まだウマニティ会員ではない方へ
会員登録(無料)するだけで、予想的中に役立つさまざまなサービスを無料で利用できます。
収支100万円超えの猛者がズラリ
全国トップ予想家たちの予想閲覧
予想に必携の高精度スピード指数
「U指数」を重賞で全頭公開
勝率40%超えを誇る堅軸候補
「凄馬」をメールでお知らせ
TVでも紹介!設定は10万通り以上
あなただけの予想ロボが作れる
この他にも20以上のサービスを無料で提供!
28日に京都競馬場で行われる天皇賞(春)(G1・芝3200m)の枠順が25日、確定した。
昨年の菊花賞で、日本ダービー馬と皐月賞馬をまったく寄せつけずに圧勝したドゥレッツァは6枠12番に決定。前哨戦をひと叩きしての臨戦は青写真通り。菊の大輪を咲かせた淀の舞台で、主役の座は譲れない。
長距離重賞を連勝中の7枠14番テーオーロイヤルも、有力候補の1頭。ほか、ダイヤモンドSで僅差2着のサリエラは1枠1番、日本ダービー馬タスティエーラは4枠7番、阪神大賞典2着のワープスピードは2枠4番、同3着ブローザホーンは3枠5番、同一G1 4年連続好走を誓うディープボンドは3枠6番、1月のAJCCを制したチャックネイトは8枠16番、昨年の当レース3着馬シルヴァーソニックは5枠9番からなどとなっている。
ウマニティ重賞攻略では、6つの視点から「天皇賞(春)の予想」を開催週の木曜日以降に随時更新しています。 ①プロ予想(木曜日)②調教予想(木曜日・金曜日)③血統予想(土曜日)④U指数予想(土曜日)⑤データ予想(土曜日)⑥馬場予想(日曜日)レース検討に是非ご活用ください!
枠 番 |
馬 番 |
予想 U指数 |
馬名 性齢・調教師 |
騎手 負担重量 |
予想 オッズ |
前走 |
2走前 |
3走前 |
4走前 |
5走前 |
6走前 |
7走前 |
8走前 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 1 |
牝5 美 国枝栄 |
56.0 |
24/02/17 2ダイヤモン G3 東京/芝3400m |
23/11/12 6エリザベス G1 京都/芝2200m |
23/09/03 7新潟記念 G3 新潟/芝2000m |
23/05/28 3目黒記念 G2 東京/芝2500m |
23/01/28 1白富士S L 東京/芝2000m |
22/09/18 2ローズS G2 中京/芝2000m |
22/06/04 1東京/芝2000m |
21/11/28 1東京/芝1800m |
||
1 | 2 |
セ8 栗 斉藤崇史 |
58.0 |
24/01/14 12日経新春杯 G2 京都/芝2400m |
23/10/09 4京都大賞典 G2 京都/芝2400m |
23/07/09 7七夕賞 G3 福島/芝2000m |
23/06/03 7鳴尾記念 G3 阪神/芝2000m |
23/04/02 16大阪杯 G1 阪神/芝2000m |
23/02/19 1小倉大賞典 G3 小倉/芝1800m |
22/12/03 6チャレンジ G3 阪神/芝2000m |
22/10/10 4京都大賞典 G2 阪神/芝2400m |
||
2 | 3 |
牝6 栗 奥村豊 |
56.0 |
24/03/17 4阪神大賞典 G2 阪神/芝3000m |
24/01/06 6万葉S OP 京都/芝3000m |
23/11/05 9アルゼンチ G2 東京/芝2500m |
22/12/03 2ステイヤー G2 中山/芝3600m |
22/10/30 1古都S 3勝 阪神/芝3000m |
22/08/20 7日本海S 3勝 新潟/芝2200m |
22/06/11 4ジューンS 3勝 東京/芝2400m |
22/04/30 7府中S 3勝 東京/芝2000m |
||
2 | 4 |
牡5 B 美 高木登 |
58.0 |
