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京都新聞杯 G2

日程:2024年5月4日() 京都/芝2200m

京都新聞杯データ分析

コース図京都芝2200m

関西の日本ダービー最終便。2008年以降の連対馬のステップを検証すると、前走重賞組については、皐月賞は1桁着順かつ0.9秒差以内、皐月賞以外は2着以内という条件を、多くの連対馬が満たしている。日本ダービーの前哨戦に位置付けられているレースだけに、G1で大敗した馬や、皐月賞のステップレースで凡走した馬の変わり身は難しい。それよりも、注目すべきは前走1勝クラス(旧500万下)組の強さ。とりわけ、前走1着馬は7勝を含む12連対という抜群の成績を残しており、前走重賞組が信頼に足りない場合は、有力な軸馬候補となる。舞台となる京都芝2200mは、スタートしてから最初のコーナーまでの距離が十分あるうえ、最後の直線も約400mと長く、展開的な紛れの少ない形態である。(各種データ、原稿は本年のレース発走前のものとなります)

【人気】
別表の平均配当を確認すると、どの券種も全体的に低め。それもそのはずで、人気サイドが非常に強く、過去20年の優勝馬の7割が3番人気以内で占められており、人気薄をアタマでは狙いづらいレースとなっている。ヒモ穴を狙うのであれば、比較的複勝率の高い5番人気もしくは6~9番人気のゾーンがオススメ。極端な大穴狙いは避けたほうが賢明だ。1~3番人気が1頭も馬券に絡めなかった2018年や2022年のようなケースは、例外と考えたほうがいい。

◆人気別成績(過去20年)

人気着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
1番人気 5-3-3-9 25.0% 40.0% 55.0% 60.0% 72.5%
2番人気 5-5-3-7 25.0% 50.0% 65.0% 100.5% 112.0%
3番人気 5-3-0-12 25.0% 40.0% 40.0% 201.0% 97.5%
4番人気 1-0-3-16 5.0% 5.0% 20.0% 53.5% 70.5%
5番人気 1-1-3-15 5.0% 10.0% 25.0% 54.0% 79.5%
6~9番人気 2-7-6-65 2.5% 11.3% 18.8% 38.3% 81.8%
10番人気以下 1-1-2-99 1.0% 1.9% 3.9% 33.6% 29.0%

◆単勝オッズ別成績(過去20年)

単勝オッズ着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
1.9倍以下 1-0-0-2 33.3% 33.3% 33.3% 46.7% 36.7%
2.0~2.9倍 3-1-1-3 37.5% 50.0% 62.5% 90.0% 75.0%
3.0~4.9倍 7-6-4-8 28.0% 52.0% 68.0% 111.2% 103.2%
5.0~7.9倍 2-3-2-21 7.1% 17.9% 25.0% 45.0% 52.9%
8.0~14.9倍 5-3-6-34 10.4% 16.7% 29.2% 120.0% 101.0%
15.0~19.9倍 1-2-3-21 3.7% 11.1% 22.2% 65.9% 83.3%
20.0~49.9倍 1-4-3-41 2.0% 10.2% 16.3% 70.6% 100.6%
50.0倍以上 0-1-1-93 0.0% 1.1% 2.1% 0.0% 14.4%

◆配当(過去10年)

馬券種最高配当最低配当平均配当
単勝 3,460円 200円 1,009円
複勝 790円 120円 305円
枠連 3,910円 380円 1,827円
馬連 15,710円 650円 4,720円
ワイド 4,480円 220円 1,381円
馬単 26,970円 1,030円 9,188円
3連複 42,640円 640円 11,852円
3連単 269,100円 4,100円 80,796円

【脚質】
脚質については差し優勢。脚質別成績における「差し」の数値が全項目トップというのは、めったに見られない現象である。2008年以降の上がり3ハロン1~2位馬の成績を検証すると【12.3.8.11】という抜群のパフォーマンスを見せつけており、イメージ以上に差し優勢ととらえたほうがいい。ただし、後方から直線一気を決めるのは至難の業。ゆえに、「差し×差し」、「差し×先行」の決着を想定して馬券を組み立てたい。

◆脚質別成績(過去20年)

脚質着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
逃げ 0-2-3-15 0.0% 10.0% 25.0% 0.0% 63.0%
先行 5-9-4-61 6.3% 17.7% 22.8% 56.6% 72.8%
差し 12-7-8-71 12.2% 19.4% 27.6% 107.0% 88.8%
追込 3-2-5-76 3.5% 5.8% 11.6% 10.9% 28.6%

【枠順】
枠順別成績を確認する限り、連対率の面では内・中・外における極端な偏りは見られない。ただし、1枠は未勝利。8枠の回収率も芳しくない。その点を考慮すると、極端な枠が不利であるのは明白。2017年と2021年に8枠が勝利を収めているが、両年とも12頭立て以下の少頭数。多頭数で8枠に入った馬は、評価を控えめにしたほうがいいだろう。

◆枠順別成績(過去20年)

枠順着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
1枠 0-2-1-24 0.0% 7.4% 11.1% 0.0% 28.9%
2枠 5-0-3-22 16.7% 16.7% 26.7% 94.7% 74.0%
3枠 3-5-2-22 9.4% 25.0% 31.3% 88.8% 91.9%
4枠 2-4-1-27 5.9% 17.6% 20.6% 17.1% 70.0%
5枠 3-2-1-31 8.1% 13.5% 16.2% 74.6% 42.7%
6枠 2-3-4-30 5.1% 12.8% 23.1% 23.3% 85.1%
7枠 2-3-4-32 4.9% 12.2% 22.0% 115.6% 76.6%
8枠 3-1-4-35 7.0% 9.3% 18.6% 28.6% 42.1%

【血統】
血統面では大きな特徴がある。父方の系統に注目するとヘイロー系がとにかく強い。2008年以降の連対馬30頭中、実に24頭を占めている。とりわけ、サンデーサイレンスの系統産駒が幅を利かせており、12勝を含む22連対の大盛況だ。近年は、「父サンデーサイレンス系×母の父ノーザンダンサー系」の組み合わせを持つ馬の活躍も顕著で、2012年から2021年の間は10年連続連対を果たしている。高い適性を有しているのは間違いなく、出走してきた際には十分な注意を払っておきたい。

◆同コース種牡馬別成績(京都競馬場/芝/2200m/過去5年)集計期間:2019/02/11~2024/02/11

種牡馬着別度数勝率連対率複勝率単勝
回収率
複勝
回収率
1 ディープインパクト 8-4-8-29 16.3% 24.5% 40.8% 67.8% 78.0%
2 キズナ 4-4-1-9 22.2% 44.4% 50.0% 112.2% 132.2%
3 ハーツクライ 4-2-5-28 10.3% 15.4% 28.2% 52.8% 42.1%
4 オルフェーヴル 4-2-0-16 18.2% 27.3% 27.3% 170.0% 49.5%
5 ルーラーシップ 3-3-1-15 13.6% 27.3% 31.8% 65.5% 122.3%
6 ゴールドシップ 3-1-1-13 16.7% 22.2% 27.8% 494.4% 174.4%
7 ハービンジャー 2-5-2-26 5.7% 20.0% 25.7% 15.7% 58.0%
8 エピファネイア 2-1-2-11 12.5% 18.8% 31.3% 34.4% 121.9%
9 キングカメハメハ 2-1-0-16 10.5% 15.8% 15.8% 206.8% 60.0%
10 ドリームジャーニー 2-0-1-6 22.2% 22.2% 33.3% 283.3% 65.6%
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