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マイルCS G1

日程:2024年11月17日() 京都/芝1600m

マイルCSデータ分析

コース図京都芝1600m

前走クラス別では、G1・G2組が主力を形成。2013年以降(2020~2022年は阪神で施行)の3着以内延べ30頭中24頭を占めている。残る6頭はいずれも、G2格上げ前の富士Sからの参戦馬。それ以外のG3より下のクラスから臨んだ馬は、3着以内ゼロと苦戦を強いられている。また、前走の着順も大事なポイント。2013年以降の3着以内延べ30頭のうち、29頭が前走で5着以内を確保していた。例外の1頭は前年の当レース3着馬(2013年3着→2014年1着のダノンシャーク)。同馬のようなかなりのレース実績がないと、掲示板外からの巻き返しは難しい。マイルチャンピオンシップの舞台となる京都芝外回り1600mは、向こう正面から3コーナーにかけて上り、4コーナーにかけて下るというレイアウト。ここでの立ち回りが勝負の大きなカギを握る。(各種データ、原稿は本年のレース発走前のものとなります)

【人気】
2013年以降、1番人気は【2.1.2.5】と軸に据えるには心許ない印象。他方、2番人気は【1.4.1.4】、3番人気は【2.4.0.4】と相応の頑張りを見せている。直近10回を振り返っても1~3番人気の総崩れは皆無で、2桁人気は3着すらない。よって3連単のビッグ配当も望めず、10万円を超えたのは2回だけ。直近10回のうち半数の5回が2万円未満となっている。前評判的には難解でも意外と大きく荒れないのが、近年における当レースの特徴。極端な穴狙いは避けたほうがいい。

◆人気別成績(過去20年)

人気着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
1番人気 6-4-2-8 30.0% 50.0% 60.0% 72.0% 81.0%
2番人気 1-4-3-12 5.0% 25.0% 40.0% 23.5% 78.5%
3番人気 3-6-0-11 15.0% 45.0% 45.0% 120.5% 99.5%
4番人気 4-3-2-11 20.0% 35.0% 45.0% 178.0% 122.5%
5番人気 3-0-5-12 15.0% 15.0% 40.0% 179.0% 127.0%
6~9番人気 2-1-7-70 2.5% 3.8% 12.5% 34.1% 55.9%
10番人気以下 1-2-1-165 0.6% 1.8% 2.4% 31.0% 19.2%

◆単勝オッズ別成績(過去20年)

単勝オッズ着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
1.9倍以下 2-0-0-1 66.7% 66.7% 66.7% 110.0% 73.3%
2.0~2.9倍 3-2-0-1 50.0% 83.3% 83.3% 121.7% 103.3%
3.0~4.9倍 2-5-3-13 8.7% 30.4% 43.5% 37.0% 73.0%
5.0~7.9倍 3-8-2-19 9.4% 34.4% 40.6% 56.3% 86.3%
8.0~14.9倍 7-2-8-27 15.9% 20.5% 38.6% 157.7% 118.9%
15.0~19.9倍 2-0-4-31 5.4% 5.4% 16.2% 95.7% 68.1%
20.0~49.9倍 0-3-3-75 0.0% 3.7% 7.4% 0.0% 46.7%
50.0倍以上 1-0-0-122 0.8% 0.8% 0.8% 42.6% 8.7%

◆配当(過去10年)

馬券種最高配当最低配当平均配当
単勝 1,810円 160円 834円
複勝 600円 110円 276円
枠連 3,530円 270円 1,453円
馬連 11,870円 370円 3,110円
ワイド 5,140円 190円 1,354円
馬単 19,920円 540円 6,390円
3連複 30,930円 1,610円 10,913円
3連単 193,290円 4,480円 67,692円

【脚質】
過去20年の脚質別成績では、勝率、連対率、複勝率のいずれも、差しが一歩リードしている。その一方、2013年以降の上がり3Fタイム1~2位馬は【7.2.2.14】という成績。複勝率は50%を割っており、差し馬優勢=上がり上位馬絶対有利の図式は成り立たない。先に別項で触れたように、3~4コーナーでの立ち回りが肝となる一戦。コーナリングに難のある馬は、下り坂~直線入り口で確実に後手をとってしまう。立て直した直線で末脚を伸ばし、上がり上位をマークしても間に合わないケースがしばしば。差し有利のレースではあるが、出走各馬の特徴を踏まえたうえで軸馬を選択するべきだろう。

