会員登録はこちら

愛知杯 G3

日程:2018年1月13日()15:25 中京/芝2000m

愛知杯データ分析

コース図中京芝2000m

2016年から1月に開催時期が移された愛知杯だが、中京芝2000mで行われる牝馬限定のハンデ戦という基本条件は変わっていない。2007年以降のハンデ別成績は、55.5キロ以上の複勝率が50%超と、重いハンデを課せられた馬の好走が多い。それ以外の好走例の大半は53キロ以下。54~55キロは苦戦傾向にある。つまり、手ごろなハンデと言われる馬を狙うのは得策ではないということ。事実、55.5キロ以上が不在の2017年は53キロ以下が上位を独占した。覚えておきたい傾向だ。レースが行われる中京2000mは、高低差約3.5mのタフなコース。直線が約412mと長いうえに急坂もあるため、激しい追い比べになりやすい。(各種データ、原稿は本年のレース発走前のものとなります)

【人気】
とにかく人気サイドが弱いのが特徴で、1998年以降の1~2番人気の複勝率は50%割れと、まったくアテにならない。しかも、6~9番人気の連対率は3~5番人気とほぼ互角。超人気薄である2桁人気も12頭が馬券に絡み、2013年には1~3着を独占するなど、激走例は枚挙に暇がない。高配当を狙ってなんぼの一戦と言えよう。

◆人気別成績(過去20年)

人気着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
1番人気 4-3-3-9 21.1% 36.8% 52.6% 73.7% 78.4%
2番人気 2-3-3-11 10.5% 26.3% 42.1% 58.4% 80.5%
3番人気 1-1-3-14 5.3% 10.5% 26.3% 44.7% 60.5%
4番人気 2-1-2-14 10.5% 15.8% 26.3% 74.7% 67.4%
5番人気 0-2-1-16 0.0% 10.5% 15.8% 0.0% 52.1%
6~9番人気 7-4-3-62 9.2% 14.5% 18.4% 143.2% 79.3%
10番人気以下 3-5-4-114 2.4% 6.3% 9.5% 106.5% 93.4%

◆単勝オッズ別成績(過去20年)

単勝オッズ着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
1.9倍以下 1-0-0-2 33.3% 33.3% 33.3% 63.3% 36.7%
2.0~2.9倍 0-2-1-2 0.0% 40.0% 60.0% 0.0% 78.0%
3.0~4.9倍 3-2-2-5 25.0% 41.7% 58.3% 84.2% 90.0%
5.0~7.9倍 3-3-7-28 7.3% 14.6% 31.7% 46.8% 68.3%
8.0~14.9倍 6-4-4-41 10.9% 18.2% 25.5% 132.5% 83.8%
15.0~19.9倍 2-1-1-23 7.4% 11.1% 14.8% 113.3% 63.0%
20.0~49.9倍 3-7-4-77 3.3% 11.0% 15.4% 107.3% 134.8%
50.0倍以上 1-0-0-62 1.6% 1.6% 1.6% 92.9% 20.3%

◆配当(過去10年)

馬券種最高配当最低配当平均配当
単勝 5,850円 410円 1,967円
複勝 1,280円 170円 518円
枠連 24,420円 940円 5,142円
馬連 61,380円 1,270円 19,428円
ワイド 15,080円 520円 3,904円
馬単 128,510円 2,160円 37,236円
3連複 744,520円 4,280円 117,521円
3連単 4,712,080円 29,130円 784,335円

【脚質】
2012年から新装・中京に舞台を移してからは、4コーナーを7番手以下で通過した差し・追い込み勢の好走が目立ち、最後の直線が長い中京コースらしい結果が出ている。それ以前の成績を加味した脚質別成績を見ても、単勝回収率と複勝回収率は「差し」がトップ。待機組に有利なレースであることは疑いようがない。とはいえ、展開に左右されやすい面があるのも事実。追い込み一手の馬よりも、好位~中団あたりのポジションで運べそうな馬を優先したほうがいいだろう。

◆脚質別成績(過去20年)

脚質着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
逃げ 1-1-2-19 4.3% 8.7% 17.4% 63.0% 70.9%
先行 9-6-3-58 11.8% 19.7% 23.7% 105.9% 93.4%
差し 5-9-11-86 4.5% 12.6% 22.5% 140.8% 95.1%
追込 4-3-3-77 4.6% 8.0% 11.5% 45.4% 56.9%

