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大阪杯 G1   日程:2018年4月1日()  阪神/芝2000m

大阪杯ニュース

シュヴァル、大阪杯から天皇賞・春へ!友道師「ベスト」
 昨秋のジャパンCを制し、有馬記念で3着になったシュヴァルグラン(栗・友道、牡6)は、ドバイ国際競走は登録だけにとどめ、大阪杯(4月1日、阪神、GI、芝2000メートル)で始動することが11日、わかった。その後は天皇賞・春(4月29日、京都、GI、芝3200メートル)に向かう。友道調教師は「レース間隔からも、(このローテが)ベストと考えました」と説明した。2000メートル戦は、2015年8月札幌の500万下(2着)以来だが、友道師は「今なら問題ないでしょう」と不安を一蹴。現在は滋賀県のノーザンファームしがらきに放牧中で、レースまでの期間を逆算して帰厩する。★シュヴァルグランの競走成績はこちら
2018年1月12日(金) 05:04

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キタサン、2年連続年度代表馬に!サブちゃん「感激」
 2017年度のJRA賞受賞馬選考委員会が9日、東京都港区のJRA本部で開かれ、年度代表馬には前年に続いてキタサンブラックが選ばれた。大阪杯、春秋の天皇賞、有馬記念とGIを4勝し、最優秀4歳以上牡馬は満票で受賞。2年連続の受賞は史上7頭目(2度の受賞は9頭目)となった。最優秀3歳馬部門は美浦・藤沢和雄厩舎の2頭が牡牝を独占。授賞式は29日に東京都内のホテルで行われる。 昨年末の有馬記念を制し、歴代最多タイのJRA・GI7勝目を花道に現役引退したキタサンブラックに、新たな勲章だ。前年に続いて年度代表馬を受賞。2年連続の受賞は史上7頭目という快挙に、北島三郎オーナーが歓喜のコメントを寄せた。 「引退式を終えたばかりで寂しい気持ちでしたが、大変に名誉なことと感激しております」 7日に京都競馬場で行われた引退式で別れを惜しんだばかり。余韻もさめやらぬ中での吉報だった。武豊騎手も「本当に素晴らしい馬。このような馬に騎乗することができて光栄です」とパートナーをたたえた。 「本当にありがたい。ブラックに感謝です」と話したのは清水久調教師だ。昨年は大阪杯での始動戦Vに続き、天皇賞・春を連覇。しかし、続く宝塚記念で9着に敗れ、凱旋門賞挑戦プランは消えた。「これだけの馬に汚点というか、申し訳なかった」と悔いを残す結果になったが、早めに帰厩させてじっくり準備した天皇賞・秋では、出遅れをものともせず差し切り勝ち。ジャパンC3着の後、有馬記念で有終の美を飾り、競馬の枠を超えたスターとなった。 「スピード、スタミナ、パワー、丈夫。本当に化け物というか怪物」と清水久師は舌を巻く。最優秀4歳以上牡馬部門では、文句なしの満票で受賞した。 当初は、10日に繋養先となる北海道安平町の社台スタリオンステーションへ到着予定だったが、悪天候のため無理をせず、1日順延。11日から、種牡馬としての新生活に備える。 「2000メートルの大阪杯と天皇賞・秋を勝ちましたから、種牡馬として評価できると思います」 トレーナーは明るい見通しを語った。たぐいまれな才能を、次の世代へ…。怪物の血を受け継いだ新たな国民的スターホースの誕生を、競馬ファンも待ち望んでいる。(山口大輝) ◆キタサンブラックを生産したヤナガワ牧場・梁川正普(まさひろ)代表 「2年連続でこのような素晴らしい賞をいただけてとてもうれしいですし、キタサンブラックのような馬を送り出せたことは生産者としてこれ以上ない喜びです。これを超えるような馬というのはなかなか難しいですが、少しでも近づけるような馬を生産できるよう、また頑張っていきたいと思いますし、今度はキタサンブラックの子供でまたいい馬を送り出せればと思います」★キタサンブラックの競走成績はこちら
2018年1月10日(水) 05:04

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キタサンブラック引退式〜「子供でGIを勝ちたい」武豊騎手
 2016年の年度代表馬で、2017年にもGIとなった大阪杯の初代王者として名を刻み、天皇賞・春秋連覇、そして有馬記念を制覇したキタサンブラック(牡6歳、栗東・清水久詞厩舎、父ブラックタイド、母シュガーハート、母の父サクラバクシンオー)の引退式が1月7日(日)、京都競馬場の最終レース終了後に行われた。 キタサンブラックは主戦の武豊騎手を背に、京都競馬場の芝コースをキャンターで駆け抜けた。1万8000人のファンに応えるかのような力強い走りだ。 「改めて素晴らしい乗り味だと思いました。本当に乗っていて気持ちの良い馬。このような馬と巡り合えて幸せでした」と武豊騎手が声を震わせる。 今後は、すでに社台スタリオンステーションでの種牡馬入りが決まっている。名手の口からは思わず、「キタサンブラックの子供でGIを勝ちたい。約束します!」とGI奪取宣言も飛び出した。「全てが思い出ですが、4歳からコンビを組んで、乗る度に馬が良くなっていった。騎手としても成長させてくれた。『ありがとう』と伝えました」。 ファンの熱気に北島三郎オーナーも応える。引退式が終わった直後にはマイクを握り、『まつり』をアカペラで歌い上げた。「ブラックはあれだけの体形をしていますから、立派な子供を出してくれると思います。その子供たちが走る姿を見るまでは、倒れちゃいかんな、と」と笑みを浮かべた。 キタサンブラックの通算成績は20戦12勝。獲得賞金の18億7684万3000円はJRA史上最多。JRAのGI・7勝はシンボリルドルフ、テイエムオペラオー、ディープインパクト、ウオッカに並ぶJRA史上最多。【キタサンブラックのGI勝利】2015年 菊花賞2016年 天皇賞(春)2016年 ジャパンカップ2017年 大阪杯2017年 天皇賞(春)2017年 天皇賞(秋)2017年 有馬記念★キタサンブラックの競走成績はこちら
2018年1月7日() 18:43

