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日経新春杯 G2

日程:2018年1月14日()15:45 京都/芝2400m

日経新春杯データ分析

コース図京都芝2400m

G1や条件クラスなど、さまざまな路線から集まった馬たちが激突する伝統のハンデ重賞。2008年以降、トップハンデは1勝、2着1回と不振傾向で、勝ち馬は前走有馬記念で3着に好走した2012年のトゥザグローリー1頭のみ。相当の実績と勢いを持ち合わせていないと好走は難しい。年齢別では、6勝、2着5回の4歳馬が中心。とりわけ、G1で上位入線できるような力量馬が出てきたときは、ほぼ崩れない。また、4歳馬が2頭しかいなかった2013年には10番人気のカポーティスターが優勝。人気の有無にかかわらず警戒は怠れない。舞台となる京都2400mは、最初のコーナーまでの距離が長く、流れが遅くなりがち。ゆえに、最後の直線では瞬発力勝負になりやすい。(各種データ、原稿は本年のレース発走前のものとなります)

【人気】
別表を見ると、上位人気の成績は可もなく不可もなくの印象。しかし、2008年以降は人気サイドの強さが目立ち、1~3番人気の総崩れは2015年の1度だけ。連対馬20頭中16頭が3番人気以内と、なかなか穴党泣かせのレースと言える。2013年には10番人気が優勝するなど、人気薄がまったく買えないわけではないので、軸馬については堅実に選び、相手は大胆に攻めるというスタンスが、好結果を呼び込む近道になりそうだ。

◆人気別成績(過去20年)

人気着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
1番人気 4-5-2-9 20.0% 45.0% 55.0% 55.5% 76.5%
2番人気 7-4-0-9 35.0% 55.0% 55.0% 140.5% 87.5%
3番人気 2-4-3-11 10.0% 30.0% 45.0% 65.0% 90.5%
4番人気 2-1-5-12 10.0% 15.0% 40.0% 118.5% 100.5%
5番人気 2-0-2-16 10.0% 10.0% 20.0% 79.0% 61.0%
6~9番人気 1-4-6-69 1.3% 6.3% 13.8% 15.1% 60.6%
10番人気以下 2-2-2-85 2.2% 4.4% 6.6% 62.9% 79.0%

◆単勝オッズ別成績(過去20年)

単勝オッズ着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
1.9倍以下 1-0-0-1 50.0% 50.0% 50.0% 80.0% 55.0%
2.0~2.9倍 3-2-2-6 23.1% 38.5% 53.8% 58.5% 67.7%
3.0~4.9倍 5-6-0-9 25.0% 55.0% 55.0% 97.5% 86.0%
5.0~7.9倍 5-5-5-20 14.3% 28.6% 42.9% 88.9% 85.4%
8.0~14.9倍 4-2-6-33 8.9% 13.3% 26.7% 97.8% 82.2%
15.0~19.9倍 0-3-2-21 0.0% 11.5% 19.2% 0.0% 75.4%
20.0~49.9倍 2-1-2-45 4.0% 6.0% 10.0% 114.4% 51.2%
50.0倍以上 0-1-3-76 0.0% 1.3% 5.0% 0.0% 80.5%

◆配当(過去10年)

馬券種最高配当最低配当平均配当
単勝 3,440円 160円 958円
複勝 1,850円 110円 341円
枠連 4,020円 350円 1,256円
馬連 15,190円 510円 3,493円
ワイド 9,360円 150円 1,820円
馬単 41,360円 660円 8,196円
3連複 84,010円 450円 18,370円
3連単 460,670円 3,250円 105,634円

【脚質】
決め手勝負になりやすい京都外回りコースらしく、勝率が最も高いのは差し脚質だ。しかし、連対率は逃げ、先行と互角で、複勝率と単勝および複勝回収率は逃げのほうが上。こうした傾向を踏まえると、軸足は逃げ・先行に置いたほうがいいと判断できる。速い上がりに対応できる馬を中心に、「差し×前残り」といった決着を想定して馬券を組み立てたい。

◆脚質別成績(過去20年)

脚質着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
逃げ 2-2-2-17 8.7% 17.4% 26.1% 163.5% 145.2%
先行 5-7-6-54 6.9% 16.7% 25.0% 28.2% 56.7%
差し 9-8-9-65 9.9% 18.7% 28.6% 87.9% 117.7%
追込 4-3-3-75 4.7% 8.2% 11.8% 27.2% 26.2%

【枠順】
コース形態を鑑みると、枠順の影響はあまりなさそうなのだが、枠順別成績を見ると、勝率、連対率、複勝率、単勝回収率は1枠が優勢。複勝回収率は2枠がトップと、意外なほど内枠有利のデータが出ている。極端な数値の差が出ているわけではないものの、波乱となった2013年と2015年は3枠以内で上位を独占しているように、近年のトレンドであることは間違いない。取捨で迷った際は内枠を優先するのがベターだ。

◆枠順別成績(過去20年)

枠順着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
1枠 5-1-1-19 19.2% 23.1% 26.9% 174.2% 68.5%
2枠 2-1-3-20 7.7% 11.5% 23.1% 84.2% 135.0%
3枠 3-4-2-20 10.3% 24.1% 31.0% 49.3% 90.0%
4枠 4-2-2-23 12.9% 19.4% 25.8% 88.1% 50.0%
5枠 2-1-6-29 5.3% 7.9% 23.7% 97.4% 91.1%
6枠 2-5-0-32 5.1% 17.9% 17.9% 23.6% 30.0%
7枠 0-3-5-33 0.0% 7.3% 19.5% 0.0% 84.9%
8枠 2-3-1-35 4.9% 12.2% 14.6% 14.6% 68.3%

【血統】
種牡馬別成績では、素晴らしいパフォーマンスを見せているディープインパクト産駒だが、このレースに限ると、勝ち馬は2014年のサトノノブレス1頭のみ。勝ち切れないケースが目立つ。また、上位進出馬は人気サイドが大半で、妙味も薄いと言わざるを得ない。それよりも注目すべきは、トニービンなどグレイソヴリン系を持つ馬だ。近年は毎年のように馬券に絡んでおり、2016年には1着母父、2着父母父、3着母父と、上位を独占している。とりわけ、ミスプロ系やサンデーサイレンス系との相性は抜群で、好走例は途切れない。

◆同コース種牡馬別成績(京都競馬場/芝/2400m/過去5年)集計期間:2012/11/26~2017/11/26

種牡馬着別度数勝率連対率複勝率単勝
回収率
複勝
回収率
1 ディープインパクト 15-7-8-51 18.5% 27.2% 37.0% 91.2% 67.0%
2 ハーツクライ 9-7-9-51 11.8% 21.1% 32.9% 96.2% 62.5%
3 キングカメハメハ 9-7-6-49 12.7% 22.5% 31.0% 274.2% 103.7%
4 ステイゴールド 4-3-6-37 8.0% 14.0% 26.0% 145.2% 83.8%
5 ネオユニヴァース 3-3-2-25 9.1% 18.2% 24.2% 23.3% 33.0%
6 クロフネ 3-2-0-9 21.4% 35.7% 35.7% 262.1% 92.1%
7 アドマイヤドン 3-1-2-3 33.3% 44.4% 66.7% 282.2% 180.0%
8 ダイワメジャー 3-0-0-4 42.9% 42.9% 42.9% 544.3% 145.7%
9 ジャングルポケット 2-5-4-18 6.9% 24.1% 37.9% 18.6% 98.3%
10 シンボリクリスエス 2-2-2-27 6.1% 12.1% 18.2% 53.3% 35.8%
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