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2歳女王決定戦。そのため、素質だけではなく、完成度も問われる。2013年以降の上位入線馬の前走着順を振り返ると、1着が8勝を含む3着以内19頭と過半数を占め、2着ですら2勝を含む3着以内7頭と一気に好走数が減る。3着以下は勝利がなく、6着以下から複勝圏に食い込んだのは2020年3着ユーバーレーベンの1頭だけ。前走のパフォーマンスが直結しやすいレースといえよう。また、2013年以降の1~3着30頭のうち、4着以下に敗れた経験があったのは、先に触れたユーバーレーベンと2015年2着のウインファビラスだけとなっている。複勝圏を外した経験のある馬は、”あってヒモまで”と決めつけても構わない。舞台となる阪神芝1600mは、スタートしたのち、外回りコースに入ってから3コーナー手前まで上りが続く。レース前半に負荷がかかりやすいうえ、最後の直線が長く急坂もある。ゆえにスピードだけではなく、終いの脚力や底力の要求度も高い。(各種データ、原稿は本年のレース発走前のものとなります)
【人気】
過去20年の人気別成績を見ると、1番人気の成績は優秀。2~3番人気の成績も及第点レベルであり、人気サイドが相応の結果を残しているものと考えていいだろう。阪神コースが改装された2006年以降の勝ち馬が5番人気以内で占められていることからも、上位人気の信頼度はそれなりに高い。一方で、伏兵陣も健闘しており、なかでも4~5番人気や6~9番人気の中穴ゾーンの好走が目立つ。また、2桁人気も2022年に2~3着するなど、ヒモ荒れが多い点には気をつけたい。
◆人気別成績(過去20年)
人気 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
---|---|---|---|---|---|---|
1番人気 | 7-2-2-9 | 35.0% | 45.0% | 55.0% | 87.5% | 72.0% |
2番人気 | 2-4-4-10 | 10.0% | 30.0% | 50.0% | 43.5% | 87.0% |
3番人気 | 3-3-3-11 | 15.0% | 30.0% | 45.0% | 90.5% | 97.0% |
4番人気 | 3-1-5-11 | 15.0% | 20.0% | 45.0% | 145.5% | 115.5% |
5番人気 | 3-2-0-15 | 15.0% | 25.0% | 25.0% | 162.5% | 71.5% |
6~9番人気 | 2-5-4-69 | 2.5% | 8.8% | 13.8% | 56.1% | 73.1% |
10番人気以下 | 0-3-2-173 | 0.0% | 1.7% | 2.8% | 0.0% | 32.7% |
◆単勝オッズ別成績(過去20年)
単勝オッズ | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
---|---|---|---|---|---|---|
1.9倍以下 | 1-2-1-1 | 20.0% | 60.0% | 80.0% | 32.0% | 92.0% |
2.0~2.9倍 | 5-0-0-4 | 55.6% | 55.6% | 55.6% | 141.1% | 68.9% |
3.0~4.9倍 | 3-3-4-9 | 15.8% | 31.6% | 52.6% | 62.6% | 88.4% |
5.0~7.9倍 | 4-2-5-15 | 15.4% | 23.1% | 42.3% | 95.8% | 91.5% |
8.0~14.9倍 | 5-5-5-31 | 10.9% | 21.7% | 32.6% | 119.1% | 87.4% |
15.0~19.9倍 | 0-2-0-16 | 0.0% | 11.1% | 11.1% | 0.0% | 45.6% |
20.0~49.9倍 | 2-3-5-62 | 2.8% | 6.9% | 13.9% | 62.4% | 89.4% |
50.0倍以上 | 0-3-0-160 | 0.0% | 1.8% | 1.8% | 0.0% | 25.2% |
◆配当(過去10年)
馬券種 | 最高配当 | 最低配当 | 平均配当 |
---|---|---|---|
単勝 | 1,120円 | 250円 | 503円 |
複勝 | 910円 | 120円 | 275円 |
枠連 | 7,580円 | 300円 | 1,818円 |
馬連 | 12,470円 | 510円 | 4,081円 |
ワイド | 15,800円 | 240円 | 1,565円 |
馬単 | 20,410円 | 900円 | 6,654円 |
3連複 | 64,960円 | 1,210円 | 11,492円 |
3連単 | 178,460円 | 4,250円 | 49,836円 |
【脚質】
別表を確認すると、逃げの各数値が上位にランクされているが、2006年以降の連対(2着以内)馬は2019年の勝ち馬レシステンシアのみ。逃げ脚質は大きなマイナス評価となる。最も信頼できるのは“差し”。2006年以降の好走率は一段と上昇しており、数値以上の評価が必要だ。とくに重視したいのは、前走の上がり3Fタイム順位。馬券に絡んだ馬の多くは、前走でメンバー上位の末脚を披露していた。前述したレシステンシアは2歳牝馬とは思えない強い内容で押し切ったが、これはレアケースと考えたほうが賢明だ。末脚の要求度が高いレースであることに疑う余地はない。
◆脚質別成績(過去20年)