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ペルシアンナイトは中山記念から始動!
 GI2勝馬で凱旋門賞15着のあと休養しているサトノダイヤモンド(栗・池江、牡4)が来春、金鯱賞(3月11日、中京、GII、芝2000メートル)で始動することが26日、わかった。その後は大阪杯(4月1日、阪神、GI、芝2000メートル)から宝塚記念(6月24日、阪神、GI、芝2200メートル)に向かう。池江調教師は「鞍上は3戦ともルメール騎手です」と語った。 僚馬でマイルCSを制したペルシアンナイト(牡3)は、中山記念(2月25日、中山、GII、芝1800メートル)から大阪杯へ。皐月賞馬で菊花賞7着アルアイン(牡3)は、京都記念(2月11日、京都、GII、芝2200メートル)か中山記念での始動を予定している。★ペルシアンナイトの競走成績はこちら
2017年12月27日(水) 05:04

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【ホープフルS】レースの注目点
★数多くの名馬生んだ当レース GI格上げ初年度を飾るのはどの馬か ホープフルSは、1984年に2歳牝馬限定戦のGIII「ラジオたんぱ杯3歳牝馬S」として創設され、阪神と京都(1990年のみ)の芝1600メートルで争われてたが、1991年には牡・セン馬限定戦となり、名称も「ラジオたんぱ杯3歳S」、距離は芝2000メートルとなった。 その後、「ラジオたんぱ杯2歳S」→「ラジオNIKKEI杯2歳S」と名称変更があったが、2014年には牡・牝馬限定戦の「ホープフルS」として舞台を中山に移し、格付けもGIIとなった。ホープフルSは、今年からGIに格上げされ、18頭の若駒が登録しているが、格上げ初年度のレースはどのような結果になるのだろうか。 なお、同じく今年GIIからGIに格上げされた大阪杯は、1番人気のキタサンブラックが優勝している。 また、ホープフルS出走馬からは、多くのGIホースが誕生しており、過去10年間でロジユニヴァース、キズナ、ワンアンドオンリー、レイデオロと4頭のダービー馬が生まれた。さらに2011年2着のゴールドシップは、その後GI6勝の活躍を見せ、2009年1着のヴィクトワールピサはJRA・GI2勝だけでなく、2011年にUAEのGIドバイワールドC優勝の快挙を成し遂げた。★母子GI勝利狙うジャンダルム ビリーヴ産駒初のGI制覇なるか ジャンダルム(牡、栗東・池江泰寿厩舎)には、母子GI制覇がかかっている。同馬の母は、スプリントGIで2勝を挙げたビリーヴで、2003年にはJRA賞最優秀4歳以上牝馬を受賞した。ビリーヴは、現役引退後、繁殖牝馬としてアメリカに渡り、JRAで5勝を挙げたファリダットや7勝を挙げたフィドゥーシアを送り出している。 ジャンダルムは、前走のGIIデイリー杯2歳Sを勝ち、ビリーヴ産駒初のJRA重賞制覇を成し遂げたが、果たして、母に続きGIタイトルも手に入れることができるだろうか。 なお、ビリーヴ産駒は、母同様、主に短距離戦での活躍が目立っており、JRAの芝2000メートル以上のレースに出走するのは、ファリダット以来2頭目となる。★武豊、GI完全制覇に王手かけるか GI格上げ前に5勝 ジャンダルム(牡、栗東・池江泰寿厩舎)に騎乗予定の武豊騎手は、JRAで実施されるGI24レースのうち、22レースで計74勝を挙げており、完全制覇へ残すは2歳GIの「朝日杯FS」と「ホープフルS」となっている。同騎手はGI格上げ前のホープフルSで5勝をマークしているが、GI格上げ初年度を勝利で飾り、GI完全制覇に王手をかけることができるだろうか。 なお、武豊騎手は、1990年にGIに格上げされた初年度のスプリンターズSをバンブーメモリーで制し、今年もGIに格上げされた大阪杯をキタサンブラックで制している。 また、ジャンダルムは、新馬→デイリー杯2歳Sと連勝しており、無敗でのGI制覇がかかっている。なお、デイリー杯2歳S勝ち馬からは、グレード制が導入された1984年以降、ニシノフラワー、ビワハヤヒデ、シーキングザパールなど6頭のGIホースが誕生している。★トーセンロレンス産駒のトーセンクリーガー 未出走で引退した父の無念晴らすか 今年の2歳戦では新種牡馬の産駒が活躍しており、12月25日現在、ロードカナロアの産駒は37勝、オルフェーヴルの産駒は阪神JFを含む重賞3勝をマークしている。ホープフルSにも新種牡馬の産駒は、トーセンロレンス産駒のトーセンクリーガー(牡、美浦・小野次郎厩舎)、ノヴェリスト産駒のニシノベースマン(牡、栗東・森秀行厩舎)、モンテロッソ産駒のリュヌルージュ(牝、栗東・斉藤崇史厩舎)と3頭登録しており、GIの舞台で産駒初の重賞制覇なるか注目される。 また、現役時代、ノヴェリストはキングジョージVI世&クイーンエリザベスS(英)などGIを4勝、モンテロッソはドバイワールドC(UAE)を制しているが、トーセンロレンスは未出走のまま現役を引退。トーセンロレンスはディープインパクトの半弟で、2009年セレクトセール(当歳)では1億6500万円(税抜)の価格がついたが、現役時代に出走できなかった無念を産駒で晴らすことができるだろうか。★頭数少ないブレイクランアウト産駒ロードアクシス 15年に生まれた6頭のうちの1頭 ロードアクシス(牡、栗東・奥村豊厩舎)は、2015年に生産されたブレイクランアウト産駒6頭のうちの1頭。同産駒は産駒数が少ないのだが、JRAで出走した2歳の口ードアクシスとレナータはともに勝ち上がっており、レナータは地方・園田で実施されたJpnII・兵庫ジュニアGPに出走(9着)した。  父ブレイクランアウトは、2歳時にGIII東スポ杯2歳S2着、GI朝日杯FS3着などの成績を残し、3歳時にはGIII共同通信杯を優勝した。同産駒のJRA・GI出走は初めてとなるが、ロードアクシスは父が手にできなかったGI勝利を勝ち取ることができるだろうか。なお、トーセンクリーガー(牡、美浦・小野次郎厩舎)も、2015年に生産されたトーセンロレンス産駒9頭のうちの1頭である。 また、ロードアクシスに騎乗予定の松若風馬騎手は、デビュー4年目で11度目のJRA・GI挑戦となる。同騎手は、年々GIレースへの騎乗回数も増えているが、念願のGI勝利を手中に収めることができるだろうか。 トーセンロレンスに騎乗予定の横山和生騎手は、デビュー7年目で4度目のJRAGI挑戦となる。同騎手が勝てば、JRA重賞初勝利となるが、GIの舞台で初の重賞タイトルを手に入れることができるだろうか。
2017年12月25日(月) 17:04

