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チャンピオンズC G1

日程:2024年12月1日() 中京/ダート1800m

チャンピオンズCデータ分析

コース図中京ダート1800m

チャンピオンズCとして行われるようになった2014年以降の1~3着延べ27頭の馬齢を見ると、3歳から7歳までの範囲で収まっている。ただし、7歳の複勝圏入りは、中京ダート1800mのG1かG2において連対(2着以内)経験があった馬のみ。3歳の好走(3着以内)は、Jpn1で3着以内またはタイム差0秒3以内の善戦・好走経験があった馬に限られる。その点には注意したい。また、距離実績も大事なポイント。2014年以降の3着以内延べ27頭のうち、19頭にダート1800m以上のG1・Jpn1で3着以内の経験があり、残りの8頭にはダート1800m以上の重賞で連対歴があった。ダート重賞実績に乏しい馬はもちろん、ダート重賞での良績が1800m未満の距離に偏っている馬は疑ってかかるべきだろう。レースが行われる中京ダート1800mは、スタート地点が上り坂の途中に設置され、向こう正面の残り1000m過ぎから4コーナーまでが下り坂。最後の直線には再び上り坂が待ち構えており、パワーと体力が不可欠の舞台設定だ。(各種データ、原稿は本年のレース発走前のものとなります)

【人気】
チャンピオンズCとして施行されるようになった2014年以降、1番人気は【2.3.0.4】と勝ち切れないケースが目立ち、2~3番人気も【3.3.3.9】と複勝率50%を維持するのがやっと。2014~2018年の間は8番人気以下が最低1頭は馬券に絡み、2020~2021年には2桁人気が3着に好走するなど、伏兵の台頭余地が大きいレースといえる。しかしながら、1~3番人気がそろって2着連対を外したことはなく、高配当を狙うにしても人気サイドの完全無視は禁物。“人気サイド×伏兵”の組み合わせを主体に手広く構えるべきだろう。

◆人気別成績(過去20年)

人気着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
1番人気 8-5-2-5 40.0% 65.0% 75.0% 110.0% 104.5%
2番人気 2-0-1-17 10.0% 10.0% 15.0% 51.5% 24.0%
3番人気 2-4-3-11 10.0% 30.0% 45.0% 81.5% 108.5%
4番人気 3-1-0-16 15.0% 20.0% 20.0% 175.5% 58.0%
5番人気 0-2-1-17 0.0% 10.0% 15.0% 0.0% 52.0%
6~9番人気 4-6-7-63 5.0% 12.5% 21.3% 80.0% 100.4%
10番人気以下 1-2-6-125 0.7% 2.2% 6.7% 49.6% 75.1%

◆単勝オッズ別成績(過去20年)

単勝オッズ着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
1.9倍以下 1-1-1-2 20.0% 40.0% 60.0% 38.0% 66.0%
2.0~2.9倍 3-2-2-1 37.5% 62.5% 87.5% 80.0% 107.5%
3.0~4.9倍 5-4-1-10 25.0% 45.0% 50.0% 90.5% 86.5%
5.0~7.9倍 2-1-1-23 7.4% 11.1% 14.8% 51.1% 36.3%
8.0~14.9倍 5-3-3-30 12.2% 19.5% 26.8% 137.8% 93.2%
15.0~19.9倍 3-3-3-18 11.1% 22.2% 33.3% 188.9% 116.3%
20.0~49.9倍 0-4-6-71 0.0% 4.9% 12.3% 0.0% 76.3%
50.0倍以上 1-2-3-99 1.0% 2.9% 5.7% 63.2% 76.2%

◆配当(過去10年)

馬券種最高配当最低配当平均配当
単勝 6,640円 190円 1,358円
複勝 1,820円 110円 459円
枠連 4,180円 490円 1,951円
馬連 29,040円 610円 6,451円
ワイド 29,790円 280円 3,352円
馬単 36,260円 1,100円 11,961円
3連複 469,320円 1,900円 62,187円
3連単 1,902,720円 8,980円 291,376円

【脚質】
2014年以降、上がり3ハロンタイム最速馬は【4.1.1.4】、同2位馬が【3.4.1.4】。G1特有のタフな流れで、ラスト1ハロンのラップが落ち込めば待機勢も届く。ただし、コーナーの角度が急なコース形態も手伝ってか、逃げや先行の人気薄激走も少なくない。いずれにせよ、馬券に絡むには上がりをまとめる脚力が要求され、勝ち切るにはコーナーから加速する機動力と末脚の持続力の両方が必須。地力のある先行型の粘り込みを警戒しつつ、バテ差し型の台頭も頭に入れておきたい。

