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函館2歳S G3

日程:2024年7月13日() 函館/芝1200m

函館2歳Sデータ分析

コース図函館芝1200m

以前はホッカイドウ競馬所属馬の激走もしばしば見られたが、2007年1着のハートオブクィーンを最後に好走馬は出現していない。1開催6日の連続開催最終週に行われるようになった2012年以降は(2021年は第1回5日目での施行、2022年は第1回11日目の施行、2023年は前年と同様の施行予定)、それまでより馬場の劣化が軽減しており、そのぶん時計も速くなっている。タフな馬場のほうが持ち味を生かせる地方所属馬にとっては分が悪く、相応の実力馬でも、厳しい戦いになると考えるべきだろう。前走のステップ別では、北海道の芝組が他を圧倒。他場から臨戦の2着連対は、2019年2着のタイセイビジョン(前走阪神芝1400m新馬1着)1頭にとどまっている。舞台となる函館芝1200mは直線の短い小回り形態で、コーナーでの加速が苦手なタイプは厳しい競馬を強いられる。(各種データ、原稿は本年のレース発走前のものとなります)

【人気】
2014~2017年と4年連続、さらには2019~2021年も2桁人気の超人気薄が馬券に絡んでいるように、かなり波乱傾向が強い函館2歳ステークス。2008年以降、3番人気以内が11勝と、1着には人気サイドが来るケースが多い一方で、ヒモには毎年のように人気薄が食い込んでいる。人気サイドから軸馬を選び、相手には面白そうな穴馬をチョイスする、という戦術が最も効率的と言えよう。

◆人気別成績(過去20年)

人気着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
1番人気 4-4-1-11 20.0% 40.0% 45.0% 59.5% 59.0%
2番人気 5-3-3-9 25.0% 40.0% 55.0% 135.5% 104.5%
3番人気 3-2-3-12 15.0% 25.0% 40.0% 128.5% 86.5%
4番人気 3-1-3-13 15.0% 20.0% 35.0% 112.5% 98.5%
5番人気 0-4-1-15 0.0% 20.0% 25.0% 0.0% 79.5%
6~9番人気 3-3-5-69 3.8% 7.5% 13.8% 58.1% 69.8%
10番人気以下 2-3-4-100 1.8% 4.6% 8.3% 70.7% 87.0%

◆単勝オッズ別成績(過去20年)

単勝オッズ着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
1.9倍以下 0-2-1-1 0.0% 50.0% 75.0% 0.0% 87.5%
2.0~2.9倍 1-1-0-5 14.3% 28.6% 28.6% 30.0% 37.1%
3.0~4.9倍 5-3-2-8 27.8% 44.4% 55.6% 98.3% 85.0%
5.0~7.9倍 7-2-5-20 20.6% 26.5% 41.2% 134.4% 88.8%
8.0~14.9倍 3-5-4-34 6.5% 17.4% 26.1% 79.3% 85.7%
15.0~19.9倍 2-2-1-21 7.7% 15.4% 19.2% 121.9% 78.8%
20.0~49.9倍 2-2-4-64 2.8% 5.6% 11.1% 107.1% 71.3%
50.0倍以上 0-3-3-76 0.0% 3.7% 7.3% 0.0% 89.5%

◆配当(過去10年)

馬券種最高配当最低配当平均配当
単勝 4,730円 300円 1,256円
複勝 1,350円 110円 455円
枠連 20,340円 620円 3,842円
馬連 21,980円 660円 8,705円
ワイド 7,720円 340円 2,720円
馬単 69,290円 1,670円 18,582円
3連複 49,250円 9,610円 24,087円
3連単 577,430円 34,290円 178,093円

【脚質】
脚質面で重視すべきは決め脚の有無。最も信頼度が高いのは先行勢だが、4角10番手以下から上位に食い込んでくる馬も多く、イメージ以上に差し、追い込みが決まっている。事実、2008年以降の上がり3F1~3位馬は【12.7.8.25】という高値安定の成績。単勝および複勝回収率は100%を超えている。最優先して狙うべきは、近走で確かな末脚を披露している馬だ。

