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キーンランドC G3

日程:2024年8月25日() 札幌/芝1200m

キーンランドCデータ分析

コース図札幌芝1200m

前走のステップ別では、函館スプリントステークス組とアイビスサマーダッシュ組が2008年以降、7勝を含む10連対と優勢。ただし、いずれかの組で4着以下に敗れていた馬の連対は1頭のみ。ゆえに、前走で函館スプリントステークスもしくはアイビスサマーダッシュに出走して3着以内に入れなかった馬は、減点対象となる。性別では牝馬が優勢で、前走で重賞に出走かつ1桁着順の馬に限定すると、7勝を含む9連対という好パフォーマンスを示している。レースが行われる札幌芝1200mは2コーナーのポケットからスタート。最初のコーナーまでの距離が約410mと小回りにしては長いため、内と外の枠順差がそれほど表面化しないコースである。(各種データ、原稿は本年のレース発走前のものとなります)

【人気】
1~3番人気で上位を占めた2016年、2019年をはじめ順当に決まる年もある一方で、2008年のように3連単56万馬券の高配当が出るケースもあるなど、両極端な面があるレースと言えよう。2008年以降、1番人気が【3.4.3.5】と絶対的な存在とは言えないことからも、いささか波乱傾向と考えたほうがベター。2桁人気の連対がチラホラ見られるなど、人気薄の激走率も決して低くはない。人気の有無に惑わされず、柔軟なスタンスで臨むべきである。

◆人気別成績(過去20年)

人気着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
1番人気 4-5-3-6 22.2% 50.0% 66.7% 57.2% 87.8%
2番人気 3-6-2-7 16.7% 50.0% 61.1% 78.3% 118.3%
3番人気 3-0-3-12 16.7% 16.7% 33.3% 98.3% 66.7%
4番人気 3-1-3-11 16.7% 22.2% 38.9% 137.8% 91.1%
5番人気 1-0-2-15 5.6% 5.6% 16.7% 86.1% 53.9%
6~9番人気 2-5-5-60 2.8% 9.7% 16.7% 57.5% 93.5%
10番人気以下 2-1-0-114 1.7% 2.6% 2.6% 156.1% 29.4%

◆単勝オッズ別成績(過去20年)

単勝オッズ着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
1.9倍以下 1-1-0-0 50.0% 100.0% 100.0% 95.0% 110.0%
2.0~2.9倍 2-2-3-3 20.0% 40.0% 70.0% 47.0% 89.0%
3.0~4.9倍 4-5-0-11 20.0% 45.0% 45.0% 85.5% 78.0%
5.0~7.9倍 5-4-6-11 19.2% 34.6% 57.7% 118.1% 120.8%
8.0~14.9倍 2-0-5-39 4.3% 4.3% 15.2% 53.9% 45.0%
15.0~19.9倍 1-1-0-21 4.3% 8.7% 8.7% 67.4% 36.5%
20.0~49.9倍 2-5-4-53 3.1% 10.9% 17.2% 78.6% 104.8%
50.0倍以上 1-0-0-87 1.1% 1.1% 1.1% 183.4% 25.7%

◆配当(過去10年)

馬券種最高配当最低配当平均配当
単勝 2,910円 230円 1,034円
複勝 790円 110円 315円
枠連 7,800円 570円 1,974円
馬連 30,690円 760円 5,435円
ワイド 7,610円 300円 1,787円
馬単 59,940円 1,170円 10,956円
3連複 65,350円 1,410円 16,118円
3連単 370,520円 4,480円 101,237円

【脚質】
以前はどちらかというと、末脚のキレ味を身上とするタイプには厳しいレースだったが、2014年以降は様相が一変。毎年のように上がり3F1~2位馬が上位に食い込み、2017年にはブービー人気のエポワスが後方からの差し切り勝ちを決めている。つまり、決め手のある馬の期待値がグングン上昇しているということ。少なくとも、差し一手の脚質を理由に評価の差をつける必要はない。

