして、阪神日曜１２Ｒ（ダート１４００メートル）のモエレジュンキンがラストラン。「いつもそこそこは来る（前走３着）し、持ち時計もあるから」と鶴留師。「最後なので、勝って少しでも恩返しできれば」と池添騎手も熱い思いを抱く。
「勝ったときより、負けたときのほうが印象に残っている」と悔しさをバネに勝負師としての磨きをかけてきた鶴留師。その集大成であるラストウイークで、有終の美を飾ってくれることだろう。 （下村静史）
【アーリントンＣ】ダローネガ遅れも不安なし
©サンケイスポーツ
2月23日(木) 05:02
レース結果・払戻金・オッズなどのデータは、必ず主催者（JRA）発行のものと照合してください。
馬場：良
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