《本紙の狙い》
サンライズプリンスが◎。
スプリングSはスタートで後手を踏み、流れに乗れなかった。力を出し切っていないので、ダメージはなく、この中間も元気一杯。状態は変わらずいい。スケールの大きさならば、このメンバーでは一番。マイル戦でも見劣らないスピードの持ち主なので、今回は巻き返し必至だ。先行してしぶとい
コスモセンサーが相手の筆頭。適距離に戻る
ダイワバーバリアンも侮れない。
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(1)
ニシノメイゲツは角馬場で入念に体をほぐした。「素軽い動きでいい感じです。中間は甘やかさずにビシッと追った。その成果で、気は入っているがイレ込まず、ゆったりして、いい雰囲気」と高木調教助手はデキに太鼓判だ。前走の
アーリントンC(6着)では、久々や長距離輸送が響いて力を出し切れなかった。「今度は実績ある中山に戻り、絶好の最内枠を得た。得意の条件で巻き返したい」と陣営は反撃を誓う。
(5)
インプレスウィナーは坂路を1本駆け上がってから、ポリトラックを軽めキャンターで1周。毛ヅヤが良く、体もふっくら見せてデキの良さがうかがえる。「追い切り後の反動もなく、いい仕上がりですね」と宗像調教師。間隔は開いたが中間は入念に乗り込み、ゲート練習も交えてレースに備えた。「終いの切れはもちろん、パワーがあるので今の荒れた中山コースはいいですね。あとは距離さえこなせば」と期待の口ぶりだ。
4カ月ぶりの実戦となる(12)
キングレオポルドは、前日は角馬場でダクの調整。「コズミもなく、落ち着いていい雰囲気でしたよ」と菅沼調教助手は笑みを浮かべた。休養前の
朝日杯FSは道中行きたがった分、終いの伸びを欠いて6着に敗れた。「調教ではもう掛かる面を見せない。能力は高いし、久々でも息はできていて力を発揮できる。あとは道中うまく抑えが利けばいいね」と菅沼助手は好走を願っている。
スプリングS4着の(16)
サンライズプリンスは10時に栗東を出発し、午後3時過ぎに中山に到着した。中2週で再度の長距離輸送だが、好追い切りを消化。疲れなどの心配はなさそうだ。音無調教師は「輸送も2度目だから慣れたと思う。
皐月賞に出走できず、選択肢を広げるためにもこのレースへ。結果次第で
京都新聞杯からダービーへ向かうし、
NHKマイルCも考えたい。あとはスタートさえ決まれば」と素質の高さに期待していた。