◆脚質別成績(過去20年)

脚質着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
逃げ 4-0-3-17 16.7% 16.7% 29.2% 51.7% 119.6%
先行 5-6-9-52 6.9% 15.3% 27.8% 63.1% 114.6%
差し 9-8-5-93 7.8% 14.8% 19.1% 110.8% 72.1%
追込 2-6-3-92 1.9% 7.8% 10.7% 28.1% 54.7%

【枠順】
舞台となる中京ダート1800mは、半径が急なコーナーを4回通過するため、基本的には外枠不利。砂の猛者が集う当レースでは、その傾向がさらに顕著となり、2014年以降で7枠の勝利はなく、8枠は3着すらない。対照的に内寄りの1~3枠は毎年欠かさず最低1頭が複勝圏を確保している。1~3枠から馬券に絡んだ馬の脚質に大きな偏りはなく、極端なトラックバイアスでも出現しない限りは、内寄りの枠に対する意識を強めたほうがいいだろう。

◆枠順別成績(過去20年)

枠順着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
1枠 1-2-3-30 2.8% 8.3% 16.7% 8.6% 58.1%
2枠 3-2-3-32 7.5% 12.5% 20.0% 179.5% 74.3%
3枠 4-1-6-29 10.0% 12.5% 27.5% 77.0% 121.3%
4枠 2-4-0-34 5.0% 15.0% 15.0% 20.5% 85.8%
5枠 4-3-3-30 10.0% 17.5% 25.0% 102.0% 96.0%
6枠 2-4-3-31 5.0% 15.0% 22.5% 54.3% 88.8%
7枠 2-4-1-32 5.1% 15.4% 17.9% 81.8% 93.6%
8枠 2-0-1-36 5.1% 5.1% 7.7% 14.9% 16.9%

【血統】
2014年にレース名の改称、施行場所の変更と装いを新たにした本競走は、ホッコータルマエ(父キングカメハメハ)の勝利で幕が上がった。それ以降もKingmamboの血脈を持つ馬が幅をきかせており、同じキングカメハメハ産駒のチュウワウィザードが2020年1着&2021年2着とリピーターとして活躍、2022年ジュンライトボルトがG1初制覇を飾るほか、2019年には母の父エルコンドルパサークリソベリルが3歳ながらに古馬勢を一蹴、2015年にはスズカマンボ産駒のサンビスタが牝馬によるダートG1制覇という偉業を達成している。なお、2021年の勝ち馬テーオーケインズにおいても2代母の父がジェイドロバリーであることは興味深く、同馬のMr. Prospector、Northern Dancer、Specialから成る血統構成はKingmamboを想起させるものだろう。また、2017年1着&2019年2着&2020年2着とリピート好走したゴールドドリームはジェイドロバリーの近親にあたり、その3代母Statisticが年子の全妹であることも気にとめておきたい(中京ダート1800mのコース全般における種牡馬別成績は下記のとおり)。

◆同コース種牡馬別成績(中京競馬場/ダート/1800m/過去5年)集計期間:2019/03/24~2024/03/24

種牡馬着別度数勝率連対率複勝率単勝
回収率
複勝
回収率
1 キズナ 19-14-18-117 11.3% 19.6% 30.4% 256.9% 126.3%
2 ルーラーシップ 15-12-13-146 8.1% 14.5% 21.5% 44.5% 47.2%
3 キングカメハメハ 14-9-9-76 13.0% 21.3% 29.6% 101.8% 76.7%
4 ハーツクライ 13-12-15-96 9.6% 18.4% 29.4% 57.6% 74.1%
5 マジェスティックウォリアー 13-10-11-98 9.8% 17.4% 25.8% 93.8% 81.7%
6 シニスターミニスター 13-10-7-85 11.3% 20.0% 26.1% 85.6% 97.6%
7 ドレフォン 13-6-11-62 14.1% 20.7% 32.6% 108.6% 68.5%
8 ディープインパクト 12-8-11-72 11.7% 19.4% 30.1% 110.4% 80.6%
9 ホッコータルマエ 12-3-8-84 11.2% 14.0% 21.5% 57.9% 73.3%
10 ダンカーク 11-9-7-63 12.2% 22.2% 30.0% 87.2% 69.6%
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