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日本ダービー G1

日程:2009年5月31日()15:40 東京/芝2400m

日本ダービーの歴史と概要

2005年の優勝馬ディープインパクト
2005年の優勝馬ディープインパクト

「競馬の祭典」と称される、日本競馬の頂点に君臨するレースで、その年の3歳ナンバーワンを決める大一番。皐月賞に続く、クラシックの2冠目としても知られる。名馬、名勝負の宝庫であり、そのすべてをわずかなスペースで語り尽くすことはできない。それほど偉大なレースである。過去にはセントライト、シンザン、ミスターシービーシンボリルドルフナリタブライアンディープインパクトオルフェーヴルコントレイルの8頭が、1冠目の皐月賞に続きこのレースを制し、さらには秋の菊花賞にも勝って3冠馬となった。平成以降だけを見ても、約20万人の大観衆が集まり場内に「ナカノコール」が響き渡ったアイネスフウジンの第57回(1990年)、父シンボリルドルフに次いで親子制覇を達成したトウカイテイオーの第58回(1991年)、名手・柴田正人騎手が19回目の挑戦で涙の戴冠を果たしたウイニングチケットの第60回(1993年)、戦後初めてキャリア3戦目で頂点をきわめたフサイチコンコルドの第63回(1996年)、64年ぶりにして史上3頭目の牝馬による制覇となったウオッカの第74回(2007年)など、話題性にあふれる年は枚挙にいとまがない。