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昨年のダービー馬マカヒキ骨折〜状態次第で大阪杯
 2016年の日本ダービー馬で、前走のジャパンカップで4着になったマカヒキ(栗東・友道康夫厩舎、牡4歳)の左(後肢)第1趾節種子骨剥離骨折が12月22日、明らかになった。全治には3カ月を要する見込みで、近日中にノーザンファーム天栄に放牧される。 友道調教師は「来年こそはと思っていただけに残念です。状態次第で大阪杯(4月1日、阪神、GI、芝2000メートル)に向かいます」と話した。★マカヒキの競走成績はこちら
2017年12月22日(金) 17:24

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【2着馬は見た キタサンの強さ(4)】’17天皇賞・春
 GIに昇格した大阪杯を快勝したキタサンブラックは、盤石の状態で2度目の天皇賞・春を迎えた。有馬記念で先着されたサトノダイヤモンドとの再戦がみどころだったが、割って入ったのがシュヴァルグラン。福永騎手がレースを振り返る。 「思い描いた競馬ができたけど、差を詰めたいところで引き離された。キタサンの強さが遺憾なく発揮されたレースだったと思う」 序盤から速いペースで流れる中、離れた2番手を進んだキタサンは3コーナー過ぎから動いて早々と先頭を奪う。ぴったり追撃するシュヴァル。しかし最後まで差を縮めることができなかった。「すごくタフな競馬で、ここで頑張った馬は後に響いていた。各馬が死力を振り絞ったレース」。Vタイム3分12秒5は2006年ディープインパクトの記録を0秒9も更新するレコードだった。 「本当に強いと思ったのは大阪杯のときからだけど、これだけ成長していく馬も珍しい。立ち写真を見るたびに変わっていった。清水久厩舎のハードな調教がマッチしたのだと思う」 ハードトレーニングに耐えられる身体面の強さも、キタサンブラックの大きな才能だ。★有馬記念の枠順はこちら 調教タイムも掲載
2017年12月22日(金) 05:02

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ダイヤ、来春は大阪杯と宝塚目標 秋は再び海外目指す
 凱旋門賞15着後、休養している昨年の有馬記念勝ち馬サトノダイヤモンド(栗・池江、牡4)が、来春に大阪杯(4月1日、阪神、GI、芝2000メートル)と宝塚記念(6月24日、阪神、GI、芝2200メートル)を目標に置いていることが19日、わかった。「その前にどこを使うかはまだ決まっていません」と池江調教師。春は国内戦に専念し、秋に再び海外GI取りを目指す予定だ。★サトノダイヤモンドの競走成績はこちら
2017年12月20日(水) 05:00

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【キタサン敗北の真相(1)】’16産経大阪杯
 昨年のキタサンブラックは産経大阪杯で始動。このレースから武豊騎手とコンビを組んだ。有馬記念3着以来3カ月半の休み明けだったが、2月後半から時計を出し始め、仕上がりは良好。古馬初戦でどんな走りを見せるか注目を集めた。 好スタートから先手を奪い、前半1000メートル61秒1のスローペースに持ち込んだ。誤算は差し・追い込みタイプの2番人気アンビシャスが2番手にいたこと。打倒キタサンにかけた横山典弘騎手ならではの思い切った騎乗だった。 キタサンはしぶとく粘ったが、アンビシャスにゴール寸前でかわされてクビ差の2着に敗れた。勝ち馬より2キロ重い58キロを背負っていたことも、着差を考えれば大きかった。 「思い通りのレースはできたけど、アンビシャスがあの位置にいるとはね。斤量の差もある。調教(2週前追い切りに騎乗)より競馬の方がよかったし、さすがですね」と武豊騎手。敗れはしたが、初めてコンビを組んだ名手にとって手応え十分の一戦でもあった。★有馬記念の特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
2017年12月19日(火) 05:04