24/03/17 2阪神大賞典 G2 阪神/芝3000m |
24/02/17 3ダイヤモン G3 東京/芝3400m |
23/12/02 4ステイヤー G2 中山/芝3600m |
23/10/29 1古都S 3勝 京都/芝3000m |
23/10/09 4六社S 3勝 東京/芝2400m |
23/06/10 3ジューンS 3勝 東京/芝2400m |
23/04/30 1陣馬特別 2勝 東京/芝2400m |
23/03/25 10熊野特別 2勝 中京/芝2200m |
||
3 | 5 |
牡5 栗 吉岡辰弥 |
58.0 |
24/03/17 3阪神大賞典 G2 阪神/芝3000m |
24/01/14 1日経新春杯 G2 京都/芝2400m |
23/10/09 中止京都大賞典 G2 京都/芝2400m |
23/08/05 1札幌日経O L 札幌/芝2600m |
23/07/16 3函館記念 G3 函館/芝2000m |
23/05/07 1烏丸S 3勝 京都/芝2200m |
23/03/04 1潮来特別 2勝 中山/芝2500m |
23/01/22 5海の中道特 2勝 小倉/芝2600m |
||
3 | 6 |
牡7 栗 大久保龍 |
58.0 |
24/03/17 7阪神大賞典 G2 阪神/芝3000m |
23/12/24 15有馬記念 G1 中山/芝2500m |
23/11/26 10ジャパンC G1 東京/芝2400m |
23/10/09 3京都大賞典 G2 京都/芝2400m |
23/06/25 5宝塚記念 G1 阪神/芝2200m |
23/04/30 2天皇賞(春 G1 京都/芝3200m |
23/03/19 5阪神大賞典 G2 阪神/芝3000m |
22/12/25 8有馬記念 G1 中山/芝2500m |
||
4 | 7 |
牡4 美 堀宣行 |
58.0 |
24/03/31 11大阪杯 G1 阪神/芝2000m |
23/12/24 6有馬記念 G1 中山/芝2500m |
23/10/22 2菊花賞 G1 京都/芝3000m |
23/05/28 1東京優駿 G1 東京/芝2400m |
23/04/16 2皐月賞 G1 中山/芝2000m |
23/03/05 1ディープ記 G2 中山/芝2000m |
23/02/12 4共同通信杯 G3 東京/芝1800m |
22/11/27 1東京/芝1800m |
||
4 | 8 |
牝4 栗 寺島良 |
56.0 |
24/02/25 1松籟S 3勝 阪神/芝3000m |
24/01/28 7八坂S 3勝 京都/芝2200m |
23/11/25 1高雄特別 2勝 京都/芝2400m |
23/09/17 3兵庫特別 2勝 阪神/芝2400m |
23/06/10 1甲武特別 1勝 阪神/芝2400m |
23/04/09 9忘れな草賞 L 阪神/芝2000m |
23/01/28 1小倉/芝2000m |
22/11/20 8東京/芝1800m |
||
5 | 9 |
牡8 栗 池江泰寿 |
58.0 |
24/03/17 11阪神大賞典 G2 阪神/芝3000m |
23/04/30 3天皇賞(春 G1 京都/芝3200m |
23/02/25 1レッドSTH サウ/芝3000m |
22/12/03 1ステイヤー G2 中山/芝3600m |
22/05/01 中止天皇賞(春 G1 阪神/芝3200m |
22/03/20 3阪神大賞典 G2 阪神/芝3000m |
22/01/05 3万葉S OP 中京/芝3000m |
21/12/04 3ステイヤー G2 中山/芝3600m |
||
5 | 10 |
牡4 栗 中竹和也 |
58.0 |
24/03/17 6阪神大賞典 G2 阪神/芝3000m |
24/01/14 2日経新春杯 G2 京都/芝2400m |
