14日、阪神競馬場で「第11回阪神スプリングJ」(J・GII、芝3900メートル)が行われ、小坂忠士騎手騎乗で9番人気のトーワヒヨシマルがスプリングケントをクビ差抑えて重賞初制覇を飾った。 トーワヒヨシマルは、父ニューイングランド、母トーワマドンナ、母の父ラムタラ。通算14戦2勝(障害6戦2勝)。平地では8戦して3着が最高着順だったが、入障後、5戦目の前走で初勝利を飾り、連勝で嬉しい重賞初制覇となった。 小坂騎手は2003年のカネトシガバナーに続き阪神スプリングJ2勝目。重賞は通算10勝目。 2着は2番人気スプリングケント、3着は13番人気ミヤビペルセウスで、3連単は216万4520円の大波乱となった。 昨年暮れの中山大障害(J・GI)を制し、1番人気に支持されたキングジョイ(牡7歳、栗東・増本豊厩舎)は4着に終わった。