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【中日新聞杯】レース展望
 中京2週目は土曜メインに中日新聞杯(9日、GIII、芝2000メートル)が行われる。同じ舞台の金鯱賞がGIに昇格した大阪杯の前哨戦として12月から3月に移行したのに伴い、6年ぶりに12月開催となった。中1週と間隔は詰まっているが、ここから有馬記念(24日、中山、GI、芝2500メートル)に向かう馬が現れる可能性もある。今年の中京で行われる最後の重賞を、大いに注目したい。 スズカデヴィアス(栗東・橋田満厩舎、牡6歳)は春の金鯱賞で3着。今年は初戦のオープン特別・白富士Sを勝った後は未勝利ながら、GI大阪杯(11着)以外は全て4着以内と堅実な走りを見せている。前走の福島記念も中団からしぶとく伸びてウインブライトにクビ差2着と善戦。前走から0.5キロ増のハンデ56.5キロも予想された範囲内だ。オーナーのおひざ元で、重賞初制覇の可能性は十分ある。 メートルダール(美浦・戸田博文厩舎、牡4歳)は昨年の京成杯、共同通信杯、今年の新潟大賞典でいずれも3着と好走。オープンに再昇級して1番人気に支持された前走の関屋記念は12着と大敗したが、前残りのなか、位置取りが中団の後ろでは厳しかった。4カ月ぶりの実戦になるが、中間の動きは上々。ハンデ55キロは新潟大賞典と同じなので問題ないだろう。5勝中、3勝を挙げている2000メートルなら、巻き返しがあっても不思議はない。 エリザベス女王杯で見せ場たっぷりの4着だったマキシマムドパリ(栗東・松元茂樹厩舎、牝5歳)は今年1月、牝馬限定戦とはいえ中京芝2000メートルのGIII愛知杯を勝っている。今回は牡馬が相手でハンデ55キロと楽な条件ではないが、得意のコースなら期待できそうだ。 オクトーバーSを勝って臨むマウントロブソン(美浦・堀宣行厩舎、牡4歳)は57.5キロでトップハンデタイ。3歳春にGIIフジテレビ賞スプリングSを勝っている実力馬だけに、仕方ないところだろう。切れ味に欠けるタイプだが、石橋脩騎手とのコンビでは2戦2勝。持ち味を知り尽くす鞍上とのコンビは魅力だ。
2017年12月4日(月) 18:57

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【ジャパンC】レースの注目点
★年内あと2戦で引退のキタサン、数々の記録がかかる ジャパンC、有馬記念の年内2戦で引退することが発表されているキタサンブラック(牡5歳、栗東・清水久詞厩舎)は今年、大阪杯、天皇賞・春、天皇賞・秋とGI3勝をマークし、JRA通算獲得賞金ランキングでトップのテイエムオペラオー(18億3518万9000円)に約3億4000万円と迫る14億9796万1000円を獲得している。 ジャパンCと有馬記念の1着賞金はどちらも国内最高の3億円ということで、トップ射程圏内にいるといえるが、残り2戦で頂に到達するためにも、ジャパンCの結果が重要になってくることは間違いない。 また、ジャパンCを制覇すれば、JRA・GI年間4勝は2012年ジェンティルドンナ以来5年ぶり7頭目。古馬のGIに限ると00年テイエムオペラオー、06年ディープインパクトに続き11年ぶり3頭目となる。 さらにキタサンブラックは、今年は大阪杯、天皇賞・春、天皇賞・秋とGI3勝をマークし年間賞金ランキングでトップの4億3045万8000円を獲得しており、現在2位のレイデオロ(2億9300万8000円)とは約1億4000万円の差をつけている。 ジャパンCの結果次第では、年間7億1193万円を獲得して“賞金王”に輝いた昨年に続いて史上4頭目となる2年連続“賞金王”が見えてくるが、果たしてどんな結果になるだろうか。★キタサン勝てば歴代の名馬に並ぶGI7勝 3歳時の2015年に菊花賞、16年に天皇賞・春、ジャパンC、17年に大阪杯、天皇賞・春、天皇賞・秋と現在JRA・GI6勝を挙げているキタサンブラック(牡5歳、栗東・清水久詞厩舎)。1984年のグレード制以降、GIを7勝しているシンボリルドルフ、テイエムオペラオー、ディープインパクト、ウオッカに肩を並べるまであと1勝と迫っている。 年内あと2戦(ジャパンC、有馬記念)での引退が発表されている同馬が、ジャパンCを勝てば歴代の名馬に並ぶうえ、有馬記念でGI8勝の新記録達成の可能性を残すことになる。また、キタサンブラックは、GI6勝、GII3勝で重賞勝ちの合計は「9」。12勝を挙げたオグリキャップなどに続き、勝って史上8頭目の重賞10勝馬となれるかにも注目だ。★ダービー馬3世代対決は9年ぶり2回目 今年のジャパンCには、レイデオロ(牡3歳、美浦・藤沢和雄厩舎)、マカヒキ(牡4歳、栗東・友道康夫厩舎)、ワンアンドオンリー(牡6歳、栗東・橋口慎介厩舎)と3頭のダービー馬が登録している。3世代のダービー馬の対戦は、2008年ジャパンC以来9年ぶり2回目で、その時は一番年下のディープスカイ(牡3歳)が最先着(2着)を果たした。 今回、一番年下のレイデオロは、古馬と初めての対戦となるが、先輩ダービー馬に先着することができるだろうか。Vなら、3歳馬の勝利は2012年ジェンティルドンナ(牝)以来5年ぶり7頭目、3歳ダービー馬の勝利は2001年ジャングルポケット以来16年ぶり2頭目となる。 また、先輩ダービー馬のマカヒキとワンアンドオンリーは、2頭とも勝ち星から遠ざかっている。マカヒキは2016年凱旋門賞(GI)14着から5連敗、ワンアンドオンリーは2014年菊花賞(GI)9着から22連敗中だが、ジャパンCで復活の勝利を挙げることができるだろうか。なお、4歳ダービー馬は、ジャパンCで4勝を挙げている。★藤沢&ルメールコンビは勝率.319 ジャパンC最多出走(延べ18頭)の藤沢和雄調教師(美浦)は、ダービー馬レイデオロ(牡3歳)とオークス馬ソウルスターリング(牝3歳)を登録している。この2頭には、これまでC.ルメール騎手が騎乗していたが、今回はレイデオロにルメール騎手、ソウルスターリングには”テン乗り”となるC.デムーロ騎手が騎乗する予定だ。藤沢調教師とルメール騎手のコンビは、11月13日現在、JRA競走で166戦53勝、2着28回(勝率.319、連対率.488)と高い数字をマークしているが、さて、レイデオロを勝利に導くことができるだろうか。 また、C.デムーロ騎手はジャパンC初参戦で、同レース初の兄弟制覇(兄のM.デムーロ騎手は2008年優勝)がかかる。ソウルスターリングは、19頭の登録馬のうち唯一の牝馬で、古馬との対戦では毎日王冠(GII)8着、天皇賞・秋(GI)6着と敗れているが、C.デムーロ騎手とのコンビで一矢報いることができるだろうか。★昨年1・2着の京都大賞典組、今年はシュヴァルグランら4頭が登録 昨年は、京都大賞典(GII)から天皇賞・秋には出走せず、ジャパンCに直行したキタサンブラックとサウンズオブアースがワンツーフィニッシュを決めた。今年の登録馬では、京都大賞典2着のトーセンバジル(牡5歳、栗東・藤原英昭厩舎)、同3着シュヴァルグラン(牡5歳、栗東・友道康夫厩舎)、同6着ラストインパクト(牡7歳、栗東・角居勝彦厩舎)、同13着サウンズオブアース(牡6歳、粟東・藤岡健一厩舎)の4頭が京都大賞典からの直行となる。出走すれば、4頭ともGI初勝利がかかるが、昨年に続き京都大賞典組が上位を占めるのだろうか。なお、サウンズオブアースは3度目のジャパンC挑戦で昨年は2着、シュヴァルグランは昨年の3着馬で、7度目のG1挑戦となる。★アイダホ、凱旋門賞での経験活かし34年ぶり愛国所属馬V目指す アイルランド所属のアイダホ(牡4歳、A.オブライエン厩舎)は、凱旋門賞(GI)で果敢に先行し8着となった。同馬はGI未勝利だが、凱旋門賞での経験を活かし、GIタイトルを手にすることができるだろうか。なお、凱旋門賞7着のイキートス(牡5歳、H.グリューシェル厩舎)も登録している。Vなら、アイルランド所属馬の勝利は、1983年スタネーラ以来34年ぶりとなる。 また、ドイツのギニョール(牡5歳、J.カルヴァロ厩舎)は、先行力を武器にGIを連勝中。同馬には3度目のジャパンC参戦となるF.ミナリク騎手が騎乗する予定だが、さて、どんな戦法で挑むのだろうか。
2017年11月20日(月) 18:11

