【ファンタジーS】マルモセーラ重賞初V
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11月6日(土) 16:03
6日、京都競馬場で「第15回
ファンタジーS」(GIII、芝1400メートル)が行われ、
田中健騎手騎乗で4番人気のマルモセーラ(牝2歳、栗東・
木原一良厩舎)がゴール前の接戦を制し、2連勝で重賞初Vを飾った。タイムは1分22秒3(良)。鞍上の
田中健騎手はデビュー4年目で嬉しい重賞初制覇となった。
2着は
古川吉洋騎手騎乗で7番人気のホーマンフリップ(牝2歳、栗東・
安田隆行厩舎)、3着は
武豊騎手騎乗で5番人気の
ホエールキャプチャ(牝2歳、美浦・
田中清隆厩舎)。また、1番人気に支持された
福永祐一騎手騎乗のケイティーズジェム(牝2歳、栗東・
藤原英昭厩舎)は直線で脚を伸ばしたが、5着に終わった。
マルモセーラは、父
クロフネ、母マイクロス、母の父
タマモクロスという血統で、JRA通算3戦2勝。重賞は初制覇。近親にはスワンS(GII)、
中日新聞杯(GIII)など重賞4勝の
プリサイスマシーンがいる。
田中健騎手、木原調教師ともに
ファンタジーS初制覇となった。
【ファンタジーS】いざV3!ワンピース
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11月6日(土) 12:05
《本紙の狙い》ツルマルワンピースが◎。未勝利勝ちはハナ差だったが、りんどう賞は道悪も苦にせず、2馬身差をつける快勝だった。キャリアを積むにつれ、だいぶレースに集中できるようになってきた。中間の動きは文句なしで、状態は前走以上。好位でうまく立ち回り、重賞初制覇を成し遂げる。素質非凡のケイティーズジェムが相手の筆頭。仕切り直しとなるホーマンフリップも侮れない。
【ファンタジーS】ツルマルワンピース先着
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11月4日(木) 05:02
01年の
ファンタジーS2着だったツルマルグラマーの娘ツルマルワンピースが、安藤勝騎手を背に坂路で弾んだ。
エーラゴーデオ(牡3、500万下)を3馬身ほど追走。軽快なフットワークで、併走馬を瞬時に突き放して3馬身先着。ラスト1ハロン13秒1(4ハロン52秒3)だったが、時計以上の鋭さだ。「前走(りんどう賞1着)は追い切りでピンとこなかった。これで走るかなと思ったが、きょうは随分、動きはキビキビしていた。間違いなく前走より良かった」とアンカツは白い歯を見せた。
【ファンタジーS】マイネイサベル反応よし
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11月4日(木) 05:02
新潟2歳Sを制した
マイネイサベルは、Pコースで内ニシノカスケード(牡2未勝利)を2馬身追走する形でスタート。直線半ばで気合をつけられると、瞬時に反応して僚馬を一気に抜き去り、最後は2馬身突き放して5ハロン65秒4、3ハロン36秒9-12秒2でフィニッシュ。「しまいの反応が良かったね。馬体に芯が入った。折り合いに心配はないし、輸送も経験しているから大丈夫。走りから右回りも問題なさそう。今のデキなら、恥ずかしい競馬にはならない」と水野調教師。レース後は栗東に入厩して、
阪神JF(12月12日、阪神、GI、芝1600メートル)を目指す。