脚質 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
---|---|---|---|---|---|---|
逃げ | 1-0-1-18 | 5.0% | 5.0% | 10.0% | 56.0% | 26.0% |
先行 | 3-4-3-69 | 3.8% | 8.9% | 12.7% | 10.8% | 64.8% |
差し | 14-12-13-111 | 9.3% | 17.3% | 26.0% | 84.2% | 77.1% |
追込 | 2-4-3-100 | 1.8% | 5.5% | 8.3% | 4.4% | 30.6% |
【枠順】
スタートから最初のコーナーまでの距離は長め。3~4コーナー間の距離も長く、外寄りの枠からでもスムーズにポジションを取りやすい。ゆえに、枠順の有利不利が出づらいコース形態である。別表を確認すると1枠の勝率がアタマひとつ抜けており、一見1枠優勢に思えるが、なんでも買えばいいというわけではない。2006年以降、1枠で馬券に絡んだ馬はすべて単勝5番人気以内。6番人気以下は2着連対どころか3着すらない。つまり、上位人気が1枠に入れば信頼度はアップ、人気薄が1枠の場合は大きな割引材料、と考えればいいということである。
◆枠順別成績(過去20年)
枠順 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
---|---|---|---|---|---|---|
1枠 | 4-1-0-35 | 10.0% | 12.5% | 12.5% | 61.3% | 24.3% |
2枠 | 1-2-5-32 | 2.5% | 7.5% | 20.0% | 28.0% | 63.0% |
3枠 | 2-4-1-33 | 5.0% | 15.0% | 17.5% | 63.8% | 62.8% |
4枠 | 2-3-0-35 | 5.0% | 12.5% | 12.5% | 51.3% | 83.3% |
5枠 | 2-5-5-28 | 5.0% | 17.5% | 30.0% | 20.5% | 104.8% |
6枠 | 3-3-3-31 | 7.5% | 15.0% | 22.5% | 70.8% | 73.5% |
7枠 | 4-1-3-51 | 6.8% | 8.5% | 13.6% | 30.8% | 39.7% |
8枠 | 2-1-3-53 | 3.4% | 5.1% | 10.2% | 24.4% | 29.3% |
【血統】
Sadler's WellsやNureyev(両者は甥と叔父の間柄)といったSpecialに遡る牝系の大種牡馬の血脈が存在感を示しており、2012年以降の勝ち馬で同血脈を保持していなかったのは2013年レッドリヴェール、2018年ダノンファンタジーの2頭に限られる。なお、キングカメハメハの直系は好走率こそ注目に値するものではないものの、同系統として勝利した、2009年アパパネ(父キングカメハメハ)、2022年リバティアイランド(父ドゥラメンテ)の2頭が、そろって翌年に牝馬三冠の偉業を達成していることは興味深い。ほか、2008年ブエナビスタ、2011年ジョワドヴィーヴルは姉妹制覇であるとともに、1995年ビワハイジとの母仔制覇も果たしている。2021年にはそれら姉妹の半兄アドマイヤジャパンを母の父に配されたサークルオブライフが勝利しているため、今後もビワハイジは要注目の血脈として覚えておいて損はないだろう(阪神芝1600mのコース全般における種牡馬別成績は下記のとおり)。
◆同コース種牡馬別成績(京都競馬場/芝/1600m/過去5年)集計期間:2019/04/21~2024/04/21
位 | 種牡馬 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝 回収率 | 複勝 回収率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | ディープインパクト | 13-6-9-62 | 14.4% | 21.1% | 31.1% | 89.7% | 97.4% |
2 | ダイワメジャー | 4-6-5-32 | 8.5% | 21.3% | 31.9% | 48.3% | 83.6% |
3 | ルーラーシップ | 4-4-2-23 | 12.1% | 24.2% | 30.3% | 107.3% | 69.7% |
4 | ステイゴールド | 4-1-0-7 | 33.3% | 41.7% | 41.7% | 171.7% | 74.2% |
5 | イスラボニータ | 4-0-1-1 | 66.7% | 66.7% | 83.3% | 283.3% | 153.3% |
6 | ロードカナロア | 3-3-3-37 | 6.5% | 13.0% | 19.6% | 50.0% | 54.8% |
7 | キズナ | 3-0-2-15 | 15.0% | 15.0% | 25.0% | 62.5% | 41.0% |
8 | ヴィクトワールピサ | 3-0-2-13 | 16.7% | 16.7% | 27.8% | 233.9% | 97.2% |
9 | ジャスタウェイ | 3-0-0-9 | 25.0% | 25.0% | 25.0% | 620.8% | 136.7% |
10 | Palace Malice | 2-0-0-0 | 100.0% | 100.0% | 100.0% | 440.0% | 190.0% |
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