▼2007年はウオッカが64年ぶりにして史上3頭目の牝馬による制覇を果たした。

歴代優勝馬

1986年以降の優勝馬を掲載しています。優勝馬の馬齢は2000年以前も現行表記と統一しています。

回数 開催日 優勝馬 性齢 勝ち
タイム
騎手 調教師 レース
結果
第90回
動画
2023年5月28日
東京 芝2400m
日本ダービー2023
タスティエーラ 牡3 2:25.2 D.レーン 堀宣行 全着順を
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第89回
動画
2022年5月29日
東京 芝2400m
日本ダービー2022
ドウデュース 牡3 2:21.9 武豊 友道康夫 全着順を
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第88回
動画
2021年5月30日
東京 芝2400m
日本ダービー2021
シャフリヤール 牡3 2:22.5 福永祐一 藤原英昭 全着順を
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第87回
動画
2020年5月31日
東京 芝2400m
日本ダービー2020
コントレイル 牡3 2:24.1 福永祐一 矢作芳人 全着順を
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第86回
動画
2019年5月26日
東京 芝2400m
日本ダービー2019
ロジャーバローズ 牡3 2:22.6 浜中俊 角居勝彦 全着順を
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第85回
動画
2018年5月27日
東京 芝2400m
日本ダービー2018
ワグネリアン 牡3 2:23.6 福永祐一 友道康夫 全着順を
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第84回
動画
2017年5月28日
東京 芝2400m
日本ダービー2017
レイデオロ 牡3 2:26.9 C.ルメール 藤沢和雄 全着順を
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第83回
動画
2016年5月29日
東京 芝2400m
日本ダービー2016
マカヒキ 牡3 2:24.0 川田将雅 友道康夫 全着順を
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第82回
動画
2015年5月31日
東京 芝2400m
日本ダービー2015
ドゥラメンテ 牡3 2:23.2 M.デムーロ 堀宣行 全着順を
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第81回
動画
2014年6月1日
東京 芝2400m
日本ダービー2014
ワンアンドオンリー 牡3 2:24.6 横山典弘 橋口弘次 全着順を
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第80回
動画
2013年5月26日
東京 芝2400m
日本ダービー2013
キズナ 牡3 2:24.3 武豊 佐々木晶 全着順を
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第79回
動画
2012年5月27日
東京 芝2400m
日本ダービー2012
ディープブリランテ 牡3 2:23.8 岩田康誠 矢作芳人 全着順を
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第78回
動画
2011年5月29日
東京 芝2400m
日本ダービー2011
オルフェーヴル 牡3 2:30.5 池添謙一 池江泰寿 全着順を
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第77回
動画
2010年5月30日
東京 芝2400m
日本ダービー2010
エイシンフラッシュ 牡3 2:26.9 内田博幸 藤原英昭 全着順を
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第76回
動画
2009年5月31日
東京 芝2400m
日本ダービー2009
ロジユニヴァース 牡3 2:33.7 横山典弘 萩原清 全着順を
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第75回
動画
2008年6月1日
東京 芝2400m
日本ダービー2008
ディープスカイ 牡3 2:26.7 四位洋文 昆貢 全着順を
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第74回
動画
2007年5月27日
東京 芝2400m
日本ダービー2007
ウオッカ 牝3 2:24.5 四位洋文 角居勝彦 全着順を
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第73回
動画
2006年5月28日
東京 芝2400m
日本ダービー2006
メイショウサムソン 牡3 2:27.9 石橋守 瀬戸口勉 全着順を
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第72回
動画
2005年5月29日
東京 芝2400m
日本ダービー2005
ディープインパクト 牡3 2:23.3 武豊 池江泰郎 全着順を
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第71回
動画
2004年5月30日
東京 芝2400m
日本ダービー2004
キングカメハメハ 牡3 2:23.3 安藤勝己 松田国英 全着順を
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第70回
動画
2003年6月1日
東京 芝2400m
日本ダービー2003
ネオユニヴァース 牡3 2:28.5 M.デムーロ 瀬戸口勉 全着順を
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第69回
動画
2002年5月26日
東京 芝2400m
日本ダービー2002
タニノギムレット 牡3 2:26.2 武豊 松田国英 全着順を
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第68回
動画
2001年5月27日
東京 芝2400m
日本ダービー2001
ジャングルポケット 牡3 2:27.0 角田晃一 渡辺栄 全着順を
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第67回
動画
2000年5月28日
東京 芝2400m
日本ダービー2000
アグネスフライト 牡3 2:26.2 河内洋 長浜博之 全着順を
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第66回
動画無し
1999年6月6日
東京 芝2400m
日本ダービー1999
アドマイヤベガ 牡3 2:25.3 武豊 橋田満 全着順を
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第65回
動画無し
1998年6月7日
東京 芝2400m
日本ダービー1998
スペシャルウィーク 牡3 2:25.8 武豊 白井寿昭 全着順を
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第64回
動画無し
1997年6月1日
東京 芝2400m
日本ダービー1997
サニーブライアン 牡3 2:25.9 大西直宏 中尾銑治 全着順を
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第63回
動画無し
1996年6月2日
東京 芝2400m
日本ダービー1996
フサイチコンコルド 牡3 2:26.1 藤田伸二 小林稔 全着順を
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第62回
動画無し
1995年5月28日
東京 芝2400m
日本ダービー1995
タヤスツヨシ 牡3 2:27.3 小島貞博 鶴留明雄 全着順を
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第61回
動画無し
1994年5月29日
東京 芝2400m
日本ダービー1994
ナリタブライアン 牡3 2:25.7 南井克巳 大久保正 全着順を
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第60回
動画無し
1993年5月30日
東京 芝2400m
日本ダービー1993
ウイニングチケット 牡3 2:25.5 柴田政人 伊藤雄二 全着順を
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第59回
動画無し
1992年5月31日
東京 芝2400m
日本ダービー1992
ミホノブルボン 牡3 2:27.8 小島貞博 戸山為夫 全着順を
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第58回
動画無し
1991年5月26日
東京 芝2400m
日本ダービー1991
トウカイテイオー 牡3 2:25.9 安田隆行 松元省一 全着順を
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第57回
動画無し
1990年5月27日
東京 芝2400m
日本ダービー1990
アイネスフウジン 牡3 2:25.3 中野栄治 加藤修甫 全着順を
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第56回
動画無し
1989年5月28日
東京 芝2400m
日本ダービー1989
ウィナーズサークル 牡3 2:28.8 郷原洋行 松山康久 全着順を
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第55回
動画無し
1988年5月29日
東京 芝2400m
日本ダービー1988
サクラチヨノオー 牡3 2:26.3 小島太 境勝太郎 全着順を
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第54回
動画無し
1987年5月31日
東京 芝2400m
日本ダービー1987
メリーナイス 牡3 2:27.8 根本康広 橋本輝雄 全着順を
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第53回
動画無し
1986年5月25日
東京 芝2400m
日本ダービー1986
ダイナガリバー 牡3 2:28.9 増沢末夫 松山吉三 全着順を
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歴史と位置付け

