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ラジオＮＩＫＫＥＩ賞の関連ニュース
【七夕賞】イコピコ＆サニー満点…血統診断
©サンケイスポーツ
7月7日(水) 05:08
先週のラジオＮＩＫＫＥＩ賞を見ても、今夏の福島の馬場はそれほどパワーを要することなく、上がり勝負となっている。そのラジオＮＩＫＫＥＩ賞を勝ったアロマカフェと同じマンハッタンカフェを父に持つのがイコピコ。父は条件戦ながら札幌で２戦２勝の成績を残し、中山内回りが舞台の有馬記念を勝っており、小回り適性も十分ある。イコピコは母の父がダートで活躍馬を出しているジェイドロバリーで、力の要る馬場になっても対応は可能だ。
昨年の福島記念を勝っているサニーサンデーも満点評価。マーベラスサンデー産駒はネヴァブションやシルクフェイマスなどのように、中山で力を発揮する馬が多く、福島の小回りも問題ない。伯父にダービー馬サニーブライアンがおり、母系も優秀だ。
アドマイヤベガ産駒は、サンライズベガとトウショウシロッコの２頭が登録しているが、同産駒はブルーメンブラットに代表されるように、どちらかというと広いコースで切れ味を発揮するタイプが多い。サンライズベガも新潟記念２着後は重賞でもうひとつの競馬が続いており、福島の今回も大望はどうか。一方トウショウシロッコは中山内回りでオープン勝ちがあり、Ａベガ産駒ではこちらが上位。
アルコセニョーラは成長力があり、夏場に強いステイゴールド産駒。好勝負に持ち込んで不思議ない。
昨年のサマー２０００シリーズチャンピオンホッコーパドゥシャの父はマヤノトップガン。同産駒は叩かれた方がいいタイプが多く、久々の今回は評価が下がる。
ニューイングランド産駒はレオマイスターが２年前のラジオＮＩＫＫＥＩ賞を制覇。イケドラゴンは母の父がサクラユタカオーで距離は２０００メートル前後がベスト。今回も好走は十分可能だろう。
特筆したいのはスウェプトオーヴァーボード産駒のキョウエイストーム。同産駒は今年の福島で９勝とコース相性の良さを見せている。大穴ならこの馬だ。（血統取材班）
【ラジＮＩＫ賞】アロマＧＩ組完封Ｖ
©サンケイスポーツ
7月5日(月) 05:10
第５９回ラジオ ＮＩＫＫＥＩ賞（４日、福島１１Ｒ、ＧＩＩＩ、３歳オープン国際、ハンデ、芝１８００メートル、１着本賞金３９００万円＝出走１６頭）単勝３番人気のアロマカフェが直線で力強く伸び、クォークスターの追撃をクビ差しのいで重賞初Ｖ。柴田善臣騎手（４３）＝美・フリー＝は宝塚記念に続く２週連続重賞ゲットだ。１分４７秒３（良）。今後は秋に１度使って、父マンハッタンカフェに次ぐ菊花賞制覇を目指す。１番人気のトゥザグローリーは５着に敗れた。
アロマカフェが、申し分のないレース運びで、待望の重賞タイトルをもぎ取った。
２角付近でガクンとペースが落ち、折り合いに苦労する馬が多い中、中団からレースを進めたアロマ。前走の青葉賞（４着）に続き手綱を握る柴田善臣騎手との呼吸もピッタリだ。直線は馬群の外から一完歩ごとにグイグイ伸びて、先行勢を飲み込むと、大外から猛追するクォークスターをクビ差抑えた。
「道中は凄くいい手応え。４角までいいリズムで走れたし、直線で少し内にモタれたけど大丈夫だった。外から（クォークが）来ていたが、脚が残っていたのでこらえてくれると思った。ダービーを使えなかったのは結果的に正解だったかも。秋にはもっと良くなるので期待できるよ」
青葉賞でダービーの出走権を得られなかったが、秘めた能力をヨシトミは感じている。自身は宝塚記念（ナカヤマフェスタ）に続き２週連続重賞Ｖ。「ああ、いいね。他人事みたいだけど（笑）。いつもこうやって応援してくれるのは本当に嬉しいよ」とスタンドの声援に笑顔で応えていた。
「レース前から自信があったし、直線はよく伸びてくれた。今まではソエや体質の弱さがあってみっちりと調教できなかったが、今は普通にやれているからね」。
父マンハッタンカフェを管理していた小島太調教師は、同産駒での重賞初Ｖ。マンハッタンも春のクラシックは無縁で、夏場に力をつけて０１年の菊花賞→有馬記念を連勝した。思い入れが強い馬だけに喜びもひと潮だ。「これからどう変わって行くかだけど、伸びしろは凄くある。秋は１回使って菊花賞（１０月２４日、京都、ＧＩ、芝３０００メートル）へ」と師の視線は菊の舞台を見据えている。