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【ジャパンC】年内あと2戦で引退のキタサン 数々の記録がかかる
 ジャパンC、有馬記念の年内2戦で引退することが発表されているキタサンブラック(牡5歳、栗東・清水久詞厩舎)は今年、大阪杯、天皇賞・春、天皇賞・秋とGI3勝をマークし、JRA通算獲得賞金ランキングでトップのテイエムオペラオー(18億3518万9000円)に約3億4000万円と迫る14億9796万1000円を獲得している。 ジャパンCと有馬記念の1着賞金はどちらも国内最高の3億円ということで、トップ射程圏内にいるといえるが、残り2戦で頂に到達するためにも、ジャパンCの結果が重要になってくることは間違いない。 また、ジャパンCを制覇すれば、JRA・GI年間4勝は2012年ジェンティルドンナ以来5年ぶり7頭目。古馬のGIに限ると00年テイエムオペラオー、06年ディープインパクトに続き11年ぶり3頭目となる。 さらにキタサンブラックは、今年は大阪杯、天皇賞・春、天皇賞・秋とGI3勝をマークし年間賞金ランキングでトップの4億3045万8000円を獲得しており、現在2位のレイデオロ(2億9300万8000円)とは約1億4000万円の差をつけている。 ジャパンCの結果次第では、年間7億1193万円を獲得して“賞金王”に輝いた昨年に続いて史上4頭目となる2年連続“賞金王”が見えてくるが、果たしてどんな結果になるだろうか。★ジャパンCの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
2017年11月20日(月) 10:18

