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七夕賞 G3

日程:2024年7月7日() 福島/芝2000m

七夕賞データ分析

コース図福島芝2000m

以前は「なんでもアリ」の様相を呈していた七夕賞だが、2013年から従来の最終週→開催前半に移行したことで、状況が一変した。2013年以降の連対馬20頭のうち、半数の10頭が重賞勝ちの経験馬。ハンデ重賞でありながら、格よりも実績がモノを言うレースに変貌しつつある。それは、好走馬のハンデを見ても明らかで、57~58キロ馬が7勝を含む11連対の好成績。斤量を背負わされたからといって、マイナスに評価する必要はない。対照的に52キロ以下の軽量馬の連対はゼロ。来ても3着までと決めつけても構わない。舞台となる福島芝2000mは、直線が短い小回り形態。機動力を持ち、最後までしぶとく脚を伸ばせるタイプが幅を利かせやすい。(各種データ、原稿は本年のレース発走前のものとなります)

【人気】
過去20年、1~3番人気はトータルで【10.7.10.33】。複勝率は50%を割り込んでおり、信頼度は決して高くない。次位である4~5番人気あたりの成績も芳しくなく、ここを狙うくらいならば、単勝および複勝回収率が高めの6~9番人気や、単勝と複勝の回収率が100%を超えている2桁人気を狙ったほうが面白いはずだ。中穴~大穴を積極的に狙うべきレースと言えよう。

◆人気別成績(過去20年)

人気着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
1番人気 4-3-2-11 20.0% 35.0% 45.0% 75.5% 75.0%
2番人気 3-3-4-10 15.0% 30.0% 50.0% 78.0% 104.0%
3番人気 4-0-3-13 20.0% 20.0% 35.0% 144.0% 84.0%
4番人気 0-2-1-17 0.0% 10.0% 15.0% 0.0% 42.5%
5番人気 1-2-1-16 5.0% 15.0% 20.0% 60.0% 60.0%
6~9番人気 5-8-4-63 6.3% 16.3% 21.3% 93.8% 96.5%
10番人気以下 3-2-6-109 2.5% 4.2% 9.2% 145.8% 117.8%

◆単勝オッズ別成績(過去20年)

単勝オッズ着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
1.9倍以下 0-0-0-0 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0%
2.0~2.9倍 0-0-0-3 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0%
3.0~4.9倍 5-4-3-14 19.2% 34.6% 46.2% 75.4% 79.2%
5.0~7.9倍 5-4-6-26 12.2% 22.0% 36.6% 77.3% 82.7%
8.0~14.9倍 4-6-3-48 6.6% 16.4% 21.3% 69.0% 71.1%
15.0~19.9倍 4-2-3-24 12.1% 18.2% 27.3% 220.9% 133.9%
20.0~49.9倍 0-4-3-72 0.0% 5.1% 8.9% 0.0% 63.2%
50.0倍以上 2-0-3-52 3.5% 3.5% 8.8% 272.3% 174.7%

◆配当(過去10年)

馬券種最高配当最低配当平均配当
単勝 10,080円 340円 1,695円
複勝 4,000円 150円 597円
枠連 5,820円 700円 2,386円
馬連 23,250円 1,420円 6,843円
ワイド 26,670円 400円 4,689円
馬単 68,760円 2,300円 15,459円
3連複 293,520円 5,720円 77,744円
3連単 2,563,330円 21,540円 447,177円

【脚質】
脚質については、別表を見ればわかるように前有利の状況。とりわけ、逃げ・先行の各数値の高さは特筆に値する。また、4角6番手以内で回った馬と、7番手以下で回った馬との成績差は歴然。最後方から直線一気を決めた2010年1着のドモナラズのような例もあるにはあるが、基本的には末脚のキレよりも前めでしぶとく脚を伸ばせる持続力のほうが重要。早めに仕掛けて粘り込めるような馬を、連軸に据えるべきだ。

◆脚質別成績(過去20年)

脚質着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
逃げ 2-2-1-17 9.1% 18.2% 22.7% 141.8% 100.5%
先行 11-6-5-54 14.5% 22.4% 28.9% 89.9% 170.3%
差し 5-8-12-90 4.3% 11.3% 21.7% 164.3% 93.5%
追込 2-4-3-78 2.3% 6.9% 10.3% 37.9% 37.5%

【枠順】
別表の枠順別成績を検証すると、外めの枠の不振が目立つ。とりわけ、7枠は連対率、複勝率ともに低水準で、単勝回収率と複勝回収率も低空飛行となっている。基本的に軸足は、各数値が安定している真ん中より内の1~4枠あたりに寄せたほうがいいだろう。

◆枠順別成績(過去20年)

枠順着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
1枠 2-2-3-28 5.7% 11.4% 20.0% 72.0% 109.4%
2枠 5-3-0-28 13.9% 22.2% 22.2% 92.5% 73.1%
3枠 1-4-1-30 2.8% 13.9% 16.7% 151.1% 73.9%
4枠 4-2-5-25 11.1% 16.7% 30.6% 360.0% 214.4%
5枠 1-3-4-30 2.6% 10.5% 21.1% 50.5% 78.9%
6枠 3-2-4-29 7.9% 13.2% 23.7% 42.4% 152.6%
7枠 1-1-3-35 2.5% 5.0% 12.5% 11.5% 32.8%
8枠 3-3-1-34 7.3% 14.6% 17.1% 95.4% 53.9%

【血統】
2013年から開催前半に移行したことで、走破タイムの高速化が顕著になった。それにともない、サンデーサイレンスの血脈が攻勢を強めており、2013年以降の3着以内馬は、2018年3着のパワーポケットと2021年3着のショウナンバルディを除くすべてがサンデーサイレンスの血を内包。もはや、サンデーサイレンスの血脈をなくしては、七夕賞で上位争いに加わることは困難と言っても過言ではない。なかでも、ダンチヒ系やヌレイエフ系、ヴァイスリージェント系など、スピードとパワーを兼備したノーザンダンサー系種牡馬との相性は抜群で、毎年のように3着以内に食い込んでいる。ほかでは、ロベルト系種牡馬を父もしくは母の父に持つ馬の好走例が多い。まとめると、サンデーサイレンス+スピード型ノーザンダンサー系と、サンデーサイレンス+ロベルト系の2パターンが血統面での狙い目ということになる。

◆同コース種牡馬別成績(福島競馬場/芝/2000m/過去5年)集計期間:2018/11/19~2023/11/19

種牡馬着別度数勝率連対率複勝率単勝
回収率
複勝
回収率
1 ハーツクライ 10-6-11-78 9.5% 15.2% 25.7% 71.0% 76.1%
2 スクリーンヒーロー 8-4-2-29 18.6% 27.9% 32.6% 104.4% 69.8%
3 ルーラーシップ 7-6-7-61 8.6% 16.0% 24.7% 62.7% 88.3%
4 ゴールドシップ 7-5-1-59 9.7% 16.7% 18.1% 76.4% 52.5%
5 キズナ 7-4-7-26 15.9% 25.0% 40.9% 240.0% 135.9%
6 ディープインパクト 5-6-4-64 6.3% 13.9% 19.0% 50.3% 55.8%
7 オルフェーヴル 5-6-4-41 8.9% 19.6% 26.8% 64.1% 133.2%
8 ステイゴールド 5-3-1-28 13.5% 21.6% 24.3% 101.6% 60.8%
9 エイシンフラッシュ 5-1-2-39 10.6% 12.8% 17.0% 171.5% 58.1%
10 ハービンジャー 4-3-10-60 5.2% 9.1% 22.1% 31.3% 99.4%
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