23/10/22 5菊花賞 G1 京都/芝3000m |
23/09/24 2神戸新聞杯 G2 阪神/芝2400m |
23/07/16 1信夫山特別 2勝 福島/芝2600m |
23/04/29 6青葉賞 G2 東京/芝2400m |
23/04/01 1アザレア賞 1勝 阪神/芝2400m |
23/03/11 2ゆきやなぎ 1勝 阪神/芝2400m |
||
6 | 11 |
牡5 栗 昆貢 |
58.0 |
24/03/23 4日経賞 G2 中山/芝2500m |
24/02/11 9京都記念 G2 京都/芝2200m |
24/01/06 7日刊中山金 G3 中山/芝2000m |
23/12/02 5チャレンジ G3 阪神/芝2000m |
23/09/24 12オールカマ G2 中山/芝2200m |
23/08/20 14札幌記念 G2 札幌/芝2000m |
23/04/30 5天皇賞(春 G1 京都/芝3200m |
23/04/02 4大阪杯 G1 阪神/芝2000m |
||
6 | 12 |
牡4 美 尾関知人 |
58.0 |
24/03/10 2金鯱賞 G2 中京/芝2000m |
23/10/22 1菊花賞 G1 京都/芝3000m |
23/08/19 1日本海S 3勝 新潟/芝2200m |
23/06/04 1ホンコンJ 2勝 東京/芝2000m |
23/04/02 1山吹賞 1勝 中山/芝2200m |
22/11/12 1東京/芝2000m |
22/09/19 3中山/芝2000m |
|||
7 | 13 |
牡8 栗 中竹和也 |
58.0 |
24/04/06 4大―ハンC OP 阪神/芝2600m |
24/03/03 4大阪城S L 阪神/芝1800m |
23/08/13 16小倉記念 G3 小倉/芝2000m |
23/07/16 10函館記念 G3 函館/芝2000m |
23/06/03 8鳴尾記念 G3 阪神/芝2000m |
23/04/01 13ダービーC G3 中山/芝1600m |
23/03/05 1大阪城S L 阪神/芝1800m |
23/02/12 8京都記念 G2 阪神/芝2200m |
||
7 | 14 |
牡6 栗 岡田稲男 |
58.0 |
24/03/17 1阪神大賞典 G2 阪神/芝3000m |
24/02/17 1ダイヤモン G3 東京/芝3400m |
23/12/02 2ステイヤー G2 中山/芝3600m |
23/11/05 10アルゼンチ G2 東京/芝2500m |
22/11/27 14ジャパンC G1 東京/芝2400m |
22/11/06 6アルゼンチ G2 東京/芝2500m |
22/09/25 5オールカマ G2 中山/芝2200m |
22/05/01 3天皇賞(春 G1 阪神/芝3200m |
||
7 | 15 |
牡5 栗 本田優 |
58.0 |
24/03/17 8阪神大賞典 G2 阪神/芝3000m |
24/01/06 1万葉S OP 京都/芝3000m |
23/11/18 5比叡S 3勝 京都/芝2400m |
23/10/29 2古都S 3勝 京都/芝3000m |
23/10/09 6六社S 3勝 東京/芝2400m |
23/07/15 5関ケ原S 3勝 中京/芝2000m |
23/06/04 4岸和田S 3勝 阪神/芝2000m |
23/05/07 9烏丸S 3勝 京都/芝2200m |
||
8 | 16 |
セ6 B 美 堀宣行 |
58.0 |
24/01/21 1AJCC G2 中山/芝2200m |
23/11/05 3アルゼンチ G2 東京/芝2500m |
23/10/09 1六社S 3勝 東京/芝2400m |
23/06/24 3江の島S 3勝 東京/芝2000m |
