2度目の1億超えだ! 12日の「WIN5」(5重勝単勝式)の払戻金は1億3051万7290円。5月22日の1億4685万110円に次ぐ史上2番目の高額払戻金を記録した。今回の的中は、わずか7票。5月22日の的中6票に次ぐ少ない数字だった。
前回の1億円超えからわずか3週間で、再び億万長者が誕生だ。これで8回中2回が1億円オーバー。100円につき最高払戻金2億円の「WIN5」の“夢馬券”の威力は、やはりすごい。
12日の「WIN5」はスタートから“荒れ模様”だった。阪神10RあおぎりSで8番人気
タガノロックオン、東京10RジューンSで5番人気グラスゴッドと伏兵が連勝。この2つのレース終了時点で、最初の1237万9688票が1万5705票にまで減ってしまった。
“とどめ”は、3つめの新潟11R川中島S。勝ったのは何と13番人気の10歳牡馬
スマートブレード。単勝9760円の大穴が激走して、この時点での生き残りは、214票。前回、1億超えの5月22日は、3つめの終了時点で2648票が生き残っており、それと比較しても10分の1以下。この時点で、初のキャリーオーバー(的中なしか、2億円以上の払戻金となった場合、2億円を超えた分は次回に繰り越される)の可能性が漂ってきた。
だが、4つめの
CBC賞、5つめの
エプソムCでともに1番人気が順当勝ち。最終的には7票の的中が出た。ちなみに、
エプソムCで
ダークシャドウ以外の馬が勝っていれば、初のキャリーオーバーだった。
なお、公営競技の最高払戻金は10年10月21日平塚競輪のチャリロト(後半7レースの1着をすべて的中させるもの。コンピューターがランダムに選ぶので、購入者は予想できない)で出た、9億598万7400円。