◆脚質別成績(過去20年)

脚質着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
逃げ 1-1-0-18 5.0% 10.0% 10.0% 29.5% 46.0%
先行 3-4-5-59 4.2% 9.9% 16.9% 22.4% 54.6%
差し 11-13-9-118 7.3% 15.9% 21.9% 86.0% 62.9%
追込 5-2-6-94 4.7% 6.5% 12.1% 39.9% 33.5%

【枠順】
別表では、2~4枠あたりの数値が高め。ただし、極端な差が出ているわけではなく、過度に高い評価はできない。一方、真ん中より外の5~8枠は毎年のように上位を賑わせており、今世紀に入ってからの京都開催時において3着以内に入れなかったのは2018年の一度だけ。その年にしても、超人気薄の8枠16番カツジ(16番人気)が見せ場十分の4着に食い込んでいる。むろん、内枠に対する警戒も怠れず、2018年は1~2枠で1~3着を独占するなど、好走例には事欠かない。よって、外寄りと内寄りをバランスよく組み合わせるのがベストといえる。

◆枠順別成績(過去20年)

枠順着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
1枠 2-3-2-33 5.0% 12.5% 17.5% 48.0% 71.8%
2枠 2-3-3-32 5.0% 12.5% 20.0% 9.8% 59.3%
3枠 4-0-3-33 10.0% 10.0% 17.5% 81.8% 48.3%
4枠 3-7-3-27 7.5% 25.0% 32.5% 42.8% 67.0%
5枠 2-1-0-37 5.0% 7.5% 7.5% 28.8% 15.0%
6枠 2-2-1-35 5.0% 10.0% 12.5% 49.5% 33.3%
7枠 1-2-6-44 1.9% 5.7% 17.0% 98.9% 70.0%
8枠 4-2-2-48 7.1% 10.7% 14.3% 67.3% 42.7%

【血統】
これまでに6頭もの馬が2連覇していることを特徴として挙げられるが、そのうちデュランダル(2003~2004年)とダイワメジャー(2006~2007年)の2頭においては、「父サンデーサイレンス×母の父ノーザンテースト」という配合も共通していた。その後もサンデーサイレンスとノーザンテーストの血脈を併せ持つ馬の好走例は多く、2015年モーリス、2019年インディチャンプ、といった時代を象徴する絶対的なマイル王の血統構成としても定着した印象がある。なお、2022年にセリフォスが勝利したことで、ダイワメジャーはレース史上初となる父仔制覇を達成。今後はダイワメジャー系として歴史を紡いでいくか注目だろう。ほか、1993年シンコウラブリイ、1997~1998年タイキシャトル、2001年ゼンノエルシド、2014年ダノンシャークと古くからCaerleonの血を引く馬が勝ち馬として名を連ねており、勝利こそつかめなかったものの同血脈を保持する2009年マイネルファルケも14番人気2着と波乱を演出している(京都芝1600mのコース全般における種牡馬別成績は下記のとおり)。

◆同コース種牡馬別成績(京都競馬場/芝/1600m/過去5年)集計期間:2019/02/18~2024/02/18

種牡馬着別度数勝率連対率複勝率単勝
回収率
複勝
回収率
1 ディープインパクト 14-6-9-61 15.6% 22.2% 32.2% 91.2% 98.7%
2 ダイワメジャー 4-5-5-30 9.1% 20.5% 31.8% 51.6% 86.1%
3 ステイゴールド 4-1-0-8 30.8% 38.5% 38.5% 158.5% 68.5%
4 イスラボニータ 4-0-1-0 80.0% 80.0% 100.0% 340.0% 184.0%
5 ルーラーシップ 3-4-2-21 10.0% 23.3% 30.0% 110.0% 72.7%
6 キズナ 3-0-2-14 15.8% 15.8% 26.3% 65.8% 43.2%
7 ヴィクトワールピサ 3-0-2-13 16.7% 16.7% 27.8% 233.9% 97.2%
8 ジャスタウェイ 3-0-0-8 27.3% 27.3% 27.3% 677.3% 149.1%
9 ロードカナロア 2-3-3-37 4.4% 11.1% 17.8% 43.3% 53.3%
10 Palace Malice 2-0-0-0 100.0% 100.0% 100.0% 440.0% 190.0%
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