ひと夏越して急成長を遂げた父同様に、アロマカフェの新たな挑戦が始まる。（片岡良典）
アロマカフェが、申し分のないレース運びで、待望の重賞タイトルをもぎ取った。
２角付近でガクンとペースが落ち、折り合いに苦労する馬が多い中、中団からレースを進めたアロマ。前走の青葉賞（４着）に続き手綱を握る柴田善臣騎手との呼吸もピッタリだ。直線は馬群の外から一完歩ごとにグイグイ伸びて、先行勢を飲み込むと、大外から猛追するクォークスターをクビ差抑えた。
「道中は凄くいい手応え。４角までいいリズムで走れたし、直線で少し内にモタれたけど大丈夫だった。外から（クォークが）来ていたが、脚が残っていたのでこらえてくれると思った。ダービーを使えなかったのは結果的に正解だったかも。秋にはもっと良くなるので期待できるよ」
青葉賞でダービーの出走権を得られなかったが、秘めた能力をヨシトミは感じている。自身は宝塚記念（ナカヤマフェスタ）に続き２週連続重賞Ｖ。「ああ、いいね。他人事みたいだけど（笑）。いつもこうやって応援してくれるのは本当に嬉しいよ」とスタンドの声援に笑顔で応えていた。
「レース前から自信があったし、直線はよく伸びてくれた。今まではソエや体質の弱さがあってみっちりと調教できなかったが、今は普通にやれているからね」。
父マンハッタンカフェを管理していた小島太調教師は、同産駒での重賞初Ｖ。マンハッタンも春のクラシックは無縁で、夏場に力をつけて０１年の菊花賞→有馬記念を連勝した。思い入れが強い馬だけに喜びもひと潮だ。「これからどう変わって行くかだけど、伸びしろは凄くある。秋は１回使って菊花賞（１０月２４日、京都、ＧＩ、芝３０００メートル）へ」と師の視線は菊の舞台を見据えている。
ひと夏越して急成長を遂げた父同様に、アロマカフェの新たな挑戦が始まる。（片岡良典）
【ラジＮＩＫ賞】スター、クビ差２着
©サンケイスポーツ
7月5日(月) 05:09
第５９回ラジオ ＮＩＫＫＥＩ賞（４日、福島１１Ｒ、ＧＩＩＩ、３歳オープン国際、ハンデ、芝１８００メートル、１着本賞金３９００万円＝出走１６頭） ２番人気クォークスターはメンバー最速の上がり３ハロン３４秒５の末脚を繰り出したが、クビ差及ばず２着。クレイグ・ウィリアムズ騎手は非常に悔しそうな表情で「スタート直後に内側の馬に当たって、一瞬、ガッとなってしまった。だから、抑えるしかなかった」。後方の位置取りは、意識していたものではなかった。それだけに「最後にあれだけの脚を使っているだけに残念。力はある馬だし、次はもっと前の位置で競馬ができればいいね」とパートナーの将来を気にかけていた。
【ラジＮＩＫ賞】レト３度目重賞３着
©サンケイスポーツ
7月5日(月) 05:08
【ラジＮＩＫ賞】グローリー掛かって５着
©サンケイスポーツ
7月5日(月) 05:07
第５９回ラジオ ＮＩＫＫＥＩ賞（４日、福島１１Ｒ、ＧＩＩＩ、３歳オープン国際、ハンデ、芝１８００メートル、１着本賞金３９００万円＝出走１６頭）１番人気のトゥザグローリーはスタートが悪く後方２番手から。しかも向こう正面で一気に進出して４コーナーでは先頭に躍り出るかの勢い。直線で余力がなくなり５着に敗れた。
「出が悪かったのでゆっくり行ったが、あんなに掛かる馬ではないのに…。ダービー（７着）は前で競馬をしていたし、ペースが遅いから余計に行きたがったのかな」。前回騎乗した青葉賞は追い込んで２着だっただけに、内田博幸騎手は首を傾げるばかり。池江泰郎調教師も「ふだんから、おとなしい馬なんだけど…」と納得が行かない様子で、全１０場重賞制覇は七夕賞に持ち越された。トゥザは福島競馬場から宮城・山元トレセンを経て北海道安平のノーザンファームに放牧に出される。
「出が悪かったのでゆっくり行ったが、あんなに掛かる馬ではないのに…。ダービー（７着）は前で競馬をしていたし、ペースが遅いから余計に行きたがったのかな」。前回騎乗した青葉賞は追い込んで２着だっただけに、内田博幸騎手は首を傾げるばかり。池江泰郎調教師も「ふだんから、おとなしい馬なんだけど…」と納得が行かない様子で、全１０場重賞制覇は七夕賞に持ち越された。トゥザは福島競馬場から宮城・山元トレセンを経て北海道安平のノーザンファームに放牧に出される。
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