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【福島記念】レース展望
 秋の福島開催唯一の重賞・福島記念(12日、GIII、芝2000メートル)が日曜メインで行われる。除外対象馬を含めると上下7キロの差があるハンデ戦。展開や乗り方ひとつで、どの馬にもチャンスが出てきそうだ。 2015年の勝ち馬ヤマカツエースはその後、中山金杯、金鯱賞連覇と3重賞を制し、有馬記念4着、大阪杯3着とGIでも善戦。昨年の覇者マルターズアポジーも有馬記念15着、大阪杯12着と大敗はしたが、GIでもその逃げ脚は注目された。今後のGIに進む馬が登場する可能性もあり、見逃せない一戦だ。 サンマルティン(美浦・国枝栄厩舎、セン5歳)は前走の小倉記念でタツゴウゲキとゴール前で叩き合った末にハナ差の2着に惜敗。だが、上がり3ハロン35秒4はメンバー中最速で、内容は勝ちに等しいものだった。その後、タツゴウゲキが新潟記念も制してサマー2000シリーズのチャンピオンになったことを考えれば、この馬も高く評価していい。3カ月ぶりのレースだが、順調に乗り込んで仕上がりは上々。ハンデは前走より1キロ重い55キロだが、想定内だろう。戸崎圭太騎手が福島へ遠征して引き続き手綱をとるのも心強い。福島の芝2000メートルは、500万下ながら南相馬特別を圧勝した実績があり、重賞初制覇のチャンスだ。 マイネルミラノ(美浦・相沢郁厩舎、牡7歳)は、芝2000メートル重賞の常連。福島芝2000メートルは今春、福島民報杯を57.5キロで勝っている。その後の3走は精彩を欠く走りだったが、前走の産経賞オールカマーで小差4着に逃げ粘って復調をアピール。トップハンデの58キロでも、前でスムーズにレースができれば怖い存在だ。 フジテレビ賞スプリングS優勝馬ウインブライト(美浦・畠山吉宏厩舎、牡3歳)は秋初戦の毎日王冠で10着。初の年長馬相手で完膚なきまでに叩きのめされたが、休み明けで仕上がり途上だったことを考えれば、上積みは大きいはずだ。1日の美浦Wコースでの1週前追い切りでは、6ハロン83秒2−12秒5と長めからハードトレを敢行。ハンデ54キロも妥当なところだろう。過去10年で3歳馬は3勝と上々の成績。コーナー4つの中距離戦なら、古馬陣を一蹴するシーンもある。 フェルメッツァ(栗東・松永幹夫厩舎、牡6歳)は勝ちみに遅い面は否めないが、ここ3走は福島民報杯2着、七夕賞5着、小倉記念3着と大崩れしていない。ハンデは据え置きの55キロ。脚の使いどころ次第で上位争いを演じても不思議はない。 ツクバアズマオー(美浦・尾形充弘厩舎、牡6歳)は今年の中山金杯の勝ち馬。その後は少し精彩を欠いているが、4歳以降は寒い時期の活躍が目立つので、秋も終わりに近づいてきたこれからが狙い目かもしれない。ハンデも中山金杯時より0.5キロ増の57キロなら問題はないだろう。 スズカデヴィアス(栗東・橋田満厩舎、牡6歳)は2走前の福島芝2000メートル戦・七夕賞で4着。上がり3ハロン35秒6はメンバー最速だった。まだ重賞勝ちはないが、素質は秘めている。ハンデは七夕賞と同じ56キロ。少し時計がかかれば浮上の余地がある。
2017年11月6日(月) 19:16

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【天皇賞・秋】キタサンブラック縁起いい7番!
 天皇賞・秋の枠順が26日に確定した。注目のGI5勝馬キタサンブラックは〔4〕枠(7)番に決まり、陣営も歓迎ムードだ。美浦トレセンでは香港GIクイーンエリザベス2世C優勝以来となるネオリアリズムが併せ馬で追い切りを消化。久々の不安を解消する動きを披露した。 年内3戦で引退が決まっているキタサンブラックは絶好の〔4〕枠(7)番をゲット。4月の大阪杯(〔4〕枠、馬番は(5)番)を勝った縁起のいい青帽に清水久調教師は満足げな表情を浮かべた。 「(大阪杯で)勝っていますよね。外過ぎずいいんじゃないですか。(道悪)馬場も気にしていません」 昨秋は、京都大賞典→ジャパンC→有馬記念と全て〔1〕枠(1)番を引き当て、1、1、2着と“準パーフェクト”。先行脚質のブラックにとって内枠にこしたことはない。 また、今週末も先週に続き、台風が接近する予報が出ており、雨中の決戦になる公算が大きい。馬場悪化は避けられないだけに、“極悪馬場”の内ラチ沿いを避けて走れることも追い風になる。 26日は厩舎周りの引き運動を消化。「特に変わりなくきています」とトレーナーも順調ぶりをアピールした。運も味方につけた昨年の年度代表馬が、最後の秋へ、最高のスタートを切る。★天皇賞・秋の枠順はこちら 調教タイムも掲載
2017年10月27日(金) 05:06

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【東西現場記者走る】キタサン、遅い時計も想定内
 天皇賞・秋の勝ち馬を探し出すGI企画「東西現場記者走る」。連載を担当した天皇賞・春との“盾連覇”を狙う東京サンスポの千葉智春記者(33)は、栗東トレセンでの3日目、キタサンブラックの追い切りに熱視線を送った。全体時計は地味ながら、脚取りや気配は上々。春始動戦の大阪杯当時との比較で、秋始動戦への手応えを陣営に直撃した。 火曜夕方からの雨は、追い切り日の朝まで降り続いた。まだ日の光が薄いなか、午前6時の開門直後にCWコースへ現れたキタサンブラックを双眼鏡越しに追いかけた。 今春の大阪杯、天皇賞を含むGI5勝を挙げる現役最強馬。前走の宝塚記念は9着に敗れたが、レコード決着の天皇賞・春上位馬ほど、激走の疲れなのか次走で敗れるか、体調を崩している。衰えたとは思えない。今秋の天皇賞、ジャパンC、有馬記念のGI3戦をもっての引退が発表され、その大事な始動戦。ポイントは仕上がりだけで、最終調整を見届けたかった。 ヒシコスマー(新馬)を2馬身追走。不良馬場でリズムを崩す感じもないが終始、ゆったりとした運びだ。4コーナーで外から併せると、馬なりで併入した。タイムは6ハロン84秒1、3ハロン39秒8−13秒1。脚取り自体は軽く見えたが、全体的に時計が遅いのは予定通り? 調整役の黒岩騎手(レースは武豊騎手)に聞くと、不安が晴れた。「相手が動かなさすぎでした。早く抜け出すわけにもいかないので」。落ち着いた様子を評価すべきで、宝塚記念の時と比べても「雰囲気は全然いい。キャンターでもずっとハミをかんで戦闘モードに入っている」と好感触だ。 清水久調教師も「今週は確かめる程度。馬場が悪い中でも動けている」と満足そう。思えば、春初戦の大阪杯の追い切りがCW6ハロン83秒4−11秒7(良)。時計的には大差ない。当時と同様に乗り込みは入念で、先週までの5週間で8本の併せ馬を消化している。 だからこそ“春初戦の大阪杯と比べてどうか”という問いにも「初戦から力を出せる状態です」とトレーナーは自信の口ぶり。3日間開催が絡んで調整日がズレることを考慮し、2週間ほど帰厩を早めることでゆとりをつくり「逆算して立ち上げてきた」。デキに抜かりはなさそうだ。 1月のJRA賞授賞式で「有馬記念は絶対に勝ちたい」と清水久調教師は話していた。改めて聞くと「2回負けているからね。でも、3つとも取りにいくつもりだし、もちろん初戦から。叩き台という気持ちはない」ときっぱり。武豊騎手も「これだけの馬だから結果を求められる。僕にとっても大きい存在。これから3戦全てに勝つ気持ちで乗りたい」と意欲を見せる。まずは天皇賞の“春秋連覇”へ。態勢万全と思えた。 (千葉智春)★天皇賞・秋の特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
2017年10月26日(木) 05:09