23/02/04 3早春S 3勝 東京/芝2400m |
23/01/07 1長良川特別 2勝 中京/芝2200m |
22/08/20 3札幌日刊S 2勝 札幌/芝2600m |
22/02/12 5箱根特別 2勝 東京/芝2400m |
||
8 | 17 |
牡4 栗 石橋守 |
58.0 |
24/03/24 1御堂筋S 3勝 阪神/芝2400m |
24/01/21 1海の中道特 2勝 小倉/芝2600m |
23/12/28 6フォーチュ 2勝 阪神/芝2000m |
23/09/24 6神戸新聞杯 G2 阪神/芝2400m |
23/07/22 1香嵐渓特別 1勝 中京/芝2000m |
23/07/01 2御在所特別 1勝 中京/芝2000m |
23/06/18 3阪神/芝2000m |
23/04/01 3アザレア賞 1勝 阪神/芝2400m |
||
8 | 18 |
牡5 栗 大久保龍 |
58.0 |
24/04/06 9大―ハンC OP 阪神/芝2600m |
24/03/17 3名古屋城S OP 中京/ダ1800m |
24/02/03 2アルデバラ OP 京都/ダ1900m |
23/12/28 2ベテルギウ L 阪神/ダ1800m |
23/09/17 3ラジオ日本 OP 中山/ダ1800m |
23/03/26 7マーチS G3 中山/ダ1800m |
22/12/04 3チャンピオ G1 中京/ダ1800m |
22/11/06 4みやこS G3 阪神/ダ1800m |
ウマニティに会員登録(無料)すれば、高精度スピード指数・U指数を重賞全レースでチェックできるほか、全国トップランカー予想家たちの予想閲覧、あなただけの予想ロボット作成機能など、予想的中・予想力アップに役立つ20以上のサービスを無料で利用することができます。
プロ予想MAXが誇る予想神「スガダイ」×単勝マイスター「夢月」が天皇賞(春)を大展望!トッププロ予想家のハイレベルトークをお届けいたします!
出演:スガダイ(予想神) 夢月(単勝マイスター) MC:岡田大(ウマニティ編集長)
ウマニティに会員登録(無料)すれば、高精度スピード指数・U指数を重賞全レースでチェックできるほか、全国トップランカー予想家たちの予想閲覧、あなただけの予想ロボット作成機能など、予想的中・予想力アップに役立つ20以上のサービスを無料で利用することができます。
日曜日に行われる天皇賞(春)の登録馬の水曜追い切りについて、1頭ずつシンプルに考察していきます(出走馬決定順位1~18位の追い切り映像が確認できた馬に限る)。予想の際にお役立てください。なお、出走馬確定後に最終版記事を改めて掲載します。
※評価は上からA~D、F(判定不能)の5段階
ゴールドプリンセス【B】
栗東CW併走。水分を多く含んだ馬場も影響したのか、反応はさほど鋭くないが、相手強化の3200m戦に臨むことを思えば、ハミを強くかむよりはいいのかも。脚さばき自体は力強く、完歩もそれなりに広い。スラッと脚を長く見せていたことも好感が持てる。力関係はともかく、稽古の気配はまんざらでもない。
サリエラ【B】
栗東CW併走。完歩こそ気持ち小さめだが、脚さばきは素軽く重心も低い。馬場をきちんとつかんで走れているし、フォームも比較的安定している。もう少しラストの鋭さが増せば、といったところだが、決して重苦しい動きではない。ひとまず順調とみてよさそうだ。
サヴォーナ【B】
栗東CW併走。手前をコロコロ替えていた点はいただけないが、折り合い的には無理がなく、フットワークも柔らかい。大型馬らしく完歩を広くとれているし、体もしっかり動かすことができている。あと少しキレがほしいところだが、走りの雰囲気は決して悪くない。それなりに整えてきた感を受ける。
シルヴァーソニック【A】