日本ダービー」の名称で親しまれているがこれは副称で、正式名称は「東京優駿」。イギリスの「ダービーステークス」に範をとり、競走体系の確立と競走馬の資質向上を図るという意図から、3歳(旧4歳)の牡馬と牝馬による重賞競走として1932年に創設された。創設時の競走名は「東京優駿大競走」で、1938年に「東京優駿競走」、1948年に「優駿競走」、1950年に「東京優駿競走(日本ダービー)」と変更が重ねられ、1964年から現行の「東京優駿日本ダービー)」が採用されるようになった。最初の2回は目黒競馬場(現在は廃止)で開催され、第3回から府中の東京競馬場に舞台を移行(移転)。皐月賞に続くクラシック2冠目に位置付けられており、このレースを最大目標に掲げるホースマンも多い。出走全馬が渾身の仕上げで臨むことから、調子の良さや能力の高さだけでは勝てないとされ、「最も幸運に恵まれた馬が勝つレース」と言われている。優勝賞金の2億円は、ジャパンカップ有馬記念に次ぐ3番目の金額。もちろん、3歳馬限定戦としては国内最高賞金レースである(いずれも2018年現在)。2010年から外国調教馬にも門戸が開放されたが、いまだ海を渡って殴り込みをかけてきた海外のライバルは現れていない。

開催時期

1950年代までは4~6月の間で開催時期が定まらなかったが、それ以降は原則的に5月の最終週の日曜日に固定され、現在に至っている(一部、6月1日にずれ込むケースもあり)。ただし、第63~66回(1996~1999年)の4年間は意図的に開催日が1週後ろ倒しされ、6月の1週目に開催された。

競走条件

3歳の牡馬、牝馬が出走可能(ただし、未勝利馬・未出走馬は出走不可)。負担重量規定は定量。第1回は牡馬55kg、牝馬53kgで、各公認競馬の駈歩競走に出走し勝を得た馬は3,000円ごとに1kg増。第2~8回は牡馬57kg、牝馬55kg。第9~13回は牡馬57kg、牝馬55.5kg。第14回以降は牡馬57kg、牝馬55kg。コースは第1~2回が目黒芝2400m、第3回以降が東京芝2400m。地方競馬所属馬は1995年から、外国産馬は2001年から、外国調教馬は2010年からそれぞれ出走可能となった。JRA所属馬は皐月賞で5着以内、トライアルの青葉賞で2着以内、プリンシパルステークスで1着になった馬に、地方競馬所属馬はこれに加え京都新聞杯の2着以内馬に優先出走権が与えられる。

その他

各競馬場のスタンドや馬場の改修工事などにより、ほとんどのG1レースは他場で代替開催された事例が存在するが、日本ダービーは必ず東京で開催できるように工事日程が組まれるため、他場で代替開催されたことがない(中山で開催される有馬記念も同様の扱い)。

年表

1932年東京優駿大競走」の名称でレース創設。第1回を施行。施行距離は目黒芝2400m
1934年施行舞台を東京芝2400mに移行
1938年競走名を「東京優駿競走」に改称
1944年能力検定競走として施行され馬券発売なし
1948年競走名を「優駿競走」に改称
1950年競走名を「東京優駿競走(日本ダービー)」に改称
1964年競走名を「東京優駿日本ダービー)」に改称
1984年グレード制導入。G1に格付け
1995年指定交流競走となり地方競馬所属馬の出走が可能に
2001年混合競走となり外国産馬の出走が可能に
2010年国際競走となり外国調教馬の出走が可能に
2020年COVID-19の流行により無観客競馬として開催
会員登録(無料)でできること

今週の重賞レース

2024年3月30日()
ダービー卿CT  G3
2024年3月31日()
大阪杯  G1

競馬番組表

2024年3月30日()
3回中山3日目
2回阪神3日目
2024年3月31日()
3回中山4日目
2回阪神4日目
総賞金ランキング
JRA競走馬総賞金ランキング
4歳以上
1 ドウデュース 牡5
102,726万円
2 スターズオンアース 牝5
84,098万円
3 リバティアイランド 牝4
74,444万円
4 ディープボンド 牡7
67,569万円
5 ジャスティンパレス 牡5
65,388万円
6 シャフリヤール 牡6
59,685万円
7 タスティエーラ 牡4
57,005万円
8 ジャックドール 牡6
49,004万円
9 ソールオリエンス 牡4
48,668万円
10 ナムラクレア 牝5
47,685万円
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3歳
1 ジャンタルマンタル 牡3
13,291万円
2 アスコリピチェーノ 牝3
10,494万円
3 コラソンビート 牝3
9,942万円
4 シンエンペラー 牡3
9,128万円
5 レガレイラ 牝3
8,278万円
6 エトヴプレ 牝3
8,244万円
7 シックスペンス 牡3
7,287万円
8 スウィープフィート 牝3
7,286万円
9 コスモキュランダ 牡3
6,641万円
10 ノーブルロジャー 牡3
6,495万円
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