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【天皇賞・秋】レース展望
 今週の東京日曜メインは天皇賞・秋(29日、GI、芝2000メートル)。出走予定の18頭中、GI馬8頭を含む16頭が重賞ウイナーで、秋の古馬中距離チャンピオンを決めるにふさわしい豪華メンバーが集結した。先週の菊花賞は雨に煙る不良馬場で行われたが、週間予報では府中の杜の古馬最高峰レースは澄み切った秋空の下、良馬場で行われる可能性が高い。 最大の注目は、史上5頭目となる同一年の天皇賞春秋連覇を狙うキタサンブラック(栗東・清水久詞厩舎、牡5歳)。20日に年内いっぱいでの引退、種牡馬入りが発表された。春はGIに昇格した大阪杯をV、続く天皇賞・春を3分12秒5のレコードで制して連覇を決め、GI・5勝目をマーク。前走の宝塚記念では9着に敗れたが、体調管理が難しい梅雨どきの競馬で、激戦だった天皇賞・春の反動が出たものとみられる。 9月16日に栗東トレーニングセンターに帰厩し、1週前追い切りは栗東CWコースで6ハロン80秒9、3ハロン38秒9、ラスト1ハロン12秒9の好時計で、僚馬に半馬身先着と活気あふれる動きを見せた。「秋初戦ですが、ここが叩き台という気持ちは全くありません。調教をやるごとに良くなってきていますね。馬体の張り、つやが変わってきています」と清水久詞調教師は仕上がりの良さに目を細める。名誉挽回に向け、調整はすこぶる順調。再び強いキタサンブラックの姿が見られそうだ。なお、天皇賞・秋の後は昨年同様、ジャパンC(11月26日、東京、GI、芝2400メートル)→有馬記念(12月24日、中山、GI、芝2500メートル)の2戦が予定されている。また、コンビを組む武豊騎手は、勝てば2008年のウオッカ以来9年ぶり6度目の天皇賞・秋制覇だ。 昨年の香港ヴァーズでGI初勝利を挙げたサトノクラウン(美浦・堀宣行厩舎、牡5歳)は、前走の宝塚記念で並み居る強豪を撃破。国内GI初制覇を果たした。天皇賞・秋は3年連続の参戦だが、過去2年は17着→14着といずれも大敗。一方で東京では新馬戦→東京スポーツ杯2歳Sと2勝をマークしており、コース適性は示している。「いつもの休み明けに比べるとトモ(後肢)の状態がいいし、一昨年、昨年は思うような結果が出ていませんが、この距離は守備範囲」と森一誠調教助手。GI・2勝を積み上げ、勢いは過去2年と違う。スプリンターズSのレッドファルクス、菊花賞のキセキと秋GI・2勝のミルコ・デムーロ騎手とのコンビは頼もしい限り。三度目の正直で盾取りなるか−。 昨年2着のリアルスティール(栗東・矢作芳人厩舎、牡5歳)は、国内GI初制覇に挑む。前走の毎日王冠で、GI初勝利を飾った昨年のドバイターフ以来1年6カ月ぶりのV。調整が難しいドバイ遠征(出走回避)からの帰国初戦で好結果を出した。昨年は5カ月ぶりの実戦で、上がり3ハロン最速タイの33秒5の末脚を繰り出し、勝ったモーリスから0秒2差。臨戦過程は昨年以上だ。キタサンブラック、サトノクラウンとは同世代。ここで一矢報いる可能性は十分にある。フランスの若き天才ヴァンサン・シュミノー騎手との初コンビも魅力だ。 ソウルスターリング(美浦・藤沢和雄厩舎、牝3歳)は年長馬との初対戦だった前走の毎日王冠で8着に敗れたが、4カ月の休み明けでやや気負う面が見られたことと、デビュー以来初めて逃げる形になったことが影響したものだろう。実戦を1度使われたことで、精神面の落ち着きを取り戻し、中間の気配は間違いなく前走以上。先週まで147勝でリーディングトップに立つクリストフ・ルメール騎手の手綱さばきで、3歳牝馬初となる天皇賞・秋制覇の期待がかかる。 一昨年2着、昨年3着のステファノス(栗東・藤原英昭厩舎、牡6歳)は、大阪杯で勝ったキタサンブラックに0秒1差まで迫る2着を含め、今年4戦はいずれも勝ち馬とは小差。自在性と器用さが増し、どんな状況下でも上位争いを演じる堅実さを見せている。前走の産経賞オールカマーは2着だったが、最内を通った勝ち馬ルージュバックとはコース取りの差が出ただけで、力負けではない。元来が叩き良化型で、休み明け2戦目は【2・3・1・1】の良績。今年も勝ち負けに加わることは必至だ。 前述のリアルスティールと同じ決め手鋭いディープインパクト産駒で、毎日王冠の2、3着馬にもVの可能性は十分ある。2着のサトノアラジン(栗東・池江泰寿厩舎、牡6歳)はデビュー25戦目だった2走前の安田記念でGI初勝利を挙げ、6歳にしてなお成長を見せている。全姉ラキシスが芝2200メートルのエリザベス女王杯を勝っており、前走から距離が200メートル延びるのも問題はない。毎日王冠では上がり3ハロン最速タイの32秒6の鬼脚を披露。直線での切れ味比べならまとめて差し切っても不思議はない。 毎日王冠3着のグレーターロンドン(美浦・大竹正博厩舎、牡5歳)は、安田記念に続いてサトノアラジンに先着を許したが、サトノアラジンと並ぶ上がり最速タイをマークしている。過去に蹄葉炎を患うなど脚元に不安を抱えており、これまで9戦とキャリアは浅いが、持っている能力は間違いなくGIレベル。先週の菊花賞では同じ下河辺牧場の生産馬で、近親にあたるキセキが優勝しており、いい流れがきている。 キセキと同じ角居勝彦厩舎所属で日経賞優勝馬シャケトラ(牡4歳)は、今週から短期免許で騎乗するクリスチャン・デムーロ騎手と新コンビを組む。宝塚記念でも見せ場を作っているように、底力はGI級。フランスでトップジョッキーの仲間入りをしたホープの騎乗が興味深い。 他では、香港GIクイーンエリザベス2世Cを勝っているネオリアリズム(美浦・堀宣行厩舎、牡6歳)、昨年のダービー馬で前走の毎日王冠6着を叩かれ、良化確実のマカヒキ(栗東・友道康夫厩舎、牡4歳)、札幌記念の覇者で伯父に1995年の勝ち馬サクラチトセオーがいるサクラアンプルール(美浦・金成貴史厩舎、牡6歳)、芝2000メートルで重賞4勝、大阪杯でも3着に好走したヤマカツエース(栗東・池添兼雄厩舎、牡5歳)などが争覇圏内をうかがう。★天皇賞・秋の特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
2017年10月23日(月) 19:08