【枠順】
最初のコーナー進入までの距離は短めだが、カーブが緩いうえに向正面から3コーナーまでの距離が十分にあるため、枠順による有利・不利はほとんどない。強いて挙げれば、1998年以降未勝利の1枠が少しだけ不利と言えるかもしれないが、2017年は6番人気が3着に好走している。過度に不安視する必要はないだろう。それよりも重視すべきは、レース当日の馬場状態。降雪など天候の影響を受けやすい時期だけに、必ず事前にチェックしておくべきだ。

◆枠順別成績(過去20年)

枠順着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
1枠 0-1-3-26 0.0% 3.3% 13.3% 0.0% 34.0%
2枠 2-2-2-27 6.1% 12.1% 18.2% 108.5% 74.2%
3枠 5-4-0-24 15.2% 27.3% 27.3% 267.0% 109.4%
4枠 0-4-3-28 0.0% 11.4% 20.0% 0.0% 79.1%
5枠 2-0-2-32 5.6% 5.6% 11.1% 44.4% 28.3%
6枠 4-2-3-28 10.8% 16.2% 24.3% 115.9% 118.4%
7枠 4-5-2-35 8.7% 19.6% 23.9% 161.1% 100.7%
8枠 2-1-4-40 4.3% 6.4% 14.9% 72.1% 92.8%

【血統】
舞台となる中京芝2000mは、持久力だけではなく、ハイレベルの決め手も求められるがゆえに、血統面における長距離適性の有無が大きなポイントとなる。なかでも、ディープインパクトやキングカメハメハ、ハーツクライ、ゼンノロブロイなど、オークス馬を輩出している種牡馬の相性が良く、毎年のように上位に進出している。ほかでは、父もしくは母父にサドラーズウェルズ系、ニジンスキー系、グレイソヴリン系など、馬力型の血統を持つ馬の活躍も目立つ。とりわけ、中京と同じ直線急坂のある阪神コースで良績を持つ馬の好走例が多いことを覚えておきたい。

◆同コース種牡馬別成績(中京競馬場/芝/2000m/過去5年)集計期間:2012/12/17~2017/12/17

種牡馬着別度数勝率連対率複勝率単勝
回収率
複勝
回収率
1 ディープインパクト 22-31-23-151 9.7% 23.3% 33.5% 55.1% 74.9%
2 キングカメハメハ 19-14-10-88 14.5% 25.2% 32.8% 137.5% 120.6%
3 ステイゴールド 16-3-14-142 9.1% 10.9% 18.9% 63.2% 52.6%
4 ハーツクライ 14-16-16-133 7.8% 16.8% 25.7% 63.1% 65.6%
5 マンハッタンカフェ 8-11-12-94 6.4% 15.2% 24.8% 45.6% 108.3%
6 ハービンジャー 8-7-9-78 7.8% 14.7% 23.5% 80.3% 57.7%
7 ゼンノロブロイ 8-4-4-76 8.7% 13.0% 17.4% 62.1% 116.0%
8 ネオユニヴァース 5-11-4-56 6.6% 21.1% 26.3% 34.9% 77.4%
9 フジキセキ 5-3-1-17 19.2% 30.8% 34.6% 243.1% 102.7%
10 ヴィクトワールピサ 5-1-0-14 25.0% 30.0% 30.0% 167.0% 59.5%
会員登録(無料)でできること

今週の重賞レース

2024年4月20日()
福島牝馬S  G3
2024年4月21日()
マイラーズC  G2
フローラS  G2
総賞金ランキング
JRA競走馬総賞金ランキング
4歳以上
1 ドウデュース 牡5
102,726万円
2 スターズオンアース 牝5
84,098万円
3 リバティアイランド 牝4
74,444万円
4 ディープボンド 牡7
67,569万円
5 ジャスティンパレス 牡5
65,388万円
6 シャフリヤール 牡6
59,685万円
7 タスティエーラ 牡4
57,005万円
8 ジャックドール 牡6
49,004万円
9 ソールオリエンス 牡4
48,668万円
10 ナムラクレア 牝5
47,685万円
» もっと見る

3歳
1 ジャスティンミラノ 牡3
27,482万円
2 ステレンボッシュ 牝3
21,547万円
3 ジャンタルマンタル 牡3
18,666万円
4 アスコリピチェーノ 牝3
16,854万円
5 コスモキュランダ 牡3
15,392万円
6 シンエンペラー 牡3
11,128万円
7 コラソンビート 牝3
9,942万円
8 エトヴプレ 牝3
9,644万円
9 スウィープフィート 牝3
9,386万円
10 レガレイラ 牝3
8,278万円
» もっと見る