栗東坂路単走。実戦を一度叩いた効果もあってか、前回の中間時より脚さばきが軽くなった印象。前を進む別の馬のキックバックを受けても、リズムやフォームを崩すことなく、力強い脚どりで登坂していたあたり、精神面はいい状況のよう。逆襲の場面があっても不思議はない。
スカーフェイス【C】
栗東CW併走。低い姿勢を保ち、バランスの良いフットワーク。その一方、折り合い的に難しい面を出し、手前替えがぎこちなく、鞍上の仕掛けに対する反応や伸びも今ひとつ。元来が攻め駆けするタイプゆえ、もう少ししっかりとした動きを見せてほしかった。それを思うと評価は上げにくい。
スマートファントム【C】
栗東CW単走。コーナーから直線に向くまでは、比較的リズム良く走れていた。だが、その後は前方への推進力を削ぐような完歩がしばしば。ラストの反応と伸びも渋い。1週前の併せ馬でも、格下相手にやや劣勢。相手強化のG1で、好勝負に持ち込める態勢にあるかといえば疑問符が付く。
タスティエーラ【B】
美浦坂路併走。当該週の坂路追いはデビュー以来初めて。力感と柔らかさを兼ね備えたフットワーク。トビに高さもある。ただ、前回から6ハロン延長のG1に臨むにしては、前進気勢が過ぎるような気も。体調自体は悪くなさそうなので、あとは本番でのテンション次第。当日の気配を注視したい1頭である。
チャックネイト【A】
美浦W併走。直線入り口で僚馬に寄られたが、臆することなく真っすぐ前を向いて進む。スピードを維持しつつ、最後は手応えに余力を残した状態で同入。鞍上からの指示を待てる精神的な余裕を感じるし、フットワークの安定性も高い。好調だろう。デキの良さを活かせるようなら、ここでも出番があっていい。
テーオーロイヤル【A】
栗東CW併走。オーバーワークを避けた軽めの内容。前を行く2頭を見ながら、鞍上と息を合わせて折り合いはバッチリ。気負わずリラックスして走れているし、バネを感じるフットワーク。前後のバランスもいい。状態は良く映る。ベストを尽くせる仕上がりと判断したい。
ディープボンド【B】
栗東CW併走。ひと頃に比べると、フォームが気持ち小さく、ズブい気配も若干出ているが、それでも四肢の可動域の広さや、トビの大きさは併せた僚馬2頭とは段違いだ。集中力も高く、全体的な走りの雰囲気は決して悪くない。現状の力を出せる態勢とみる。
ドゥレッツァ【A】
栗東CW単走。1週前にしっかり攻めたことが功を奏したのか、当時より仕掛けに対する反応が良くなり、ゴール付近の体の使い方も良化している。前走の中間時に見られた力みが薄れつつあるのもいい傾向。春緒戦の前走時から、一段階状態を上げてきた印象を持つ。
ハピ【C】
栗東坂路単走。ダートで良績を残してきた馬とすればスレンダーな馬体。それゆえ、芝もこなせるのだろう。ただ、今回はトビが低く動きも硬め。ふらふらと体幹が安定しない場面が目立つのも気がかり。ラストはそれなりに脚を伸ばしたものの、評価を上げるには躊躇してしまう内容だった。
ヒンドゥタイムズ【C】
栗東CW併走。最近の当該週ではひと息だった、手前替えをこなしていたのは良い傾向。脚さばきも力強い。その一方、耳の向きが安定せず、集中力を欠き気味だったのは心配なところ。良くも悪くも平行線の印象。本番でジョッキーがうまくエスコートできれば、という条件付きの狙いとなろう。
ブローザホーン【B】
栗東坂路併走。軽めの内容ゆえ派手なアクションこそないが、前回の中間時に見られた硬さが薄れ、そのぶん前肢のさばきが良くなった印象。この馬とすれば、手前替えもスムーズだった。低い重心を維持しつつ、リズム良く登坂するさまから、体調面の不安はなさそう。実戦に向けての下地は整ったように思える。
マテンロウレオ【B】
栗東CW単走。整える程度の内容。この馬としては我慢がきいて、ゆったりと運べている。ハミを強くかむ面もなく、首を使ってリズミカルな走り。脚元の動きも悪くなかった。昨年5着時の状態を大きく上回るとはいかないまでも、劣るという印象はまったくない。穴候補として一考の余地はある。