◆脚質別成績(過去20年)

脚質着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
逃げ 2-1-1-16 10.0% 15.0% 20.0% 77.5% 47.0%
先行 9-11-8-43 12.7% 28.2% 39.4% 179.6% 162.7%
差し 7-4-6-86 6.8% 10.7% 16.5% 55.8% 64.6%
追込 2-4-5-84 2.1% 6.3% 11.6% 10.8% 47.2%

【枠順】
真ん中より外の5~8枠が優勢。2~3着については、それほどの差があるわけではないのだが、1着だけは話が別。2008年以降(札幌開催時を除く)、5~8枠の11勝に対し、1~4枠は3勝という、いささか極端なほどの成績差が出ている。キャリアの浅い2歳馬同士の争いだけに、ゴチャつく内は不利を受けやすい。軸馬の選択で悩むようなら、中~外枠の馬から狙いを立てるべきだ。

◆枠順別成績(過去20年)

枠順着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
1枠 3-2-2-24 9.7% 16.1% 22.6% 50.6% 97.7%
2枠 0-0-6-28 0.0% 0.0% 17.6% 0.0% 75.0%
3枠 2-5-3-24 5.9% 20.6% 29.4% 60.0% 118.5%
4枠 0-2-2-33 0.0% 5.4% 10.8% 0.0% 75.7%
5枠 2-2-0-31 5.7% 11.4% 11.4% 20.9% 33.7%
6枠 5-4-1-29 12.8% 23.1% 25.6% 91.5% 55.1%
7枠 4-2-2-31 10.3% 15.4% 20.5% 219.0% 94.9%
8枠 4-3-4-29 10.0% 17.5% 27.5% 115.8% 104.5%

【血統】
父方については、ダイワメジャーや、エンドスウィープの直仔種牡馬の奮闘が少し目立つ程度で、コレと言った大きな偏りは見られない。視点を変えて、系統面で検証すると、サクラバクシンオーの直系を中心としたスピード型ナスルーラ系や、ダンチヒ系、ストームバード系、ヴァイスリージェント系など、パワー&スピード型のノーザンダンサー系を父あるいは母の父に持つ馬の好走例が多いことがわかる。なかでも、前走4角3番手以内かつ上がり3F最速馬に限定すると、好走率がグンと上がるので、条件を満たす馬がいればノータイムで買い目に加えたい。

◆同コース種牡馬別成績(函館競馬場/芝/1200m/過去5年)集計期間:2018/07/16~2023/07/16

種牡馬着別度数勝率連対率複勝率単勝
回収率
複勝
回収率
1 ロードカナロア 21-25-12-114 12.2% 26.7% 33.7% 48.4% 70.1%
2 ダイワメジャー 12-10-7-87 10.3% 19.0% 25.0% 50.7% 59.8%
3 ジョーカプチーノ 9-4-1-21 25.7% 37.1% 40.0% 138.3% 76.0%
4 モーリス 9-3-4-43 15.3% 20.3% 27.1% 166.6% 98.8%
5 キンシャサノキセキ 7-12-8-80 6.5% 17.8% 25.2% 62.9% 82.0%
6 ビッグアーサー 6-6-7-29 12.5% 25.0% 39.6% 65.2% 83.1%
7 キズナ 6-2-5-29 14.3% 19.0% 31.0% 76.2% 72.9%
8 エピファネイア 5-5-8-55 6.8% 13.7% 24.7% 44.0% 77.4%
9 ジャスタウェイ 5-4-3-29 12.2% 22.0% 29.3% 138.0% 108.3%
10 ミッキーアイル 5-3-5-22 14.3% 22.9% 37.1% 43.7% 104.9%
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