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【天皇賞・秋】年内引退キタサン春秋制覇へ順風
 GIの舞台は東京へ移り、今週は古馬中距離No.1を決定する「第156回天皇賞・秋」(29日、芝2000メートル)が行われる。主役は’16年度代表馬キタサンブラックをおいて他にない。人気と実力を兼備した国民的アイドルホースも、この秋の王道GI3戦が最後。引退ロードの幕開けを華やかに彩るか。 春の大阪杯と天皇賞でGI勝ちを上乗せしたキタサンブラックが、よもや宝塚記念であれほど負けるとは思わなかった。究極のスタミナ&スピード勝負となった天皇賞の疲れがあったのか。 「いや、それほど疲れがあったようには見えなかったし、敗因は分からない。賢い馬なので、目に見えない何かがあってレースをやめたのかもしれない」と、清水久調教師が振り返る。それでも負けは負け。威厳を取り戻すには秋の3戦、春秋制覇を狙う天皇賞、連覇を狙うジャパンC(11月26日)、悲願を目指すラストラン有馬記念(12月24日)を勝つしかない。 その初戦へ、仕上がりは順調の一語だ。先週はCWコースでジョーストリクトリ(3歳OP)と併せ、ゴール前で仕掛けられるとスッと反応。6F80秒9、ラスト1F12秒9で半馬身先着した。 「大きい馬なので、やるごとに良くなる。完成の域に入っているので馬体がガラッと変わった感じはないが、張りとツヤは変わってきたね。競馬が近づくと体を大きく見せるあたりが普通の馬じゃない。このレベルの馬だから、叩き台という気持ちはまったく持っていない。レースまできっちりと仕上げたい」 東京もジャパンC、2000メートルも大阪杯を制して舞台としての不安は皆無。ファンが再び、北島三郎オーナーとともに歓喜の雄叫びをあげるシーンが期待できそうだ。(夕刊フジ)★天皇賞・秋の特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
2017年10月23日(月) 17:00

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今週の重賞レース

2018年1月21日(
アメリカジョッキーC G2
東海テレビ杯東海S G2

競馬番組表

2018年1月20日(
1回中山6日目
1回中京3日目
1回京都6日目
2018年1月21日(
1回中山7日目
1回中京4日目
1回京都7日目
総賞金ランキング
JRA競走馬総賞金ランキング
4歳以上
1 シュヴァルグラン 牡6
80,920万円
2 サトノダイヤモンド 牡5
78,119万円
3 ゴールドアクター 牡7
74,324万円
4 ミッキークイーン 牝6
51,131万円
5 レイデオロ 牡4
49,882万円
6 サトノクラウン 牡6
48,604万円
7 スマートレイアー 牝8
47,984万円
8 オジュウチョウサン 牡7
46,665万円
9 レッドファルクス 牡7
45,915万円
10 サウンズオブアース 牡7
45,645万円
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3歳
1 ダノンプレミアム 牡3
11,180万円
2 タイムフライヤー 牡3
10,826万円
3 ラッキーライラック 牝3
10,282万円
4 タワーオブロンドン 牡3
8,627万円
5 ジャンダルム 牡3
7,367万円
6 ステルヴィオ 牡3
6,475万円
7 カシアス 牡3
6,404万円
8 ワグネリアン 牡3
5,646万円
9 ジェネラーレウーノ 牡3
5,554万円
10 モルトアレグロ 牝3
4,941万円
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