メイショウブレゲ【B】
栗東坂路単走。やや頭の位置が高く、完歩も小さめだが、それは実戦でも同じ。深刻にとらえる必要はない。四肢の回転力自体は高く、フォームも比較的安定している。この馬自身のパフォーマンスはきちんと示している印象。及第点の仕上がりだろう。
ワープスピード【B】
美浦W併走。ややもっさりとした走りだが、それはいつも同じ。だからこそ、長丁場で折り合いがつくという利点もある。脚さばきには力感があり、手前替えもスムーズ。完歩もそれなりに広い。デキ落ちの様子はなく、この馬なりに順調ととらえてもいいのではないか。
◆ゴールドプリンセス・寺島調教師「動きは良かった。ベストの条件でどこまでやれるか」
◆サヴォーナ・中竹調教師「前走は道悪が敗因。2週続けてCWで負荷をかけた。操縦性は高い」
◆サリエラ・国枝調教師「ビッシリやらず、かつ軽すぎずにしまい重点で。距離適性はある」
◆シルヴァーソニック・池本助手「日曜にプレッシャーをかけて良化。スイッチが入った」
◆スカーフェイス・中竹調教師「年齢的に体調の変動はない。時計がかかってくれたほうがいい」
◆スマートファントム・石橋調教師「オーナーと相談してGⅠへ。競馬ですごく乗りやすい馬」
◆タスティエーラ・堀調教師「余力があったし、息も良かった。菊花賞当時よりいい印象」
◆チャックネイト・堀調教師「晩成の長距離タイプ。息づかいが良く、心肺機能も整っている」
◆ディープボンド・幸騎手「すごく乗りやすい。折り合いに心配がなく、有利な舞台だと思う」
◆テーオーロイヤル・岡田調教師「状態面は復帰後で一番。今週もこれ以上ない動きだった」
◆ドゥレッツァ・戸崎騎手「この距離だと折り合いがポイント。どうアプローチできるか」
◆ハピ・大久保調教師「いい意味でいつもどおりの雰囲気。状態は前走と変わらない」
◆ヒンドゥタイムズ・斉藤崇調教師「追った分だけ脚を伸ばしていた。状態は良くなっている」
◆プリュムドール・和田竜騎手「息を整える感じ。前走とは全然違うし、展開次第で一発も」
◆ブローザホーン・菅原明騎手「調子は上向き。折り合いばかりを気にして乗ることはしない」
◆マテンロウレオ・昆調教師「追い切りは馬なりで整える程度。変わりなく順調にきている」
◆メイショウブレゲ・飯村助手「下り坂がいいのか、京都では内容のある走り。流れが向けば」
◆ワープスピード・三浦騎手「距離が延びるほどいいと思っていた。また跨って戦えてうれしい」(夕刊フジ)
日本の競馬史のなかでも屈指の長い歴史と伝統を誇る、権威ある一戦。年に春と秋の2回開催され、2000mで行われる中距離王決定戦の秋に対し、3200mを舞台に争われる春は最強ステイヤー決定戦として認識されている。歴代優勝馬はいずれ劣らぬ名馬ばかりで、このレースを勝ってその年の年度代表馬に輝いた馬は数知れない。グレード制導入後だけを見ても、前年の三冠馬として臨んで鮮やかに勝利を収めた第91回(1985年)のシンボリルドルフ、第133回(2006年)のディープインパクト、このレースの連覇を含め7つのG1タイトルを獲得した第121~123回(2000~2001年)のテイエムオペラオー、第153・155回(2016~2017年)のキタサンブラックをはじめ、メジロマックイーン、ビワハヤヒデ、マヤノトップガン、メイショウサムソン、ゴールドシップなど、G1を複数回制した実績を持つ強豪の名前がズラリと並ぶ。ただし、かつては人気の実力馬が勝つ堅いレースとして有名だったものの、長距離レースを敬遠する世界的な風潮によってもたらされた近年のレベル低下は否めず、第129回(2004年)のイングランディーレは10番人気、第131回(2005年)のスズカマンボは13番人気、第139回(2009年)のマイネルキッツは12番人気、第145回(2012年)のビートブラックは14番人気といった具合に2桁人気の伏兵が番狂わせを演じ、大荒れになる年も増えつつある。