〔本紙の狙い〕
オウケンブルースリが◎。
ジャパンC(5着)後は
有馬記念に向かわず、放牧でリフレッシュ。ひと回り成長して帰厩した。ここを目標にひと追いごとに良化。動きは文句なしで、休み明けとしては理想的な状態に仕上がった。豪快な末脚を駆使して、復帰戦をものにする。好仕上がりの
スクリーンヒーローが相手の一番手だ。能力高い
ヒカルカザブエも争覇圏内だ。
★最新ナマ情報
約4カ月ぶりの実戦を迎える(12)
オウケンブルースリは、坂路で4ハロン70秒1と静かな最終調整。ひと回り成長した馬体で、柔らかみのある動きは集中力も十分にある。「まだビッシリ追った本数は少ないのですが、強めの数はこなしてきました。好レースを期待しています」と音無調教師。
昨年のJC馬(10)
スクリーンヒーローは、午前4時に美浦を出発し、午後に阪神競馬場に入厩。「メニューはきっちりとこなしているし、休み明けでも動ける状態です。59キロでこの距離を克服できないようでは、次のレース(天皇賞)でも頑張れませんからね」と鹿戸雄調教師は自信の表情。
日経新春杯7着からの巻き返しを図る(8)
ヒカルカザブエ。岡田調教師は、「太るタイプではないし、牧場でも十分乗り込んでいましたからね。前走は道悪で力を出せなかったので、まずは良馬場で走らせたいのですが…」と馬場状態を気にかけている。
京都記念で復活を果たした(7)
アサクサキングスは、午前10時過ぎになって坂路に登場。4ハロン70秒9と軽めだが、終いは15秒8とやや大きめに末脚を伸ばした。「跳びがきれいな馬ですから、良馬場が前提になります。普段から強めに乗っているし、次の大一番のためにも好勝負を期待したいですね」と寺島調教助手は連勝をもくろんでいる。
(5)
デルタブルースは坂路で終い4ハロン63秒3-45秒5-13秒7と意欲的。清山調教助手は「2週続けてジョッキーに乗ってもらって、年齢を感じさせない動きを見せています」と衰えを否定。上がり馬(3)
ニホンピロレガーロもやはり坂路で2本目に61秒8-44秒7-13秒0と意欲的な調整を消化した。「バテずにしぶとく伸びるタイプで、距離は合いますね。体調もいいですよ」と服部調教師。
菊花賞3着の(11)
ナムラクレセントもひと叩きで前進ムードが漂う。福島信調教師は「乗り方はジョッキーに任せます。当日、極端にテンションが上がらなければ…」と精神状態をカギに挙げた。