◆脚質別成績(過去20年)

脚質着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
逃げ 3-3-2-10 16.7% 33.3% 44.4% 85.0% 113.9%
先行 7-7-6-59 8.9% 17.7% 25.3% 235.7% 84.7%
差し 7-6-8-73 7.4% 13.8% 22.3% 95.1% 79.1%
追込 1-2-2-83 1.1% 3.4% 5.7% 17.6% 17.2%

【枠順】
1枠の不振が目立つ。2008年以降の札幌開催時において、馬券絡みを果たした馬は、2008年3着のキンシャサノキセキ(1番人気)と、2022年3着のヴァトレニ(4番人気)だけ。不幸にも1枠を引き当てた馬は、人気や能力に関係なく大幅な割り引きが必要となる。ほかの枠に関しては「ほとんど横並び」の状況なので、極端なバイアスでも発生しない限りは、1枠以外の枠順をいっさい気にしないというのも手だ。

◆枠順別成績(過去20年)

枠順着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
1枠 1-0-3-29 3.0% 3.0% 12.1% 15.8% 24.8%
2枠 1-0-4-27 3.1% 3.1% 15.6% 20.0% 66.6%
3枠 1-3-0-31 2.9% 11.4% 11.4% 461.1% 88.3%
4枠 3-4-2-27 8.3% 19.4% 25.0% 57.2% 77.8%
5枠 1-2-2-30 2.9% 8.6% 14.3% 10.6% 44.3%
6枠 4-4-2-26 11.1% 22.2% 27.8% 96.1% 76.9%
7枠 5-3-3-25 13.9% 22.2% 30.6% 156.7% 72.2%
8枠 2-2-2-30 5.6% 11.1% 16.7% 50.3% 53.6%

【血統】
サンデーサイレンス系の種牡馬を父もしくは母の父に持つ馬が堅調。2013年以降の3着以内馬30頭中22頭を占めている。しかし、サンデーサイレンスの血を持つ馬をすべてカバーするのは効率が悪い。ここで頼りになるのがノーザンダンサーの血脈である。当レースはノーザンダンサー系種牡馬を父か母の父、あるいはノーザンダンサーのクロスを持つ馬の活躍が目立ち、人気を問わず好走例は後を絶たない。「サンデーサイレンス系×ノーザンダンサー系(逆を含む)」または「サンデーサイレンス系+ノーザンダンサーのクロスを内包」の条件を満たしている馬がいれば、ノータイムで買い目に加えるべきだ。

◆同コース種牡馬別成績(札幌競馬場/芝/1200m/過去5年)集計期間:2018/09/03~2023/09/03

種牡馬着別度数勝率連対率複勝率単勝
回収率
複勝
回収率
1 ロードカナロア 10-12-8-78 9.3% 20.4% 27.8% 82.8% 61.8%
2 ダイワメジャー 8-2-5-62 10.4% 13.0% 19.5% 117.7% 54.7%
3 モーリス 4-2-3-23 12.5% 18.8% 28.1% 174.4% 93.8%
4 キングカメハメハ 4-2-0-8 28.6% 42.9% 42.9% 155.7% 91.4%
5 マツリダゴッホ 4-1-3-35 9.3% 11.6% 18.6% 224.9% 77.9%
6 スクリーンヒーロー 4-1-2-30 10.8% 13.5% 18.9% 119.5% 54.3%
7 ジャスタウェイ 4-1-2-18 16.0% 20.0% 28.0% 66.0% 46.8%
8 キズナ 4-0-3-31 10.5% 10.5% 18.4% 65.8% 43.7%
9 ハーツクライ 3-6-4-20 9.1% 27.3% 39.4% 24.5% 143.6%
10 キンシャサノキセキ 3-4-6-53 4.5% 10.6% 19.7% 83.5% 76.2%
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